凌辱エロゲ世界でハッピーエンドと復讐を同時に遂げる方法 作:けっぺん
「……我儘なのね。秩序の世界も、なんの心配もなく叶うっていうのに」
「秩序の解釈に齟齬があるな。まあ確かに、何も知らずにそれを享受していれば、俺もお前に抗うことはなかっただろうが」
アリスアドラの望む世界が成立したとして、リーテリヴィアにとって不都合は存在しないと言える。
個々を中心とした理想世界。何一つ望まない事象は起こり得ず、彼が秩序を望めば、そのように世界は運営される。
人と魔族の真の共存は果たされるだろう。
彼の望む世界を叶える、最も近い道であり、最善の手段である筈だ。
「俺は勇者ユーリほど絆を強く感じられる訳ではない。だが――彼に同意するよ。閉鎖した世界で結ばれる絆とは、虚しいものだろうからな」
だが、その手段を、リーテリヴィアは否定する。
個々が世界を持つ以上、そこでどのような出会いが、どのような結びつきがあったにせよ、まやかしに過ぎないと。
「今、違和感があるだけじゃない。世界が成った先にその違和感は持っていけないわ」
「だから、今否定している。ただの感情論だとも。俺は、ようやく取り戻した絆を紛い物にはしたくない。どうあれお前は“今”を否定しようとする存在だ。この結果に相乗りしているだけの身とはいえ、俺がお前を拒絶するのは当然だろう」
「リーテ……」
そして、それ以上に――リーテリヴィアには、守らなければならない“今”がある。
その道のりが否定されることを許容できるほど、彼は非道ではない。
「――キミたち」
覚悟はとうに定まっている。そもそも、リーテリヴィアには、戦うためにわざわざ覚悟を決めるプロセスなど必要ない。
ゆえに、その光剣に迷いはない。
「俺が時間を稼ぐ。手立てを見つけろ。ハッピーエンドに辿り着きたいというのなら、その可能性を俺に見せてくれ」
彼は“勝てる”とは思っていなかった。
だが、死ぬつもりもない。であれば、こうして彼女たちのために時間を稼ぐことも厭わない。
自身に残る可能性のすべてを、ハッピーエンドに投資すると、彼は決心した。
ここにいる者たちならば、この絶望的な状況であれ、何かを変えることができると――そう信じていた。
「……愚かね、リーテリヴィア」
「お互い様だ、アリスアドラ」
そう言葉を交わした直後、アリスアドラの拳を、光剣が受け止めた。
途端、砕け散った破片の一つ一つが矢となり、再びアリスアドラを襲う。
二振り目の剣は、リーテリヴィアの次の行動の起こりには、既に手に握り込まれていた。
特異な光の属性による、自在な形状の変質。リーテリヴィアの選択肢を如何様にも広げる、最大の武器。
魔力の続く限り、その得物は無尽蔵。そして、その自在な変容の扱いを、リーテリヴィアは十分に理解している。
ほんの数秒で、今の体の状態であろうとも多少の時間稼ぎ程度であれば叶うと、彼はこの場にいる者たちに証明して見せた。
「……それで、何ができる? リーテリヴィア様がどれだけ時間を稼げても、こっちが何もできなきゃ意味がないわ」
「どうあれ……戦う手段が必要だ。リッカくん、私たちに、キミの時間を分けてほしい。こいつを直さないことには、役に立つこともできない」
リーテリヴィアの方を気にしつつも、イリスティーラはデバイスを取り出す。
……混沌に由来する、バルハラの欠片が、デバイスの銃身に溶接されるように張り付いている。
ただの魔族が使うには、度を過ぎた力。魔道具の出力も限界を超えており、もはや修理をしたところで再使用できる域にはない。
「それ……直せるのですか? わたくしのこれは、ヨハンナが言うには、時間をかければ修復できるようなのですが」
「キミの場合はデバイスよりも、義手の方が問題だろうに……」
ナディアの義手に装着されたデバイスには大きく罅が入るだけでなく、内部の回路に至るまで激しく焼き切れている。
