無為転変とアニメ知識合わせたら   作:ウォーキング担々麺

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釘崎…合流!!


ド田舎ガール、釘崎野薔薇。

ドゴン!!バゴン!!ズゴーン!!

 

高専の運動場。そこには呪術師の訓練と言うものが気になるのか、安全な場所から補助監督官候補の学生達が見学を行っていた。現在…補助監督官志望の生徒は4年生に0人、3年生に0人、2年生に1人、1年生に84人(就職難で身を寄せた成人含む)が今のところ在籍している。因みに1年生の補助監督官がこんなにも多いのは真於が特級呪術師の紅一点である九十九由基からの依頼で、病院で入院してたりした人々を無償で治す序でに呪霊を視認出来るように脳改造した影響である。

 

「ふーふー……」

 

思ってたよりも早く頼んでいた制服が届いた悠仁は自分の制服を纏い、夏油先生が使役する二級呪霊相手に格闘術を叩き込む。ワンフォーオールの力も万全には未だ使えないし、呪力によるブーストも未だ上手くいかない。だが、悠仁は素の身体能力が化物染みており…真於曰く「人間大のオオスズメバチよりパワーがある」とのことだ。早い話、車を物凄い勢いでぶん投げる事が出来るのだ。

だが、制服に関して悠仁に想定外の事が起きたのだ。それは五条先生が「面白そう」と思い…勝手に制服カスタムの申請を出しており…悠仁の制服は赤いフードと袖が赤く成っているのだ。

 

「やるじゃない悠仁。君、良い意味でイカれてるよ」

 

なお、セキュリティーの都合上…学内に呪霊の呪力が検知された場合はアラームが鳴り響く仕組みと成っているのだが夏油先生が生徒の訓練に用いる二級呪霊等は事前に申請は済んでおりアラームは鳴り響かない。

そんな事も有ってか、夏油先生は大きな芋虫に人間の手足が生えた二級呪霊を用いて悠仁がどれ程動けるのか確かめているのだ。

 

(呪力によるブースト無しでこの運動能力。3階建ての校舎ならジャンプだけで窓から侵入できる脚力、呪力を纏ってない為に呪霊にダメージを与えられないけど…拳の一撃で二級呪霊の顔面を陥没させる腕力。これは直ぐに二級呪術師に上がれるね)

 

ジャンプだけて10メートル以上を跳び、拳の一撃は大きな二級呪霊の顔面を陥没させる。これほどの膂力を持ちながら悠仁はワンフォーオールも呪力ブーストも使っていない。素の力でこれである。

 

「よし、悠仁。そろそろ休憩しようか」

 

夏油先生は件の二級呪霊を引っ込ませて悠仁に休憩を促した。

 

 

「凄いな…あのスカウトされた1組の子。呪力ブーストや術式使ってなくて、あの身体能力だろ?SASUKE完全制覇出来るんじゃないのか?」

 

「マジかよ。あれだろ?1組の呪術師の子達って伏黒先生の息子で一級呪術師、準特級でぶっ壊れの子と言い、凄い当たり年じゃないのか?」

 

「えっ…虎杖君?」

 

と2組や3組の補助監督官志望の生徒(おっさん含む)がザワザワしながら話している。

 

そんな補助監督官志望の生徒達のザワザワ騒ぎを気にせず、1年1組の生徒達は休憩をしながら夏油先生と話していた。

 

「しかし虎杖の腕力凄いわね。私と美々子も呪術に関わって長いけど…術式や呪力使わずに高い身体能力の人は真希先輩や伏黒先生しか知らないもん。その上、ワンフォーオールの個性使ってないんでしょ?」

「流石に天与呪縛のフィジカルお化けな親父や真希さんには及ばないが、個性や呪力ブーストを使えば親父と真希さん位の動きが出来るんじゃないのか?」

 

と普段は悠仁と共に任務に行くことはない五条班の班員である恵と菜々子も悠仁のフィジカルを高く評価している。事実、呪力ブーストと術式を使わずに呪霊と互角以上に渡り合えるフィジカルを持つのは伏黒甚爾と禪院真希位しか居ないのだ。因みにこの2人は特級さえもボコボコに出来る。

 

「真希さん?伏黒先生は知ってるけど真希さんって?」

「あっそっか。悠仁は2年生の先輩とは会ってなかったね。真希は伏黒先生と同じく、呪力皆無の天与呪縛でフィジカルお化けな一級呪術師だよ。近接なら女性呪術師最強だと言われてね…真於のお姉さんでも有るんだ」

 

