昨日初めての感想をいただき、とてもウキウキしていました…笑
是非楽しんでいただけたら引き続き高評価や感想をお願い致します!
あれから不知建メンバー全員で街の中のゲームセンターに辿り着いた。
トウキョウ租界の中でもかなり大きな規模のゲームセンターのようで、メンバーの皆や学園の生徒もよくここを利用するみたいだ。
「ゲームセンターか…僕こういうところ初めて来たんだけど、どんなゲームがあるんだ?」
「「「「「ええっ!?」」」」」
僕の何気ない発言で不知建の皆が驚いた顔で僕の方に振り向いた。
「ライ君…ゲーセン来たことないの?」
フレアが恐る恐る質問をしてきた。
「ああ、前の学校では友達と帰ったりとかしていなかったから…この間皆と行ったカラオケも初めてだったんだ。」
僕の話を聞くとみこが僕の目をじっと見つめていた。
「ライ君…」
「な、なんだ?」
「さっきのすいちゃんの時みたいに屈むにぇ。」
「?」
みこの指示に従い少し屈むと、みこに頭を撫でられた。
「ライ君…辛かったんだにぇ…」
「ライ先輩…ポルカ達が傍にいますからね?」
ポルカにも頭を撫でられた。
…何故か2人に憐れな目で見られている気がする…
すいせいとノエルからも、
「ライ君いっぱい思いで作ろうね…?」
「団長がギュってしてあげようか?」
という僕が可哀想な人間であるかのような反応をされた…
段々と僕はいたたまれない気持ちになり、その場から走り出した。
「あっ!ライ君!?」
「ま、待つんだにぇ!!」
誰も僕を探さないでくれ…
その後すいせいとフレアが僕に追いつき、2人に腕を掴まれながらゲームセンター入り口前に戻ることとなった。
何とか落ち着きを取り戻し、思わず錯乱してしまったことを皆に謝罪をして入店をした。
店の中には様々な施設があり、モニターに表示されている映像を元に遊ぶビデオゲーム((格闘ゲーム、ガンシューティングゲーム、音楽ゲーム、レースゲーム)、
景品をクレーンやレバーなどで掴んで獲得するクレーンゲーム、
インスタント写真を撮影し、それを印刷したシールを製造するプリクラなど、
多くの娯楽施設で溢れていた。
各自で好きなゲームを楽しんで、最後に皆でプリクラを撮ろうという話になったので、一旦解散という形になった。
僕は初めてなので、皆が遊んでいる様子を見て遊ぶものを決めようと思う。
と、思っていたが解散した後すいせいだけ僕と同じ場所に残っていた。
「あれ?すいせいは遊びに行かないのかい?」
「いやー、遊ぼうかなとは思ってたんだけどライ君ゲーセン初めてなんでしょ?一緒に回った方が色々ゲームの紹介してあげれるからライ君も選びやすいかなぁって思ってさ。」
「それは助かるよ、ありがとうすいせい。」
すいせいは困ったときなどすぐに手を差し伸べてくれる。僕もすいせいが困ったときは力になりたいが、この学園にいる間はまだ先のようだ…
「ううん、…ライ君一個お願いがあるんだけどさ、ゲーセンを回る時だけ手繋いでもいい?」
「手を?」
「ほ、ほら!ここかなり広いからさ!結構逸れちゃったりすることが多いから!」
「なるほど、確かにここは広いから迷子になりそうだな…」
ここで逸れてしまうと時間のロスにも繋がってしまうかもしれない。
ここはすいせいの提案に乗ることにした。
「じゃあ行こうか、すいせい。」
すいせいに向けて手を差し出した。
「うん!」
すいせいも僕の差し出した手を伸ばし、手を繋いだ。
すいせいの手は暖かく、女の子特有の指の細さ、柔らかさがあった。
「えへへ…」
すいせいは僕の顔を見て恥ずかしそうにしながら微笑んでくれた。
すいせいの嬉しそうな顔を見てると僕も嬉しくなる。僕もすいせいに笑顔で返した。
すいせいと2人で店内を回っていると、クレーンゲームのコーナーに着いた。
すいせい曰くクレーンを操作をして景品をゲットする、というシンプルなゲーム内容だった。
辺りを見渡すと大きなぬいぐるみやお菓子などが景品となっているようで、一旦ここで遊んでみることにした。
僕はどの景品の台がいいか探していると、大きな狼のぬいぐるみが陳列してる台を発見した。
狼の色はシルバーで、僕の髪色と同じ色ということもあって少し興味が出た。
「ライ君いい台見つけたー?」
すいせいも台を探していたようで、僕がこの台に興味があることを伝えると頷いた。
「狼かっこいいじゃん!でもこの狼なんだかライ君に似てるよね?」
「ああ、僕の髪と一緒の色をしているからな。僕もちょっと興味があるんだ。」
「確かに髪色とも似てるけど、顔もちょっと似てない?かっこいいけど優しい目をしてるところとかさ。」
「顔も?そうかな?」
「ねえねえ、せっかくだしやってみようよ!」
すいせいの一押しもあり、僕はこのクレーンゲームで遊んでみることにした。