とはいえデバイスのみであれば、優れた技術を持つ者であれば修復は叶うだろう。
問題は、デバイスから広がるように亀裂の走る義手。
中心部まで深く入った罅は、現在進行形で運用に支障を与えている。
イリスティーラのデバイスの様子と、ぎこちなく義手の指先を動かすナディアに、リッカは表情を曇らせ、悔しげに唇を噛んだ。
「っ……」
抗う気概が喪失した訳ではない。
だが、戦うための手段を取り戻すには、この場で用意できる“時間”と“魔力”だけでは不足している。
物理的な部品が不足していることは、魔道具の構造にも明るいリッカには理解できた。
「…………」
沈黙が、その場を包む。
今この場でどんな手を尽くしたところでどうしようもないことは分かっているのだ。
外装を取り戻すべきだというのも、絶望を広げないための気休め、あるいは強がりに過ぎない。
ラフィーナも、イリスティーラも、ナディアも、外装以前に――アリスアドラと戦えるほどの余力がない。
そしてただ一人、肉体的に余裕を残すリッカさえ、ユーリがいない以上戦う手立てはなく、この場で何をしようとも、ほんの数分を生き永らえる程度の悪足掻きにしかならない。
詰んでいる、とは誰も口にはしなかった。だが、リッカの様子から、状況が厳しいことは伝わった。
リーテリヴィアは猛然と戦っている。
戦闘が成立しているように見えているのは、アリスアドラがそのやり方に付き合っているからだった。
全能は振るわない。そうせずとも、問題なく凌駕できるほどの力を、魔王外装は備えている。
その慢心を前にして、リーテリヴィアは無理を押して――過剰に威力を引き出した光の武具で、アリスアドラへの攻撃を続けていた。
外装を傷つけることはできている。しかし、彼の光をもってしても、修復速度には追い付けない。
それでも、彼は攻撃を続ける。魔力が尽きるまで、戦い続ける。
――そうしている内は、アリスアドラが“彼女たち”に意識が向けることはないと。
「…………っ」
リッカは思考する。全力で思考を巡らせる内に、自然と頭を押さえていた手が、くしゃり、と髪を握り込む。
どれだけ、彼女が己の可能性を探ろうとも、彼女の在り方は、ユーリの存在あってのもの。
だから、彼女単体では、この場を覆せない。
つまるところ、ここが紛れもない、
「…………――――外装」
――ぽつりと、リッカが呟いた。
俯いていた他の三人の顔が上がる。
アリスアドラとリーテリヴィアの戦いに呑まれてしまうほどの小さな呟き。それでも、すぐ近くにいた彼女たちには、確かに届いた。
だが、何を思いついたとしても、大した意味はない。希望が見えたとしたら、それは単なるまやかしだ。
「…………あれなら……でも……ううん、それしか、ないか」
「リッカ……? 何か、思いついたのですか……?」
「……ん」
……くしゃくしゃと、何度も髪を掻き回して、ぼさぼさになった状態で、リッカは顔を上げる。
希望に満ちている訳ではない。その表情は今も乏しく、その瞳は苦悶に曇り、あり得ないほどに濁っている。
だが――今の状況には、絶望していなかった。
「結局機会がなかった“備え”を、思い出した。はっきり言って……これを覆せるほどの考えじゃない。何も変えられないのかもしれない」
自分でも、苦しい手段だという自覚はあるのだろう。そして、何にもならないという自己評価さえ、きっと正しいものだ。
だというのに、その目に光を灯そうとしている。
その備えは、きっとアリスアドラには届かない。世界を変えるほどの奇策でなければ、虚しい抵抗になるだけ。
――できることならば、目を閉じたい。
彼女たちのどうしようもない終わりを、見届けたくない。
ここで彼女が、何をしようとも変わらない運命を――我のために潰えた運命を、見ていたくなんてないのに。
「でも……それでも、やれることは全部やりたい。ユーリも、クイールも、足掻ける手段が残っているのに諦めたりなんかしない」
