ホロと幻の美形   作:ただのRyo

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7話目

UAが1000件超えしていたことにびっくり…

ご新規さん、いつもご愛読していただいている方々に感謝…


体験入部

「よーし、今日の授業は以上だ。みんな気をつけて帰るんだぞ。」

 

転入日初日の授業がすべて終わり、放課後になった。

 

授業間の休み時間の間に、僕への質問などでクラスのみんなが囲うようにして集まった。質問に答えていくうちにクラスのみんなと打ち解ることができて、無事仲良くなることができた。

 

放課後はそれぞれクラブ活動に行ったり、帰宅したりとしていて、スバルはこの後バイトがあり、おかゆはミオさんやあやめと同じクラスの犬神ころねという生徒と一緒に帰宅していた。

おかゆに犬神さんを紹介をしてもらったが、犬神さんはおかゆを庇うようにおかゆの前に立ち、僕を睨み警戒しているようだった。

 

…初対面のはずであるが、僕は何かしてしまったのであろうか…

 

僕はまだ何もクラブに所属しておらず、アルバイトもやっていないため、自室のクラブハウスに戻ろうとしていた。

いや、まだトウキョウ租界に来たばかりなので、学園周りの街のことはほとんど知らないので、探索でもしようか…

しかし、トウキョウ租界はかなりの広さなので、今からの時間だけでは探索は難しいかもしれない…

 

考え事をしながら階段を降りようとしていると、上の階段から聞き覚えがある声に声をかけられた。

 

「あれ?ライ君?」

 

「ほんとだ!ライ君だにぇ~。」

 

「すいせい?みこ?」

 

「ん?すいちゃんとみこちあの子と知り合いなの?」

 

「うわぁ、ノエちゃんと髪色似てるイケメン君だ。」

 

すいせいとみこから声をかけられたが、2人以外にもう2人一緒にいるようだった。

 

「やっほーライ君、今から帰るとこ?」

 

「ああ、自室に戻るか、租界の街中を探索しようと思っていたんだ。」

 

「みこ達も今から租界に行こうとしてたから一緒に行くにぇ?」

 

みこがそう言って階段を一段下ろうとした瞬間…

 

「にぇ?…うわぁあああああ!」

 

なんと、足を滑らせてしまったのか、前のめりに顔から転びそうになってしまっていた。

 

「みこち!?危ない!!」

 

隣居たすいせいが咄嗟に手を伸ばしたが、ギリギリ届いていなかった。

 

(くっ…!!間に合えっ!!!)

 

僕はみこが体制を崩した瞬間、自分の鞄を投げ捨て、思いっきりジャンプをした。

 

みこを受け止められることができる階段に着地をし、抱きしめる形でみこを受け止めた。

 

「みこ!大丈夫か!?」

 

「に、にぇ…怖かったにぇ…」

 

みこは目に少し涙を浮かべていたが、安堵しているようだった。

 

「よかった…何とか間に合って…」

 

本当に間に合ってよかった…もう少しのところで大怪我をしてしまうところだったかもしれない。

 

「みこち!?大丈夫!?」

 

すいせいと他の2人も駆け寄ってきた。

 

「いやぁ…今のは見ててポルカの寿命縮んだよ…」

 

「本当だよ…でも君凄いね!あそこからジャンプしてみこちのキャッチに間に合うなんて…」

 

「階段に他に誰も降りてなくて助かったよ。おかげでみこのところまですぐ飛ぶことができたから。」

 

「ライ君は命の恩人だにぇ…本当ありがと…」

 

「どういたしまして。じゃあみこ降ろすよ。」

 

抱きしめていたみこを解放し床に立たせた。しかし、みこを見ると立ててはいるが、歩けないようだった。

 

「みこ?どうしたんだ?」

 

「今ので足が震えてしまって上手く動けないんだにぇ…」

 

そう言われてみこの足を見ると、生まれたての小鹿のように足をプルプルと震えさせていた。

 

「…ぷっ。」

 

僕はその様子が何故か面白くなってしまい吹き出してしまった。

 

「ら、ライ君!笑わないでほしいにぇ!」

 

「す、すまない…僕もわからないが何故か面白くなってしまって…ははは。」

 

「ご、ごめんみこち私も笑っちゃう…あはは!」

 

「すいちゃんまでぇ!ひどいにぇ!」

 

「流石サイコパすいちゃん…」

 

「なんかあの2人似てるかも…」

 

僕とすいせいはみこの足の震えが止まるまで笑いが収まらなかった。

 

 

 

 

 

改めてすいせいとみこ以外の褐色肌で耳が少し大きなエルフと、大きなふわふわした尻尾が特徴な獣人の2人に自己紹介をした。

 

「今更だが初めまして、転入生の2-Bの皇ライだ。よろしく。」

 

「私はハーフエルフの不知火フレア、私も2-Aで同じ2年生だよ。これからよろしくね!」

 

「2年生てことは先輩ですねー。あたしは尾丸ポルカ、フェネックの獣人です!1年生ですけど仲良くしてください!」

 

てっきりすいせいとみこと同じ学年かと思っていたら、2人ともバラバラの学年だった。何の集まりだろうか?

 

「みんな学年が結構バラバラなのに仲がいいんだな。」

 

「まぁね、同じクラブ活動をしている仲間だからねぇ。」

 

「なるほど、そういえば以前みこがクラブ活動をしていると言っている気がしたな。たしか不知建って言ってたっけ?」

 

「そうそう、正式名称が不知火建設で、今日はいないけどメンバーはもう一人いるんだー。」

 

「不知火建設か。ということは部長は…」

 

「一応私がこのクラブの部長だよ。活動内容は一緒に部室に集まって遊んだり、街に出て遊んだりしているんだー。」

 

仲がいいメンバーで集まって遊ぶことが活動内容らしい。クラブといえばきつい内容などが多いと思っていたが、すごく楽しそうに思えた。

 

「今日は活動の一環として租界に行こうっていう話になってたんだ。」

 

「そうか、クラブ活動中なら邪魔をするわけにはいかないな。みんなで楽しんできてくれ。」

 

「えー、ライ君も一緒に行こうよー。」

 

「そうですよライ先輩ー、ポルカも先輩とお話してみたいですよ!」

 

すいせいとポルカは僕を誘ってくれているが、参加をしてもいいものなのだろうか…

 

「あっ、じゃあいいこと思いついた!」

 

フレアが手を叩き、アイディアが浮かんだようだった。

 

「ライ君まだどこのクラブにも所属していないんでしょ?だったら不知建の体験入部って形で参加すればいいよ。」

 

フレアのアイディアにみんなが共感をした。

 

「それがいいにぇ!街で遊びつつ、ライ君に街の案内もできるにぇ!」

 

「体験入部だから、必ず入部する必要はないけど、新しい仲間ができると私達も嬉しいから、是非入部するかは活動をしてみながら考えてみてよ!」

 

「そうか…じゃあせっかくの機会だし、体験入部してみるよ。」

 

「「「「やったぁ!!」」」」

 

みんなは僕の参加を喜んでくれて、嬉しいような照れくさい気分になった。

 

学園生活で僕の新たな活動が始まろうとしていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




不知火建設残りのメンバーはあの女騎士です。

次回体験入部が本格的に開始。

すいちゃんとみこちが出てくると話の展開が書きやすい…

何かこういった内容の話を読んでみたいということがあれば、是非感想に書いていただければ幸いです!

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