ホロと幻の美形   作:ただのRyo

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6話目

目標は寝るまでに1投稿…!


生徒会

昼休みにおかゆとスバルと食堂で食事をしていると、2人の生徒に話しかけられて、同じテーブルに座った。

 

「うちは大神ミオ!ミオってよんでいいよ~、ライ君よろしくねぇ~。」

 

1人目は狼の獣人大神ミオ。僕たちと同じ学年でクラスは2-D、さらに生徒会の副会長を務めているそうだ。

 

「そしてうちの隣に座っているのが…」

 

「ツーン」

 

「もうあやめ、ライ君も悪気はなかったんだから許してあげなよ~。」

 

「ふん!余、初めて人に悪魔だなんて言われたんだ余!」

 

「す、すまない…」

 

…僕の目の前でほっぺを膨らませて怒っているのが百鬼あやめ。悪魔ではなく鬼とのことだ。

大神さんと同じクラスで、なんとこの学園の生徒会長を、2年生であるにも関わらず務めているらしい。

 

「まったく!余は立派な鬼なのに、悪魔と間違えるなんて本当失礼しちゃう余!」

 

その言葉に僕は自責の念にとらわれた。

僕は他人からの自身の見た目のことに対してのコンプレックスがあるにもかかわらず、同じことで相手を傷つけてしまった…

 

「すまない、僕は君のことを見た目と憶測だけの発言で深く傷つけてしまった。僕にできることなら何でもする、どうか許してくれ…」

 

僕は席を立ちあがり、深く頭を下げた。

 

「えっ…ちょ、あっ、えっ?」

 

百鬼さんは酷く狼狽えていた。

 

無理もない…彼女にとって許せないことだったんだろう…僕はどんな罰も受け入れるつもりだ。

 

「あやめちゃん、ちょっと怒りすぎじゃないかなぁ。」

 

「確かに、ここまで謝ってるんだからゆるしてあげなよ。」

 

「そうだよあやめー。転入してきたばかりの子を悲しい気持ちにさせたらかわいそうだよー。」

 

「うう…」

 

おかゆ、スバル、ミオさんが僕に助け舟を出してくれた。すると百鬼さんが、席を立ちあがり、

 

「よ、余もごめんなさい…本当は間違われたことにはそこまで気にしてなかったけど、ちょっと揶揄いたくなっただけなの…」

 

顔を俯いて話す百鬼さん。するとミオさんが、

 

「うんうん、2人ともお互いに謝れて偉いねぇ。仲直りのあとはちゃんと握手しようね~。」

 

その言葉に百鬼さんが顔を上げてにっこり笑いながら手を差し伸べてくれた。

僕もそれに乗っかって手を伸ばし、しっかりと握手をした。

 

「改めて皇ライだ。ライと呼んでくれ。」

 

「余もあやめでいい余!それから、ようこそ!この学園に!」

 

無事にこの学園の生徒会長と仲直りができ、歓迎してもらえた。

 

 

 

 

改めて5人で談笑を続けていると、僕はあることを思い出した。

 

「あっ、そういえば急な質問で悪いんだが、みんな甘いものは好きかな?」

 

その質問に対してみんなは不思議そうにしていたが、肯定をしてくれた。

僕はその答えを確認し、バッグからある箱を取り出した。

そして箱を開けると、プレーンとチョコ、抹茶のクッキーが出てきた。

 

「えー!ライ君これなぁに!?」

 

「僕が作ってきたクッキーなんだ。交友関係を広められたらと思って作ってきたんだ。今日は3種類しか用意ができなかったけど、よかったらみんなで食べてくれ。」

 

「わぁい!僕クッキーだぁいすき!ライ君ありがとう!」

 

「食後のデザートを食べれると思わなかった…あんがと!」

 

「ライ君器用だねぇ。ありがたくいただきまーす。」

 

「ライ君すごい余!余、抹茶大好き!では早速…」

 

「「「「いっただきまーす!」」」」

 

各々クッキーを口に運んで食べてくれた。

 

「おいしー!いくらでも食べれるよ!」

 

「これが女子力…負けた気がする…」

 

「甘すぎず、ちょうどいいバランスでいいねぇ…」

 

「おいひい余!」

 

おかゆとあやめからはかなり好評をいただいた。

ミオさんからはバターが普通のクッキーと違う気がすると、気付かれて、今回のクッキーは無塩バターを使っていることを教えた。それに気付けるのは流石狼の嗅覚だ。

スバルからは簡単なお菓子作りの方法を教えてほしい、と言われたので、今度一緒に作ろうと約束をした。

 

 

 

「うーん、満足満足♪」

 

みんなクッキーを全て食べきってくれた。

 

「これから授業に戻るの嫌になってきたな…」

 

「あと休憩も10分だし教室に戻るか。」

 

先に食堂にやってきていた僕たちは早めに教室に戻ることにし、ミオさんとあやめと別れた。

 

 

3人がいなくなった後、ミオとあやめはライのことについて話していた。

 

「ねぇ…ミオちゃん。」

 

「うん?」

 

「ライ君を生徒会に入れたいね!」

 

「そうだねぇ、根もまじめだし、性格も優しいから人材としてとてもいいけど、まだ学園に完全には慣れていないだろうから、流石に早いかもねぇ。」

 

「そうだ余なぁ…ライ君のクラスはわかったし、今度色々生徒会に関する仕事内容を教えるか手伝わせるかをして、アタックをかけたい余。」

 

「優秀な人材は早めに確保しておきたいし、色々準備を進めておこうね。」

 

「うん!!」

 

ライ君…必ず生徒会に入れて、もっといい学園にしてみせるんだ余!

 

 




6話目の終了。

勢いで書いたけどライ君の生徒会への加入どうしましょうかねぇ…

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