と真希の事を知らない悠仁の為に夏油先生が教えてくれた。悠仁は先生方とはある程度知り合えたが、2年生とはまだ知り合えていない。

2年は真希は勿論、特級アベックの乙骨パイセンとリカ様の恋人コンビ、パンダ、そして最近に成って準一級呪術師に昇格した狗巻先輩という優秀な人材が居るのだ。いや、呪術師だけではない…昨年末に転入した補助監督官志望で…史上最短で補助監督官資格を取得した恵の姉である伏黒津美紀も居るのだ。1年1組と負けず劣らず…2年生もぶっ壊れ集団である。

 

「ふっふふ…俺のお姉ちゃん凄いでしょ!!まあ、訳有って名字は違うんだけど」

「えっ!?真於ってお姉さん居たの!?」

「しかもお姉ちゃんは双子で2人居るよ。もう1人は真依お姉ちゃんって言ってね、京都校に居るんだ」

 

悠仁…真於に姉が居る事を改めて知る。その時、真於がぶっ壊れな存在のためか…真於に似て同じくぶっ壊れな女性を思い浮かべるが…

 

「悠仁。真於と違って真希先輩と真依先輩はぶっ飛んだ人じゃないよ」

「美々子…それは良かった」

「でも真希先輩は地面を蹴って音より速く動けるけど」

「真於に負けずぶっ壊れな強さしてるよぉぉ!!」

 

悠仁、真希お姉さんの強さを軽く美々子から告げられ…未だ見ぬ真希にツッコミを入れる。その頃、遠征先で真希はくしゃみをしたとかしてないとか。

 

「でも悠仁は呪力のコントロールが未熟だから、最初の内は呪具を使った戦い方をした方が良いかも」

「呪具?」

 

呪具とは呪力を宿した武具の事をさす。作り方は大きく分けて3つある。先ず1つ、真依のように構築術式を持つ術師が術式で武具を産み出す。次に最も一般的だが呪具専門の鍛冶職人が普通に武具を作る。最後に普通の刀や槍等に呪力を纏わせたり流し続けて呪力を定着させる方法、槍や刀等の武具等に呪力を流して使ってると勝手に呪具となる訳だ。あと、たまにだが長い歴史を持てば呪具になる場合もある。

呪具自体に呪力が有るためか、呪力を上手く使えなくても呪具さえ使えれば呪霊を倒せるわけである。

 

「へー…そんなの有るんですね」

「と言うわけで真於」

「はーい」

 

真於は夏油先生に言われ、制服のポケットに手を突っ込む。実はと言うと真於の制服は真依お姉ちゃんが作った四次元ポケットがポケットに縫い付けられており…何でも収納できるのだ。

 

「はい。俺がNARUTOの血継限界である屍骨脈から作った刀とガンブレードでーす」

 

そんな四次元ポケットから出てきたのは真於がかつて、NARUTOの血継限界の1つ…自分の骨を武器に転用したり強度を鉄より高くする能力 屍骨脈で造り出した骨の日本刀こと骨刀、そして骨ガンブレードである。

 

「まぁ、これはあげないけど」

「くれないんかい!!」

 

だが、これはあげる用ではない。その為か真於は四次元ポケットに骨刀と骨ガンブレードを直ぐに仕舞った。だが、代わりに別の呪具を取り出した。それは指空き手袋であった。

 

「手袋?」

「真依お姉ちゃんが術式で作った手袋。これを着けたら呪霊を殴っても倒せるよ」

 

真於はそれを悠仁に手渡した。どうやらこれは貰えるようだ。

 

「良いのか?」

「うん。悠仁に刀渡しても一瞬でmuscleパワーでへし折りそうだし」

 

悠仁は呪具である手袋を手にはめる。サイズはピッタリであり、手袋の為に身に付けていたら無くす事は先ず有り得ないだろう。

因みにこの手袋は二級呪具であり…真於が普段から使ってる手袋は全て真依お姉ちゃんの手造りである。

 

 

 

午後1時。呪術高専の食堂で少し早めのランチを食べ終えた1年1組の生徒と夏油先生は原宿にやって来ていた。理由は…入学が訳有って遅れていた釘崎野薔薇を迎えに行くためだ。

 

「ここが原宿か…青梅と違って滅茶苦茶都会じゃん!!」

「そういやお前…転入してから青梅から出てなかったな」

 

虎杖悠仁…初めての原宿に軽く興奮し、伏黒恵に青梅から出てなかった事実を告げられる。因みにどうして原宿なのかと言うと、釘崎野薔薇がどうしても原宿を希望した為だ。

 

