最近高評価やお気に入りをしてくれる方がどんどん増えてきてくれていてとても嬉しいです。
最近の悩みはサブタイトルが適当に決めすぎて困っています…
いつも騒がしい学園は今日は休日。
クラブ活動をしている生徒はグラウンドを走っていたり、校舎にいるが授業がある日に比べるとその数は少ない。
いつもの騒がしい雰囲気も好きだが、物静かな雰囲気も僕は好きだ。
そんな僕は最近予定がない日は学園のある場所に立ち寄っている。
「さて、今日は何の本を読もうかな?」
そう、僕が普段暮らしているクラブハウス内の図書室だ。
僕は読書が好きで、小さなころから小説、図鑑、専門書など様々な書籍を読み漁ってきた。
本は自分が知らないこと、考え方などを広げてくれる。
作者によって様々な表現の仕方があるので、そんな発見をするのも楽しみでもある。
休日のため図書室を利用する生徒は多くはないが、この図書室には漫画や雑誌も置いてあるので、寮生活をしている生徒などは利用している姿が見受けられる。
以前みこが漫画を読むために利用をしているのを見かけたことがあり、漫画を読んで爆笑していたところを窓口の人に注意されて涙目になっているのを見かけた。
当たり前だが、図書室では静かにしよう。
僕は気になった小説を2冊選んで手に取り、読むための席を探していた。
僕がよく利用するのは図書室の奥の窓際の席であるが、生憎先客がいて、利用することができなかった。
使えないものは仕方なく、その隣の席を利用することにした。
僕は席に着き、本を読み始めようとした。
(?)
僕は視線を感じ、隣の席に視線を移した。
そこにはライトブルーの長髪でウェーブがかかっており、白い花飾りが特徴で綺麗な黄色い目をした女の子がいた。
耳が人間よりも長いため恐らくエルフだろうか…?
その子はずっと僕の目をじーっと見つめていた。
気になってしまった僕は声をかけてしまった。
「あの、僕に何か?」
その言葉でその子はハッとなり、
「ご、ごめんなさい!」
僕に謝罪をし、そのまま読書を再開したようだった。
僕は不思議に思いながらも気にしないようにし、読書を始めた。
3時間ほどで読み終えたところで、また別の本を探しに行こうかと思ったときに僕のスマホに着信が入った。
連絡相手はあやめであった。
内容は生徒会メンバーで街に出て喫茶店でお茶会をするようでそこに参加しないか、というお誘いだった。
特に断る理由もなかったので、参加する意思をあやめに伝えて、席を立ち上がり、図書室を後にした。
???side
隣に座っていた男子が図書室を後にしていく…
でもあれは間違いない…10年ぶりに再会することには思わなかったけど…
「ライ君…この学園にいたなんて…」
声をかければよかったと後悔をしているが、先程はライ君を見過ぎてしまい彼に怪しまれてしまっている可能性があったのでそれはできなかった。
ライ君は私のことは覚えていないかもしれない…でもそれでもかまわない。
次に会ったときは…
制服から私服に着替えて学園前のモノレールに乗り、街に到着した。
あやめに教えてもらった喫茶店の前まで着くと、その店の前にトワが立っていた。
「あっ、ライ先輩!」
「やあ、トワ。」
トワも今日は制服ではなく、ガーリー系の女の子らしい私服で来ていた。
「?ライ先輩?どうしました?」
「いや、トワの私服を初めて見たなって思って。」
「あ、確かに…どうです?」
「よく似合ってる、可愛いよ。」
「えへへ、ありがとうございます!!」
トワは照れ臭そうに笑っていた。
トワに聞くと今いるのは僕たちだけで、あやめたちは道が混んでいるようで10分ほど遅れているそうだ。
外で待つのも退屈なので、先に喫茶店の中で待っていることにした。
トワ曰く、ここの喫茶店で提供されるデザートはすごく人気らしく、生徒会メンバーでよく集まったりしているらしい。
デザートは皆が来てから決めるということで、先に飲み物を頼んで待つことにし、僕はコーヒー、トワは紅茶にした。
生徒会の皆を待つ間にトワと飲み物を飲みながら雑談することにした。
「そういえばライ先輩、この間あくたんと会ったんですよね?」
「ああ、不知建の皆とゲームセンターに行ったときにたまたまね。」
「この間すいちゃんとあくたんとゲームしてるときにその話が出たんですよ~。3人で遊んでていいなぁって思っちゃって…」