ルールや動かし方はすいせいに教えてもらい理解はできたので、問題はないと思う。
僕は台にお金を入れてレバーでクレーンを操作した。
狼の位置とクレーンの位置をしっかり確認し、僕はボタンを押した。
クレーンは狼に向かって下がっていき、アームが胴体の部分をしっかりと掴んだ。
そのままクレーンが狼を持ち上げて、景品の取り出し口まで運び、アームが開かれ狼をゲットすることができた。
「ええ!?ライ君一発ゲットってすごいじゃん!!」
「たまたまだよ、すいせいの教えが良かったのかもしれないな。」
取り出し口の狼を手に取ってみると、見た目よりも大きく感じられた。
手触りも柔らかく、抱き心地も凄くいい。
「ライ君写真撮るからその子抱いたままこっち向いてー?」
すいせいはスマホを構えて僕とぬいぐるみの写真を撮ってくれた。
「うん!いい感じ!ねえライ君、私もその子抱っこしてみてもいい?」
「もちろん。」
僕は抱えていたぬいぐるみをすいせいに渡した。
すいせいも僕と同じようにぬいぐるみを抱きしめていた。
「うわぁ!すっごいフワフワ!めっちゃ抱き心地いいねぇ…」
すいせいは抱きしめながらすごく満足そうな顔をしていた。
ぬいぐるみを正面から見つめ微笑んでいて、気に入っているようだった。
その姿を見た僕はある提案をした。
「すいせい…よかったらそのぬいぐるみもらってくれないか?」
「え?」
「ゲームを教えてくれたのはすいせいだし、すいせいもそのぬいぐるみを気に入っているみたいだからどうかなって。」
「ほんとにこの子もらっちゃってもいいの…?」
「ああ、すいせいがそれで喜んでくれるなら僕も嬉しい。」
すいせいは僕の提案に驚いているようだったが、嬉しそうにもしていた。
「…じゃあありがたくいただくね、ありがとうライ君!」
ぬいぐるみを抱きかかえながらすいせいは笑顔を見せてくれた。
最近すいせいが笑顔を見せてくれると僕は嬉しく感じることが多い。
僕はすいせいの笑顔を見るのが好きなのかもしれないな…
すいせいと他のクレーンゲームのコーナーを探索していると、ポルカとみこを発見した。
ポルカは大きな猫のぬいぐるみを持っており、みこも同じぬいぐるみをゲットしようと試みているようであった。
「ぐぬぬ…全然取れる気がしないにぇ…」
「みこち違うやつにしたら?結構お金使っちゃってるでしょ?」
「でも!みこもこの猫ちゃんが欲しいもん!」
「みこちまたやってんのー?」
「ん?すいちゃんとライ君?…あっ!!すいちゃんそのぬいぐるみ!」
「へっへー、いいでしょー。」
みこは僕がすいせいに渡したぬいぐるみを見て羨ましがっているようだった。
「…みこはぬいぐるみが取れなくて苦労しているのに…ポルポルもすいちゃんもずるいにぇ!」
「ポルカ3回目でこの子取れちゃったからなぁ…」
確かにみこだけぬいぐるみが取れないのは可哀想な気がする…
「頭はアームで掴めるけど、取り出し口に運ぶまでに落ちちゃうんだにぇ…」
みこがプレイしていた台を見ると、大きな猫のぬいぐるみが陳列されており、僕が見た限りだともう少しで取れそうな気がしていた。
「みこ、今度は頭じゃなくて胴体を掴んでみらどうだい?」
「にぇ?胴体?」
みこは不思議そうな顔をしながらも、僕の言ったとおりに操作をした。
すると、アームがしっかりと固定されたようでそのまま取り出し口までぬいぐるみを運ぶことができていた。
「やったぁぁぁ!取れたにぇ!!」
「みこちやったじゃん!ポルカとお揃いだね!」
みこちとポルカは互いに喜び合っていた。
「ライ君教えてくれてありがとにぇ!」
「どういたしまして、みこ他にお勧めなゲームはないか?」
「そうだにぇ…あっち側にゾンビを倒すシューティングゲームがあるんだけど、みこ的には面白かったからお勧めだにぇ。」
「あー、あっち側のやつね。ししろんも…あ、ポルカの友達もそのゲーム好きですよ。」
みことポルカのお勧めのゲームを教えてもらい、次はそちらに向かうことにした。
「ありがとう、教えてもらったゲームもやってみるよ。」
「みこ達はもうちょっとここら辺で遊んでおくにぇ。」
「そのあとふーたんとノエルも探さなきゃね。」
「僕たちもそれが終わったら合流するよ。」
「みこちとポルカ、後でぬいぐるみ持って写真撮ろうよ~。」
「撮る撮る~!」
「じゃあまたあとでにぇ~。」
一旦みことポルカと別れた。
「ライ君行こっか?」
「ああ。」
僕とすいせいはまた手を繋ぎ直し次のゲームの場所に向かった。
ごめんなさい前回後1話と言いましたがもう1話続きます。
今日のおかゆんのメン限配信で脳が破壊されました。
文章読みづらい?
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