人々が行き来する原宿。休み時間を利用してランチを楽しむOL、外回りを利用してサボタージュを行い喫茶店でスマホをいじる社会人、JK達がクレープを美味しそうに食べる等々、東京のありふれた風景がそこに広がっていた。だが、どういう事だろうか?原宿を行き来する人々は度々…悠仁達をチラリ…チラリと見るわ、スマホをかざして写真を撮るわ、ひそひそ話を行う等をしていた。

 

「なんか、自棄に此方を見てくるな。別に俺達変ではないよな?」

 

悠仁は最初に自分のファッションを見る。まあ、高専の制服とは言え赤いフードが着いてるが別にそこまで注目される程ではない。

恵はノーカスタムの制服だし、此方も変ではないよな。美々子と菜々子も別に変ではない。そして夏油先生は軽く胃を抑えているが…いつも通りで変ではない。

 

「やっほー!!原宿のお姉さん、お兄さん!!未来のチャンピオン 庵真於でーす!!宜しくね!!」

「ピッピカチュウ!!」

 

だが安定のお馬鹿は違った。お馬鹿こと真於はインペリアルドラモンとピカチュウをボールから出しており、ピカチュウを肩に乗せていたのだ。御存知、ピカチュウはポケモンの顔であり世界的な知名度を誇る。一国の大統領よりも有名であり、イギリスの大統領の名前は分からないがピカチュウなら知っている人も多いのだ。

そんなピカチュウと世界で初めて公表されたポケモン(本当はデジモン)のインペリアルドラモンを出した真於は瞬く間に注目を集めてしまい、大勢の人々がチラリチラリと見ていく。

 

「やっぱりお前かーーい!!」

「はっはは!!」

 

注目を集める集めないは関係ない。真於は面白おかしく生きるのだから。

 

「おっ!はは、皆もう着いてるよ」

 

すると今度は五条先生が合流してきた。五条先生は自宅から通っており、自宅から直接やって来たのだ。勿論、五条先生の後ろには相棒であるウォーグレイモンが着いてきている。

 

「五条先生も!?」

「悟…君までもやなくて良いから。真於が真似するよ」

「大丈夫、もう手遅れだから」

 

と、どや顔でそう言う五条先生。なに、五条先生は世界で唯一ポケモンのジムリーダーに内定している人物であり、呪術関係ではその実力、そして表向きにもポケモンの第一人者として高い知名度を誇るのだ。その為か、ただでさえ騒がしい原宿は更に騒がしく成ってしまう。

 

 

 

 

「沙織ちゃん…私、東京に来たよ」

 

一方その頃、ボストンバッグを抱え…背中にリュックサックを背負った少女 釘崎野薔薇は呪術高専の制服を纏い原宿の大地に降り立った。

彼女は以前から入学が決まっており、恵と真於の次に決まっていた事から随分前から入学する事が決まっていたのだ。しかし、彼女は祖母ともめ事を起こしており…東京に出たい野薔薇と自分の元で鍛えたい祖母と揉めて揉めて、入学が2ヶ月も遅れてしまったのだ。

 

「えーと…集合場所は」

 

野薔薇は事前にお電話で夏油先生から告げられていた集合場所に向かう。そこには…

 

「ピカチュウ!!可愛い!!」

 

「五条さんサイン貰っても?」

 

「インペリアルドラモンでけー…アニメの怪獣サイズと比べて小さいけど」

 

「ウォーグレイモン…マジでカッコいい!!」

 

ピカチュウ、インペリアルドラモン、ウォーグレイモン、そして五条先生のお陰か物凄く人集りが出来ていたのだ。

 

「ポケモンが居る!!本当に居る!!」

 

釘崎野薔薇ちゃん。東京に出てポケモンの存在を知るのだった。

 

何はともあれ、五条班は全員揃ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一先ず場所を移動し、改めて自己紹介。

 

「釘崎野薔薇。喜べ男子、美少女が1人増えたわよ」

 

釘崎野薔薇、三級呪術師…合流して自己紹介を行う。

 

「めぐみん、なんかインパクトないね」

「だな」

「真於と五条先生がインペリアルドラモンとかピカチュウとかウォーグレイモン連れ歩きするからでしょぉぉお!!」

 

だが1年生が無事に全員揃った。此処から楽しくも愉快な学校生活が加速する。

 

「しかし…御上りさんが2人も居るね。観光と行こうか!!」

「悟、希望を与えて叩き落とさないの。後の予定は野薔薇と悠仁がどこまで行けるのかを確かめる実地訓練でしょ」

 

しかし今日の予定は未々残っているのだ。




次回、悠仁と野薔薇の実地訓練!?

ヒロインどうする?因みに美々子は確定、夏油先生は将来の義兄である

  • 美々子1択
  • 五条先生の妹も
  • 真人と同じく他作品キャラ受肉
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