凌辱エロゲ世界でハッピーエンドと復讐を同時に遂げる方法   作:けっぺん

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次なる試練へ

 

 

 ――目を覚ませば、リッカの顔があった。

 

「ユーリッ」

「リッ、カ……」

 

 何があったんだっけ、と記憶を掘り起こせば、蘇るのは真っ黒な地獄の光景。

 あの時の悪寒だけが戻ってきたかのような感覚に体が震えた。

 しかし、既にあの蠢く触手が辺りにいる様子はない。……終わった、のだろうか。

 

「ユーリ、ごめん……私、ユーリに強制した。それしかないって、頭、真っ白になってて……!」

 

 それは、呑み込まれる直前。

 あと一歩早く必殺技が展開されていれば、『勇蝕写本』の核を捉えることが間に合い、触手の動きも止まっていたかもしれない。

 だが、判断は遅れた。共に戦っていたリーテリヴィアをも巻き込むという決断を、即座に出来なかった。

 きっと彼はそのつもりだったのだと思う。そして、リッカにも躊躇いはなかった。ただ、僕が一瞬躊躇した。

 あの結果は、それによって齎された。その判断でもっと、取り返しが付かないことになっていたかもしれないのに。

 

「僕も、ごめん。リッカがいたのに――もっと早く、決断できるようにならないと」

 

 リッカにある後悔は、僕が原因だ。

 いつまでもリッカに引っ張られているだけではいけない。戦うことを理解しないといけない、成長しないといけない。

 決意しただけでは足りない。行動に反映できなければ、何を心に決めても意味がないのだ。

 不安げなリッカに大丈夫と告げて、起き上がる。

 寝起きの気怠さ以外に、長時間戦闘状態が続いたことによる疲労が凄い。

 ――長時間の戦闘。そうだ、試練……!

 

「っ」

 

 首飾りを手に取って確かめる。

 最後に見た時よりも輝きが少なくなった砂時計。それでも――中にきらめきは、残っている。

 

「五十分弱。前回これを突破した者より僅かに早いか。ほぼ全てを、試練以外に使ったのはキミが初めてだ」

 

 その、聞き覚えがあるようで少しだけ高い声は、寝転がっていた部屋の奥から。

 いつの間にか元通りになっていた部屋、というか館に今更気付きつつも目を向ければ、そこには覚えのある鎧を着込んだ騎士がいた。

 あの白銀の重鎧を完璧に着こなせる者など、僕は一人しか思いつかない。

 とはいえそこにいるエルフはその騎士とは違う。非常に似てはいるが、決定的に性別が異なるということくらいは分かる。

 

「……誰?」

「その反応からして、ここまで変わる魔法を用意したのもそちらのキミか。まあいい。俺はリーテリヴィア、どれだけ問われ直そうと、水の四天王リーテリヴィアだ」

「…………え?」

「ユーリくんも知らなかったのか。それはそれで安心したというか、逆に不安というか」

 

 ちょっと何言っているか分からない、自称リーテリヴィアの隣で壁に術式を仕込んでいるのはイリスティーラ。

 非常に難しそうな、複雑な表情で壁を弄っている様子は、率直に言って不審者であった。

 いや、それは良いとして、知らなかったって……?

 

「気にしなくていいよ、ユーリくん。キミは……そうだな。コイツが女体化癖のある変質者だったとでも思っておいてくれ」

「この上なく心外だが、性別で俺の何が変わる訳でもない。気にしなくていいというのは、俺も同感だ」

「いや変わるだろ……諸々について話しておきたまえよ。修復も終わったし、私はホープを連れてくる」

 

 付き合っていられないとばかりに、イリスティーラは部屋を出ていく。

 ホープが無事であるらしいことを安堵しつつも、困惑は消えない。

 彼女の言葉は冗談だろうが、その騎士がリーテリヴィアだということは共通の見解であるようだった。

 ……女体化癖って何?

 

「ともかく。その魔道具が示す通り、キミの攻撃はどうあれ定められた時間の内に俺を捉えた。『世界門』を司る水の錠は解かれ、キミは勇者として偉大なる一歩を踏み出したのだ」

 

 そんな混乱をまるで他人事であるように、自称……いや、リーテリヴィアは己の試練が終わったことを告げてきた。

 たった一撃、彼に与えること。それは確かに、『勇蝕写本』との戦いの最後に果たされた。

 背中からの攻撃であろうと、一撃は一撃。

 納得は……あまり出来ないが。もしかするとリッカはこれも目的の一つに含め、リーテリヴィアを待っていたのかもしれない。

 リーテリヴィアは不意打ちもまた推奨していた。今回示したものもまた、彼が見定める可能性なのだろうか。

 

「キミの内にある勇者の証が、一つを開いた鍵となったことは、見る者が見ればすぐに分かる。それはキミの助けになるかもしれないし、或いはこれからの旅を苛烈にする。どちらもキミは受け入れて、次の試練に進まなければならない」

「次の、試練……」

 