そういうトワは少し拗ねているような寂しいような顔をしていた。
「トワもライ先輩と一緒に遊びたいです…だめですか?」
「ダメなわけないよ。あくあたちからトワもよく一緒に遊んでるって話を聞いたから今度4人でゲームしようって約束したんだ。」
「本当ですか!?」
この前あくあとすいせいと話した内容を伝えるとトワの顔が明るくなった。
「それで今日はその件でトワにお願いがあって…」
「トワに?何ですか?」
「僕皆で遊ぶ用のゲーム機やPCを持っていなくてさ…2人はトワが結構詳しいって言っていたから、今度PC選びとかを手伝ってくれないか?」
「!!勿論です!トワに任せてください!!」
「ありがとうトワ。」
いきなりのお願いにもかかわらず、トワは快く引き受けてくれた。
やはりトワは優しくていい子だな…
「2人ともお待たせ~。」
「ごめんねー、道が混んでて混んでて…」
トワとの話の間に生徒会メンバーのあやめ、ミオさんがやってきた。
天音さんは別の予定があるらしく、今日は残念ながら欠席のようだ。
「あやめちゃん、ミオちゃんこんやっぴー。」
「ライ君急に呼び出してごめんだ余~。」
「全然、むしろ呼んでくれて嬉しいよ。」
「ライ君の生徒会加入の歓迎会やってなかったからねぇ。今日はかなたがいないからウチらだけだけど、今度全員でやる予定だからねぇ~。」
「ありがとうミオさん。楽しみにしてるよ。」
「余、お腹空いちゃった…デザート頼も~。」
「僕、パフェとパンケーキ食べたいな。」
「ライ先輩食べますね!?」
「確かに人よりも良く食べはするかな…?」
「人より食べていてそのスタイル…羨ましい…」
「ライ君女の子を敵に回した余…」
なんだか皆からの視線が怖い気がする…
「…ちょっとお手洗いに行ってくるね。」
「あっ、逃げた。」
僕はその場から戦術的撤退をした。そしてトワ、僕は決して逃げてはいない。…逃げてはいない。
トワside
ライ先輩…うまい具合に逃げたな…
そんなことを考えていると、ミオちゃんに話しかけられた。
「トワ、何かいいことあった?」
「えっ?何で?」
「トワいいことあったとき身体を横に揺らす癖あるからさ。」
そんな癖があったのか…気を付けよう。
「いいことというか…ライ先輩にお願い事されたから?」
トワはミオちゃんにライ先輩にお願いされた内容を話した。
「なるほどね~。確かにそれはトワが適任かもね。ライ君から頼られたのが嬉しかったの?」
「うーん、その気持ちもあるかもだけど、一番はトワと仲が良い友達との和をライ先輩が広げているってことかな?トワの友達はいい子しかいないから、ライ先輩にどんどん知ってもらっているのが嬉しいというか…」
「そっかぁ…確かにライ君自身もいい子だから、そういった繋がりがどんどん広がるのは嬉しいよねぇ。」
ミオちゃんもトワの気持ちに共感してくれた。
「あやめはどう思う?」
ミオちゃん正面に座っていて、メニュー表を眺めているあやめちゃんに声を掛けた。
「…」
「あやめ聞いてる?」
「ん?ごめん、余なんも聞いとらんかった。」
「「…」」
トワとミオちゃんは見つめ合い、ため息をついた。
「あやめ、罰としてあやめが頼んだデザートの最初の一口ウチがもらうね?」
「あっ、トワも。」
「ええっ!?ふ、2人とも酷い余ぉ!」
あやめちゃんが涙ぐみながら抗議をしていたが聞かなかったことにした。
…トワの最高の友達のためにもトワができることはサポートしていきたい。
その第一歩としてライ先輩の環境を整えてあげよう。
注文したデザートが運ばれてきて、ライ先輩も戻ってきた。
「ただいま…あやめどうかしたのかい?」
「ら、ライ君…ミオちゃん達に酷いことされたんだ余…」
「?トワ、何かあったのかい?」
ライ先輩がトワに質問してきた。その答えにトワは、
「なんでもないですよ、ライ先輩♪」
トワは悪魔らしくいたずらっぽい笑みを浮かべてあげた。
登場するホロメンが徐々に増えてきていますが、文才がないので少しずつの登場となっています…
早く登場させてほしいホロメンがいれば感想などで教えてください~。
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