問題児たちとチートが異世界で会うそうですよ?   作:しろい凛キチ

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皆さんお久しぶりです
長い間更新が停止してしまってすいませんでした

今は受験も終わり、ひと段落ついたのでこれからは更新速度を上げていこうと思います
では、お楽しみください


そう……巨龍召喚
再開


『……は、く…は、紅覇』

 

『ミズ…キ?』

 

目が覚めると、俺はミズキに膝枕されていた。

 

『そっか、俺気を失ってたんだな』

 

『心配…したんですよ……』

 

『ごめんな、ミズキ。君に辛い思いをさせちゃって』

 

俺はそう言いながらミズキの頭を撫でてあげる。ミズキは照れくさそうな、でもどこか気持ちよさそうな、そんな表情をしていた。

 

『ところで俺は何でここにいるんだ?それと』

 

『なんでも、お爺様が話があるとか』

 

『爺さんか…爺さんには言いたいこといろいろあるけど、それは次回にしとくか』

 

俺はミズキに先導され初代ゼウスの待つ部屋へ向かった。

 

『こちらです』

 

『ありがと、ミズキ。それじゃ、爺さんと話してくるよ』

 

案内された部屋に入ってみると、中はなんとも和風な作りになっていた。

 

『ずい分と和風な部屋ですね』

 

『おお、紅覇。やっと気づきおったか。いきなりの招待ですまんの。いま茶を煎れるぞ』

 

『いえいえ、それはいいんです。それで……話というのは?』

 

ゼウスの爺さんはそれまで手にしていた事を止め、こちらに向き直る。

 

『あの世界ではいろんな戦果を上げたようじゃな』

 

『そのことなんですが、翠は……?』

 

『あの子なら別室じゃ。今頃ミズキと遊んでおるだろう』

 

俺は不安だった反面、その言葉を聞きホッとした。

 

『よかった……それで、今回の話というのは?』

 

『うむ、実はお前があの世界に行った後お前が元いた世界が気になっての。見に行こうとしたらフレイヤのやつに止められてしまっての。それで喧嘩になって腹いせで運命をねじ曲げちゃった』

 

『ちゃったって……じゃああの出来事は全て爺さんが引き金だと?』

 

『すまんの。……って紅覇、さん?あの本当に反省してるんで勘弁してください』

 

俺は顔だけで笑っていた。ただし、どす黒いオーラを噴出しながら。

 

『爺さん。時間はたっぷりあるし、ちょっとO☆HA☆NA☆SHIしようか』

 

そうして、俺は俺の何倍もの巨体の爺さんと十時間ほどお話した。

話が終わる頃には、ゼウスの爺さんはすっかりおとなしくなっていた。

 

* * *

 

『ところで爺さん、過去の世界に飛ばすことってできる?』

 

『送れるがそれがどうしたのじゃ?』

 

『いやね、俺があの世界に行ってた時のことを体験したくてね』

 

そう言うと爺さんは快く承諾してくれた。

 

『それじゃ爺さん、俺は行くよ。こんどこそ何かあったらただじゃ済まさないからね』

 

『あの、紅覇……私も連れていってもらえませんか?』

 

俺が行こうとしたまさにその時、ミズキから呼び止められた。

 

『どうして一緒に行きたいんだい?』

 

『翠ちゃんとももっと仲良くなりたいですけど、なによりも近くで紅覇の活躍を見たいんです』

 

『そっか。そこまで言うなら一緒に行こう』

 

ミズキも一緒に来ることになった俺たちは飛ぶ時間を決めることにした。

 

 

『それじゃ爺さん、頼むよ』

 

『うむ。後のことは任せて行くがよい。ミズキも元気でな』

 

『はいお爺様』

 

そして俺達は爺さんが出した魔法陣に乗り、過去へと転送してもらった。

 

* * *

 

爺さんと話し、戻った先は旅立った数時間後ということにしておいた。

 

『神凪さん!?さっき出ていったばかりなのにどうしてここに?』

 

『やぁリリ、久しぶり。実はここに来る前にゼウスの爺さんと会って来てね。そんで爺さんに頼んでこの時間に飛ばしてもらったわけ』

 

俺は久しぶりに会ったリリを側に呼び、頭を撫でてやる。

 

『そうだったんですか。おかえりなさい、神凪さん♪』

 

『そうそう、二人を紹介しなくちゃ。と言っても一人は知ってるだろうけど、俺の彼女のミズキだよ。そして、もう一人があっちの世界で出会った布施翠だ』

 

そう言って俺は二人を前に出す。二人を見たリリは同じくらいの年の子だと喜んでいた。

が、当の翠は人見知りのせいもあり、おどおどしていた。

 

『三人とも、これから一緒にこのコミュニティに居ることになるんだし、仲良くね』

 

『『『はい』』』

 

返事をすると三人は一緒になって遊びに行こうということになったらしく、俺にも同伴を求めてきた。

 

『俺は他の皆に戻ってきたこと知らせてくるから、三人で遊んでおいで。でも、あんまり暗くならないうちに帰ってくること』

 

 

みんなを探していると、ちょうど十六夜、飛鳥、耀はみんなで話しながら歩いてくるところだった。

 

『おーい、三人とも』

 

『神凪君!?どうしてあなたがここに?』

 

『ヤハハハ、随分と帰ってくるのが早いじゃねぇか』

 

三人に声をかけると、三者三様に返してくれた。

 

『ここに来る前にゼウスの爺さんのところ行ってね。爺さんに頼んでこの時間に飛ばしてもらったんだ』

 

『そうだったの。おかえりなさい、神凪君』

 

『うん、ただいま…………そうだ、皆に紹介したい人がいるんだ』

 

そして、俺達は新しい仲間を紹介しにリリたちの元へ向かった。

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