赤竜騎士 龍牙   作:八神優鬼

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ドライグの声優ですが、ここは勢いで「影山ヒロノブ」さんにしてみようかと思います。


赤龍

駒王学園 一昔前は女子高であったが何年か前に男子共学とのことで今は男子も登校できるようになっている。だが、いまだに男女比は2:8位で、一学年一クラスに男子は10人弱、それ以外は皆女子だ。

 

そんな中で俺「兵藤 一誠」は去年の春から入学し、今は高校2年生になった。中学の時の友達「松田」と「元浜」もこの学園に入学しているが、そいつらがこの学園に入学した理由は『女子がいっぱいいるからに決まっているだろう!』との事だ。だが俺が入学した理由は別だ。この世界は面白いことに『悪魔、天使、堕天使』といった『三勢力』成るものがいるそうだ。他にも妖怪の類の者もいるらしい。そしてこの学園は悪魔がどうやら運営しているようだ。ああ、それと俺には頼もし相棒がいる。いや正確には『俺の中』にな‥‥

 

(頼もしい相棒とは俺のことか?)

「ドライグ‥‥今のお前は『指輪』なんだから余り話しかけるなよ‥‥」

 

こいつは「ドライグ」と言ってなんでも『二天龍の一角』と言われる存在だったそうだ。そしてこいつは『三勢力』が起こした戦争の時にもう一角の龍と共に現れたのだが、結局は三勢力が手を取り合い『神器《セイクリッド・ギア》』にして封印されたという。そこから数十年‥‥今は俺の神器というわけだ。俺がドライグに気付いたのは幼少期の頃でその時は夢に何度か出てきたことがある。小学校に入ってからは夢の中で修行に明け暮れる日々が続いた。ちなみにしっかりと休みは取れていた。‥‥まあそこは置いといて、まあ高校に入学する前にいろいろとあったけどね。その頃にはドライグは俺の要望で指輪になってもらってる。頭の中に声が聞こえると何だか気持ち悪いからな。そして高校を入学してからは主に人間を襲う『はぐれ悪魔』などを狩っていた。はぐれは主からはぐれた者を意味している。まあ中には自分の意思に反してはぐれてしまった奴もいるからその時はちょっとしたコネを使って保護をしている。

 

「にしても、今日も面倒事がなく終わったな」

(ああそうだな。ところでこれからどうする?今宵ははぐれの気配も無い)

「だったら近くのゲーセンで遊ぶかな?」

「あの!ちょっといいですか?」

 

いきなり後ろから声を掛けられる。腰まである長い黒髪をした女の子がそこにいた。

 

「?どうしたのかな?」

「あ‥‥‥‥あの‥‥‥‥その‥‥‥」

(相棒、どうやらこいつは堕天使の様だ)

「君。堕天使なのかい?」

「あ‥‥‥その‥‥‥‥」

「?」

「に‥‥‥‥にげ‥‥‥‥」

 

嫌な気配がする。そして後ろに黒いロングコートとハット帽を着た男が現れる。そう思った俺は臨戦態勢をとる。

 

「逃げてーーーー!」

 

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

 

「フン!他愛のない。この程度とはな」

「ドーナシーク‥‥‥ごめんなさい‥‥イッセー君」

「それに貴様。今、奴に逃げろと言ったな!あとでどうなるか分かっているだろうな!!」

「っ!!」

「さあ行くぞ、ここにはもう用n「どこに行くってんだよ」!」

「えっ!」

「まったく、いきなり逃げろなんて言うから何事かと思ったけど。どうやら面倒事の様だな」

(まったくその通りだぜ。どうする?相棒)

「仕方ないがアイツを狩るか」

(フン!いいぜ!いつでも準備はできてるしな)

「行くぞ!来い!『赤龍帝の籠手〈ブーステッド・ギア〉!』」

 

俺は叫びと同時に左手に赤色の籠手を出現させる。ドーナシークと言われた男を睨み付ける。

 

「貴様!赤龍帝なのか!聞いていないぞそんなこと」

「あんたに話す義理はないね。来い!赤龍剣!」

 

俺が叫ぶと籠手から赤色の鞘に収められた剣が現れる。それから俺はドーナシークに接近し切りかかる。ドーナシークも負けじと俺に光の槍を振ってくるが、俺はそれを躱し、反らし、殴り、蹴り、を繰り出す。

 

「くっ!ここまで戦えるとは!」

「ドーナシーク!見せてやる、赤龍帝のもう一つの力をな!」

 

俺は剣を天に向け頭上で円を作る、そして円から光が現れる。そこから赤い鎧が現れ俺の体に纏われる。

 

「鎧だと!貴様、既に禁手〈バランスブレイク〉に達しているというのか!」

 

ドーナシークは両手に光の槍を生成し俺に何発も放つが、鎧がそれを弾く。俺の剣が奴の間合いに入り鞘から剣を抜き構える。

 

「ドーナシーク!テメーの野望!俺が断ち切る!」

 

叫びと同時に駆けると俺は剣を横に構え、奴に向かって切りかかる。そして奴は横一閃に切られ跡形も残らず消え去った。鎧を解除した俺は、先ほどの彼女に話しかける。

 

「大丈夫?」

「はっはい!」

「事情を後で聞かせてくれないか?」

「はい!」

 

俺はそう話すと立ち上がる。あっそういえば‥‥

 

「君名前は?俺の名前は‥‥」

「あっ私はレイナーレです。あなたの名前は知っているわ‥‥‥」

「そうか‥‥分かった」

 

どうやら、また面倒事が持ち掛けられそうだな‥‥

 

 

 

 

 

 

 




悪魔、天使、堕天使、この世は面白いやつが大勢いるぜ。だが、だからこそ下らない理想、思想、野望などがはびこっている。相棒、どうやらまた面倒事に巻き込まれそうだな。

次回「悪魔」

さあ今代の赤龍帝、しっかりやれよ。
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