――――ああ。
眩しいなあ、という感慨。我の胸の内が、じんわりとあたたかくなる。
彼女もまた輝ける人間性を持つもの。
転生者になり得るほどに強い魂。とうにそれは見る影もないほどに摩耗していたとしても、その輝きが潰えることなどないのだ。
「……やりなさいよ」
最初に言葉にしたのはラフィーナだった。
この旅のはじめの絶望から、今の希望まで、そのすべてを見届けてきた者として、彼女はリッカの背中を押す。
「期待させないように前置きしておきながら、どうせ馬鹿げたことやらかすんでしょ。最後までやり遂げてみせなさい。見ててあげるから」
「……ん。まあ……結局は、他人頼りではあるんだけど」
そう言って、リッカは三人から離れた。
アリスアドラとリーテリヴィアが戦っている場所に少しだけ近付く。三人に危害を加えないという、無言の決意だった。
何をするのだろうと考えて、我には何も思いつかなかった。
だからこそ、期待が芽生えてしまう。
彼女にできる、恐らくは最後の悪足掻き。その正体を、この場の誰もが知らずにいる。
「……来て。やってほしいことができた」
この領域内のスキャン。そして、契約した相手の強制召喚。
すぐさまそれに応じて、かつて領域に招いた存在が、その場に現れた。
「――終の戦に臨んでいる気配は察していたが。そんな正念場に、今更私なぞを呼んで何になる?」
――あれは……あれは。
「私も、もうあなたは必要ないと思っていた。備えは備えでしかなかったって」
「無理に使うこともあるまい。出し惜しむことも美学というものだ」
「美しさなんて求めていない。私は、何を使っても勝つ。ハッピーエンドに至るために……ずっと前に、そう決めた」
「……それで、お前は私に何を求める。この、世界にこびり付いた妄執に過ぎない怨念に」
ああ、その姿を忘れよう筈もない。
ミラ・ポラリス・フィロオアシス――計画の中で選ばれた一人の勇者。
使命の中で憎悪に堕ち、聖都を蝕む災厄と化した……リッカと同じく、運命を認められなかった存在。
かれらに接触したことは知っていたものの……今更何をしようというのか。
今の彼女は自認の通り、怨念に過ぎない。目覚める筈だった勇気の本質も、魔族へと変じた特異性もない。
彼女がこの状況でリッカの力になれるとは、我には思えなかった。
――だが、リッカにとっては、そうではないらしい。
「……私はもう、絶望を感じていないんだって」
「――ほう」
「憎悪が正しく視えていない。思い描いた復讐がなんだったのか、よく分かっていない。すぐそこにあるハッピーエンドに目が眩んでしまっている私は、あなたが後を託せるような復讐者じゃないのかもしれない」
……懺悔ではない。そこに、罪悪感はない。
「だから――預けてほしい」
そこには信頼が――リッカが、並大抵の知己には向けることのない信頼があった。
仲間としてではなく、ただ一点の、理不尽に抗おうとした感情に対する信頼が。
「あなたの怒り、あなたの憎悪、あなたの復讐心……その勇気ごと、私が預かる」
「――クク。ク、ハハハ、ハハハハハハハハハハッ! 貪欲ここに極まったな! 執念の残り滓でしかない私に、その残り滓さえ寄越せと言うか!」
傲慢な要求だった。それは、目の前に立つ怨念のアイデンティティを剥奪するにも等しかった。
失われたもの、優先順位の下がったもの、既に自分には見えなくなったものをもう一度見据えるために、リッカは求めた。
「そう言ってる。……私のハッピーエンドに、あなたの復讐を相乗りさせてあげる」
「クッ……なるほど、お前はそういう答えに至ったか。……いや、あるいは、私の成れの果てを使うと決めた時から、お前は私に同情していたのか」
「……どうだったかな。そんな昔のこと、忘れた。忘れちゃったから、今ここで……私は、あなたを求めてる。最後まで、私のために薪になって」