 そう、これで終わりではない。

 これは勇者として魔王に辿り着くための四つの最低条件を、たった一つ終えただけなのだ。

 

「俺は魔族の中でも異質な方だと自覚しているが……残る試練を司る三つの四天王はいずれも魔族らしい魔族だ。俺の試練と同じ程度を考えていれば、キミたちの旅はそこまでだろう」

「火と土――そういえば、火の試練はどこで行われるの? 教会に行っても、火の試練の場所だけ聞き取れないんだ」

「火は場所を選ばない。厳密に言えば、何を求めるかは火を担当する四天王が勇者の性質を見て毎度決定する……強いて気休めを言うならば、最も突破した勇者の多い試練だ。その時になれば、恐れずして挑むがいい」

 

 いつ、どこで試練が行われるかは、リーテリヴィアさえも分からないらしい。

 僕の場合は――今は、考えていても仕方ないか。

 得られた情報をもとに、目的地が定まっている試練に向かうことしか出来ないのだから。

 

「それでは、俺はこれで失礼する。見送ることは出来ないが、キミたちの健闘を祈る。必要があれば、いつでも聖都に戻ってくるといい。聖都はキミたちを歓迎する」

 

 伝えるべきことを伝えきり、イリスティーラを待たずしてリーテリヴィアは去っていく。

 ――試練を突破したといっても、あまり実感は湧かない。

 リーテリヴィア本人と一瞬たりとも戦っておらず、あの咄嗟の一撃だけで終わってしまったから。

 どうももやもやが晴れない中で、リッカに問う。

 

「リッカ。僕、強くなれてる?」

「――なれてるよ。だから、試練を一つ突破できた。やっと……一つ、終わった」

 

 聞いて、答えてくれたものの。

 リッカのおかげで戦えている現状で、その答えを受けて安心することは、どうにも出来なかった。

 これを、“リッカのおかげ”ではなく、“僕たち二人の力”と認識する――それだけで、もう一歩先に進めるのだとは思う。

 やはり今の僕には気持ちが足りない。

 まだ、リッカに手を引っ張られているだけだ。リッカより前に立って、当たり前にリッカを守れるようにならないと。

 

「……次は――ネシュア国跡、だよね」

「ん。土の試練」

 

 二つ目の試練はもう決まっている。次の目的地は、土の試練が行われるネシュア国跡だ。

 跡、と付くように、そこはかつて国があったというだけの土地に過ぎない。

 何故そんな場所で試練が行われるかは分からないが、この聖都のように数日かけて、なんてことは出来ないだろう。

 成長しないと。リーテリヴィアの言う通り、甘い試練ではない筈だ。

 

「――おや。それじゃあ海を渡るんだね」

 

 その時、イリスティーラがホープを連れて戻ってくる。

 ホープにも怪我はないようだ。しかし、その目には涙を溜め込んでいて、堤防は今にも壊れそうだった。

 

「ほらホープ、見てみたまえ。リッカくんは無事だ。なんともないし、キレイに解決してくれたじゃないか」

「……ごめんなさい、リッカ」

 

 リッカの前までふらふらと歩いて、そこでホープは蹲る。

 謝罪の意味を分かりかねていたが、リッカはそうではないらしい。

 顔を手で覆って泣き始めたホープの頭に手を置いて、不器用な動きで撫でた。

 

「全部終わった。この場所でたまたま目覚めただけ。謝られる理由なんて、何もない」

「だけど……っ!」

「むしろ、これを機に覚えるべき。やっていいいたずらと、よくないいたずら。この家には試せるものもたくさんある」

「リッカくん?」

「名前を呼ばないで」

 

 ……よく分からないが、やっぱりリッカとイリスティーラは仲良くなれるのではないだろうか。

 どうも僕一人だけが状況を把握していないらしい蚊帳の外の気分の中、そう思った。

 

「ものによっては私も怒るからな、ホープ……ともかく、次はネシュアだって?」

「え? あ、うん」

 

 リッカとホープの様子を呆れた表情で見下ろしつつ、イリスティーラは話題を戻す。

 

「なら、シートレイアで船に乗る形かな。海路なら一定の安全が約束されるのはあの町からだけだし」

「その予定だよ。……先代も、そうだったの?」

「らしいね……ネシュアに入るなら注意したまえよ。あそこは死者の国だ。そこらの魔族と戦うのとは、わけが違うぞ」

「死者の国……?」

「ゾンビ、マミー、ゴースト、ポルターガイスト。教会を背負っていけば完封できる相手であり、生者の常識の通用しない連中が蔓延る世界だ」

 

 ――痛みを感じない相手というのは、恐ろしいぞ。

 その忠告を聞いて思い出したのは、オリヴィエと出会った時に遭遇した『残響』と呼ばれたレイス。

 あれはゴーストとはまた別の存在であるらしいが、僕の知る限り唯一の霊体だ。

 この聖都のエルフたちとは幸いにも戦うことはなかった。

 次はそうは行くまい。その生ける死者(リビングデッド)たちとの戦いは、避けられないだろう。

 

