ホロと幻の美形   作:ただのRyo

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13話目

私事ではありますが4年近く付き合っていた彼女と別れることになりました。

彼女の今後の幸せを願うばかりです…


生徒会室

僕がアッシュフォード学園に転入してきて2か月近く経った。

 

学園生活にも慣れてきて、一人でこの広い学園を行動しても道に迷ったりという問題がなくなってきた。

 

「よし、ではここの問題を…皇。」

 

「はい、X=3です。」

 

「よろしい。」

 

「…やっぱライって頭いいんだなぁ…」

 

僕の近くの席にいるスバルが言葉を漏らしていた。

今のところ授業も問題なく着いていけていて、最近はクラスメイトから分からないところをいく質問もされたりしている。

所謂普通の学園生活を送ることができていて毎日が楽しい。

 

以前体験入部をした不知建は結局このまま入部してもいいものなのかと思っていたが、この学園の校則の中にはクラブや委員会などにはいくつ所属してあっても問題はない、という校則があったため、フレア達の後押しもあり、僕は不知火建設の正式なメンバーとなった。

 

不知建のみんなは僕の加入に大いに喜んでくれていた。特にすいせいが嬉しそうにしていたが、何か僕が入っていいことでもあったのだろうか?

今では放課後に用事がない日には不知建の部室に立ち寄ることにしている。

 

体験入部の際にはいなかったもう一人のメンバー、白銀ノエルと知り合うことができた。

フレアと彼女は同じクラスメイトで、以前話していたフレアとシェアハウスをしているメンバーのうちの一人でもあるらしい。

2人はとても仲が良いようで、基本的にはいつも一緒に行動をしていて、僕の気のせいだとは思うが、ノエルがフレアを見ている時の目と他の人を見る時の目が違うように感じられた。まぁ、仲が良いから大切に思っているということなのであろう。

 

 

そんな学園生活を謳歌していたある日、僕とおかゆがクラス当番であったため、クラスの皆の課題を担任の先生に提出するために、放課後2人で職員室に向かっていた。

 

「ライ君ほとんど課題持ってもらっちゃってるけど重くない?」

 

「流石におかゆがこれを持つのは大変だろうし、あんまり重くないから大丈夫だよ。」

 

「ライ君は優しいねー。ありがとう~。」

 

おかゆとはクラスメイトの中で一番仲良くなれた友人でもあり、彼女にもよく学園の案内やお世話をしてもらった。

彼女とは波長が合うのかクラスでもよく話すし、移動教室の際も一緒に行動し、昼食もよくスバルと一緒に食べたりする。彼女は彼女の祖母と一緒に暮らしているらしく、今度スバルと家に遊びに行く約束もしている。

 

 

 

 

 

 

課題を先生に渡し、職員室を出た後そのままおかゆは家に帰るらしく、それぞれ挨拶をして別れた。

 

僕もそのままクラブハウスに戻るか不知建の部室に行くか迷っていたところ、

 

「うーん、前が見えなぁい…」

 

職員室から出てきた生徒から唸り声が聞こえたので振り向くと、かなりの量の書類を抱えた大きな黒い耳と尻尾が特徴な獣人がいた。

 

「ん?ミオさん?」

 

「んぇ?そ、その声はライ君?」

 

以前食堂で知り合った大神ミオさんだった。書類が多すぎるせいで僕の顔が見えていないようだった。

 

「ああ、その書類はどうしたんだい?」

 

「これ生徒会で処理しないといけない書類なの。でもウチ1人じゃ持つのが多すぎたみたいで前が見えないんだよぉ。」

 

書類を持ちながらミオさんがふらついていたので、僕はミオさんが持っている書類を半分受け取った。

 

「前が見えないと危ないよ?僕も運ぶの手伝うよ。」

 

「あ、ありがとう、本当助かるよぉ~。」

 

 

 

 

 

 

 

僕はミオさんと生徒会室まで書類を運ぶこととなった。生徒会室まで続く廊下を2人で歩いているとミオさんに話しかけられた。

 

「そういえばライ君学園には慣れたー?」

 

「そうだね、学園の中に友達ができたし、クラブにも入ったから毎日楽しいよ。」

 

「へー、なんのクラブに入ったの?」

 

「不知火建設だ。」

 

「不知建!?」

 

ミオさんがびっくりした声を出したので僕もびっくりして危うく書類を落としそうになった。

 

「ど、どうしたんだい?」

 

「いや、ライ君が不知建に入るのが意外過ぎて…脅されたりとかしてないよね?」

 

「そんなことはされてないよ。すいせいやフレア達も優しいし。」

 

「フレアはともかく、すいちゃんが優しいのか…ライ君やるねぇ。」

 

「…不知建に入るのはまずいのか?」

 

「うーん、まずいってわけではないけど、よく生徒会室に部費の抗議をしにきたり、噂では生徒会を乗っ取ろうとしているって話をよく聞くから…」

 

「乗っ取り…僕が活動している時はそんな話を聞いていないから、流石にその話は飛躍しすぎていると思うよ?」

 

僕の記憶が正しければそんなことはしていないはずだ。たまに僕以外の皆がサングラスをかけてなにか会議をしているところを見かけていて、よくわからない暗号で話しをしていたが、ただのミーティングだと思う。…おそらく。

 

「ウチの気のせいだったらいいんだけど…あっ、生徒会室に着いたよ。」

 

ミオさんと話しているうちに生徒会室前まで着き、ミオさんと一緒に生徒会室に入室した。

 

生徒会室には僕らが入室する前にすでに、生徒会長の席で書類の整理をしている人物がいて、入室した音に気付いたのか席を立ちあがった。

 

「あやめぇー。新しい書類持ってきたよぉー。」

 

「ミオちゃんありがとう~。…あれ?ライ君も一緒なんだ余?」

 

「やああやめ、久しぶりだね。」

 

僕らの目の前にいるのがこの学園の生徒会長である鬼神、百鬼あやめだ。

以前ミオさんと一緒のタイミングで知り合い、この学園にやってきたことを歓迎してもらった。

 

「ライ君に職員室から書類運んでもらうの手伝ってもらったんだよー。」

 

「そうだったんだ!ライ君ミオちゃんを助けてくれてありがとう!」

 

「少し手伝っただけさ、じゃあ僕はこの辺で失礼するよ。」

 

「あっ、ライ君待って!」

 

書類も運び終えたので、僕はこのまま帰宅しようとしたが、あやめから呼び止められて、

 

「ねえねえライ君、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒会に興味ない?」

 

 

 

 

 

予想にもしていない言葉をあやめに投げかけられた。

 




他の生徒会メンバーの中にもホロメンはいます。



投稿頻度ですが、ちょっと仕事のことであったりでメンタル的にしんどい状況が続いているので、最近少し落ち着いています。

以前の頻度に戻したいとは思うので今しばらくお待ちください…

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