それは――リッカの旅路の中にいくつかある、“はじまり”の内の一つだった。
旅を幾度も終わらせた障害。自分よりも先に憎悪に溺れた過去の勇者。恨めしい存在でありながら、リッカが“それ”に向けていたのは、憎しみだけではなかった。
だからこそ、最初の外装の構成要素に選んだ。だからこそ、その澱みを復讐の“はじまり”にした。
かつての想いは既に、リッカ自身、知ることではないとしても――確かに、いつかは在ったもの。
その二人の絆は決して輝かしいものではない。だが、尊いものだった。
しばらく向き合っていた二人。やがて、強気な笑みを柔らかいものに崩した彼女は、イリスティーラへと顔を向ける。
「……イリス。あなたは、悲願を果たせたのかい?」
「……ああ。キミがどう思っているかなんて知らないが……私はようやく、未来に向けて歩き出せそうだよ」
「どう思うも何もない、かつて恋した相手が報われたんだ。嬉しく思わない筈もないだろう?」
他愛のない雑談というには、万感の籠った声だった。
憎悪に堕ちる前の彼女が抱いていた、淡い想い。それはどうあっても、叶うことはない。
けれど、彼女はそれで良かった。過去に執着していたイリスティーラが前へと進んだ――それだけで十分なほど、彼女は救われていた。
「まあ、それなら良かった。私に残る未練は、なさそうだ」
「……まったく。キミに心配される謂れなんてないというのに。ほら、無念を晴らしてきたまえよ」
「ああ――お幸せに、イリス」
最後にそれだけ告げて、彼女はイリスティーラとの別れを終える。
もう後悔はない。彼女がこの世界に残しておくべきものは、なくなった。
彼女はリッカに向き直る。浮かべる表情を再び、獰猛な笑みに変えながら。
「過去を照らしてやる。私の憎悪が、お前の復讐を思い出せるように」
「……ん。それでいい」
散っていく。彼女を構成するものが解れて、さらに純粋なものに変わっていく。
行き着く先は、リッカが持つ指輪。
リッカ自身のものに復讐が。そして、かすかな勇気が、ユーリのものへと溶けていく。
「希望を捨てるな。お前は希望の光を宿したまま、復讐に向き合え。――征け、こんな世界、変えて見せろ」
怨念の色に満ちた瘴気が、リッカを包む。
ナディアが声を上げかけて、寸前でそれを押し留めた。
それに狂わされることなどない。ほんの一歩を踏み出すための希望でもって、五千を超える絶望のすべてを背負う。
知的生命体の活動においてマイナスにしかならない筈のものを――忘れていなければならないものを、拾い上げる。
「…………」
耐えきれる筈がないと、我は諦めて。
その判断があまりにも尚早であったと、一秒の後に思い知らされる。
瞳に映ったものに狂うこともなく、リッカは微笑みを浮かべて、アリスアドラを見る。
果たして、その瞬間までを、リーテリヴィアは凌ぎ切った。
「ッ、キミ……!」
「助かった。もう大丈夫」
光剣で衝撃を受け止め、下がってきたリーテリヴィアと交代するように、リッカは前に出た。
無貌の仮面で表情は見えないまま、アリスアドラは首を傾げる。
「……何をしていたのか知らないけれど、手立てとやらは見つかったのかしら」
「諦めたくないって気持ちは強くなった。それで十分」
「そう――そんなあなたに諦めてもらうのは、少し、心苦しいわ」
「心にもないことを言わないで。いちいち反応するのも面倒くさい」
「……本心なんだけど、ねぇ」
あくまでも、共感をもって寄り添おうとするアリスアドラに、リッカは冷たく返す。
希望だけではない。表面的な絶望だけでもない。片目ずつに宿すのならまだしも、その両方が綯い交ぜになった、どろどろと濁った瞳。
断じて、美しいものではなかった。きっと、大半の者がおぞましいと思うだろう、歪な輝きだった。
なのに我は、それから目を離そうとは思えなかった。