「……さて。ホープ、ほどほどにして寝たまえ。色々あったが真夜中なんだ。私も眠い。……キミらはどうする? 別に泊めてもいいが」

「宿に戻るよ。だよね、リッカ」

「……ん」

 

 結局のところ、ホープは例外としてリッカはイリスティーラには心を開いていない。

 この館に泊まるという選択肢は存在しないのだ。

 リッカはホープの頭をもう一度撫でて、立ち上がる。

 名残惜しい様子のホープは、ぽつりとリッカに問い掛けた。

 

「……リッカ。明日も来る?」

「来ない。明日にはもう、聖都を出る」

「……、また、会える?」

「約束はしない」

 

 リッカの言葉は冷たかった。それはきっと、また再会できるという確証がないから。

 

「――まあ、いつでも来たまえよ。今後もキミたちが活躍するなら、支援も惜しまないさ」

「うん。必要があったら、頼らせてもらうよ」

 

 イリスティーラと交わした言葉も、確約ではない。

 だが、またこの聖都に訪れることが出来るように、励まなければ。

 きっとホープも、そうすれば喜ぶことだろう。

 

 一つの戦いを終えて、次は海を越え、新たな大陸にある死者の国へ。

 厳しい戦いになる予感はあるが、それでも諦めるわけにはいかない。

 リッカが共に歩む限り、止まらない。それだけは、今の僕にも出来ることだから。




『ホープ』
【属性】風/■■
【攻撃力】■■
【防御力】■■■
【素早さ】■■■■■■
【魔 力】■■
【精神力】■■

【種族】バグメイド種
バグメイドは厳密には種族ではなく、半人半虫の女性の総称である。
虫型魔族はほぼ全てが卵生であり、基本的に人とのハーフが生まれることはない。
だが、中には自身の因子を胎児に植え付けることのできる種がおり、そうした魔族の影響を受けた場合、虫の特性を受け継いだ子が産まれてくる。
つまり半人半虫という言葉も正確ではないのだが、“マーメイド”や“ドラゴンメイド”に倣いバグメイドと呼ばれるようになった。
虫型魔族という区分自体が曖昧なものであり、その中の何種類がこうした特性を有するか、どういう原理なのか、そもそも何を目的としているのかなど、バグメイドには謎が多い。
一説には虫が母胎を繁殖に利用したことでその影響が残っているだけとも。
外見に虫の特徴が散見され、魔族としての人より強い力を持つ場合が多いが、当然その特徴も多種多様。
ハーフの魔族は短命であるというのが通説だが、バグメイドに関しては成立の過程が異なるためか人並みの寿命を持つ者も多い。

【『希望の輝き』ホープ】
聖都イグディラはエルフと人間の都市という印象が強いが、少数ながらエルフ以外の魔族も住んでいる。
いずれも人間との関わりに細心の注意が求められ、みだりに力を行使すると厳しく罰せられる。
バグメイドであるホープは聖都に永住権を持ち、エルフであるイリスティーラの工房で暮らしている。
しかし、彼女が工房の敷地の外に出たことは一度としてない。それはイリスティーラの方針であるらしい。
まだ幼く、善悪の判別もあまりつかない子供であり、年相応の好奇心を持っている。
類稀な才能を持った母から受け継いだ器用さで、一たび手を付ければ何事もそつなくこなすようだ。
また、母の持っていたとある異常性が影響しているのか、勇者としての性質が受け継がれている。これは本来あり得ざる現象であるが、彼女が勇者として判定されるわけではない。

【イリスティーラの評価】
「あのバカみたいな問題児には育ってほしくないぞ、私は。この子は堅実に育ってほしいんだ。私に大迷惑を掛けるのは一人で十分だよ」

【リッカの評価】
「……懐かせるにしても。一方的に名前を呼ばれ続けるってのは、ストレス溜まる……」



『イスティーラ』
【属性】『読み込み時にエラーが発生しました』
【攻撃】■■■
【防御力】■■■■
【素早さ】■■■■
【魔 力】■■■■■
【精神力】■■■■■

【種族】
キメラとは混沌・混ざりものを意味する言葉である。
一部の差別主義者が異なる種族同士の雑種をこう呼ぶこともあるが、厳密には多くの種族の因子が混在した状態になっている個体のことを指す。
キメラと呼ぶに相応しい存在が生まれることはきわめて稀である。
雑種同士が幾重にも交わることで発生する可能性はあるが、大抵の場合自我を保つことができない。
混沌を意味するその存在は忌み嫌われると同時に、奇跡の産物でもあるのだ。

【『I』イリスティー(a)
あるひ、かわったおんなのこにであいました。
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【ホープの評価】
「うちには“れとると”がたくさんあるの。イリス、よくご飯食べるのも忘れちゃうから、その時はわたしがお口に持っていくと食べてくれるんだ」

【    の評価】
「イリスは、なんでもかんでもごちゃごちゃと難しく考えすぎなんです。自分の気持ちが決まっているのに、言葉に出来ないから捨ててしまうなんて勿体ないじゃないですか」

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