ハッピーエンドを掲げるのであれば。復讐を掲げるのであれば。ああいう瞳になるのは必定。
この最後の旅が始まった時は絶望に満ちていた。この戦いが始まる前はもっと希望が溢れていた。
だが――そのどちらも不相応だ。リッカという存在が歩んできた道のり、その最後は、ああいう輝きこそが相応しい。
「改めて言わせてもらう。誰かに用意された幸せも、定められた運命も、私には必要ない」
「……過去に積もり積もった苦しみが報われるほどの幸せを、短い生涯で得られるのかしら」
「それを評価するのは、少なくともあなたじゃない。私の世界は、私の未来は、私が決める。私の物語は、ゲームみたいに決まりきったものじゃない――私が生きて、紡ぐ世界だから」
……単純な数値の話ではない。
満ち足りたか否かは、本人次第――……そんなことを、我は忘却していたのか。
未来が如何様な色を描くかなど誰にも分からない。分からないから、自分自身で選ぶ自由を、かれらは謳歌する。
だからこそかれらは未知数を恐れ、そして未知数に焦がれる。それがかれら、知恵あるものたちの生き様なのだ。
「
その時、リッカの周囲の空間が乱れた。
ノイズのように広がり、不具合を振り撒いていくあれは――
あり得ない。この世界の生命として定義された人間が、この世界の未定義を呼び込むなんて。
彼女が転生者だろうと、それは不可能だ。たとえ宇宙の彼方を知っていようと、“
「やることは きまった? あなたは こなたに なにをもとめるの?」
「……分かっているでしょ、その名前を持って、この領域にいるのなら、私のやり方は」
その
世界観が盤石であるからこそ、“N”は本来、世界に許容されない存在。
存在しないように世界を運営しなければならない。存在していたとしたらそれを管理者は認識することができない。
まさか、我が降りたこの世界に、既にそれが許容されていたなんて――――!
「――トランスコード! U-リッカ!」
リッカは右手の中指にユーリの指輪を嵌めながら――主として、領域に声を響かせる。
領域を支配する生命の数々が歓喜に震え、声のない声でざわついた。
『トランスコード! アクセプション!』
周囲から這い寄ってくるのは、ノイズを纏った星空色の触手の群れ。
リッカが仲間と認めた者たちを害することはない。大小さまざまな触手たちが、アリスアドラに攻撃しながら、リッカへと集っていく。
その触手に――リッカが体に刻んでいた術式が広がり、浸透していく。
この領域全体に、術式が感染する。いや、違う。その種は既に全域に広がっていた。
彼女が行ったことは、それを芽吹かせただけ。この領域すべてが自身の外装たれと、主として命令を発しただけ。
ぐらりと世界が揺れる。冥界の在り方が、外装の運営へとリソースを動かしていく。
テクスチャが崩れ――その場にいた者たちは、外へ……城の最上階たる、半壊した玉座の間へと転移した。
周囲に……完全なる世界にまでノイズが浸食していく中で、リッカの姿が変貌する。
『ラグナリンク! U-リッカ――オズマッ!』
それは、リッカにとってのはじまりの外装の似姿。
星空を映す触手を纏う、澱みの獅子。
かつての戦う力とは桁違いに出力を引き上げた、この世界における
【U-リッカ ネガオズマフューリー】
ポラリスの憎悪に照らされた過去を見て、復讐という在り方を取り戻したリッカが手に入れた、『ハッピーエンドと復讐を同時に遂げる方法』。
その形状ははじまりの外装『オズマフューリー』とほぼ同一で、触手の色合いが“N”の生命体オズマの影響で変質した星空色になっているほか、両手の中指には二つの指輪『インフィニティユニゾンリング』『エタニティメビウスリング』が嵌められている。
世界観の最果てたる未定義領域“N”にほど近い存在であり、限定的ではあるが“N”における出力では『ビー・ウィズ・U-リッカ』さえ上回り得る。