無為転変とアニメ知識合わせたら   作:ウォーキング担々麺

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順平…ようやく登場。


第三の無為転変

梅雨本番が近付いてきた頃。神奈川県で不可思議にも程がある不審死が続出、及び行方不明者が多発。とは言え、日本は天元の結界のお陰か相変わらずの呪力大国である為にこうしている間にも呪いの被害者は出ている。

 

だが神奈川県で起きた事件は特に異質であった。路地裏で発見された被害者は肉体が怪物のように変質しており、脳圧が急上昇した事による意識障害で死亡。その状態でも生きている被害者は居たのだが、指をへし折る…変異された状態で顔の皮膚を剥ぎ取られる等の拷問を受けた可能性が高いとの事。衣類を着ていたことと、腕時計等のアクセサリーを身に付けていた事から被害者は無為転変を受けた人間だと判明。だが、その残穢は高専の問題児である庵真於でもなく、夏油傑特級呪術師とその教え子が仙台で確認した巨大生物ギャオスに施された無為転変の残穢とも異なることが判明。これにより、三人目の無為転変の存在が確認される。

 

第三の無為転変の担い手が呪詛師なのか呪霊なのか不明だが呪術高専は調査を開始。無為転変を防ぐ呪符を地肌に貼った準一級呪術師1名と二級呪術師2名を派遣。だが、調査対象に物理で殺された後に呪符の効力が解けた後に魂を改造させられ死亡。幸いにもその呪術師3名は死後直ぐに回収できた為か、庵真於作成の復活アイテム 世界樹の葉(ドラクエ)の力で無事に蘇生させられ魂の形も庵真於の術式反転 天変回帰で元に戻され元に戻る。

 

呪術高専は事態を重く見、調査対象を特級に位置付け。調査隊として七海建人一級呪術師と無為転変を防げる虎杖悠仁四級呪術師を派遣、更に討伐要員として庵真於準特級呪術師と夏油先生特級呪術師を派遣。

なお、七海建人一級呪術師には庵真於の木遁分身が変化した腕輪を装備し調査対象の無為転変への対策を施すものとする。

 

「と…いう訳で我々が派遣された訳です虎杖君、庵君」

「成る程!!」

「オーケー!!俺の専売特許を悪質に使う奴はボコボコにしてやんよ!!」

 

神奈川県でのちょっとしたビルの空き室。そこを調査の拠点として利用することにした呪術高専から派遣された4人の呪術師と補助監督官2名。

派遣された呪術師は真於、悠仁、七海、そして夏油先生。補助監督官として我等が伊地知さんと新田という若い女性の補助監督官である。因みに新田こと新田ちゃんは今年の4月に京都の呪術高専を卒業したばかりのペーペーであり、未だ19歳である。

 

「七海は本当に優秀だし、変人揃いで人間性に問題がある人が多い呪術師の中でも人として優れてるから安心して良いよ悠仁」

「庵君を押し付けられた貴方に言われると、少し複雑ですがね」

 

とは言え、夏油先生と七海さんの言う通り…呪術師の中にはどうしても変人や変わった人材が多い。五条先生はチャランポランで28歳児なんて色んな人から影で言われるし、高専OGの冥冥というフリーランスの一級呪術師はお金が全てであるし、兎に角変人が多い。だが、七海さんは民間の家系出身で人としても優れている。心から信頼して問題は無いだろう。

 

「悠仁。君は七海と共に調査が主な任務だけど、最悪の場合は件の特級と戦う可能性も有るから気を引き締めてね」

「はい!!夏油先生と真於も気を付けてね」

「まあ、最初の内は俺と夏油先生も調査をするけどね」

 

とは言え、真於と夏油先生も最初の頃は悠仁や七海さんと共に調査対象の調査を行う。

 

「悠仁は素質や実力は1年生の中でもかなり高い。まあ、流石に直ぐ恵や真於と迄は行かないけど…ワンフォーオールと宿儺の術式を完全に使えるように成ったら2人や私に並べる呪術師に成れるよ。

とは言え、悠仁は修羅場をあんまり潜れてないから調査と平行しながら経験を積むことだね」

 

悠仁の素質やスペックはかなり高い。だが悠仁は経験が少なすぎる元民間人であり、修羅場もそんなに潜れていない。呪力も使えるように成ってきたが、意識をしなければ身体能力が高すぎて呪力が遅れてしまう事も有るのだ。

だが、その呪力が遅れてしまう打撃は1度に2度のインパクトが産まれるために、普通の打撃と組み合わせれば強力な技と成ること間違いない。余談だが、その呪力が遅れる打撃を五条先生は逕庭拳と名付けた。今は未完成な技だが、普通の呪力を込めた打撃と逕庭拳…この2つを織り混ぜて使えるように成れば戦う相手としては非常にやりづらく、強い武器となるのだ。

 

 

 

 

「此処が新たな被害者が出た映画館です」

 

拠点で一先ずミーティングを終えた悠仁、真於、七海は神奈川県の映画館に来ていた。この映画館、少し年期が入ったレトロな映画館であるが昔の映画も格安で見れることから利用する学生が多いとの事だ。

だが、そんな映画館で事件が起きた。昨日、この映画館を利用していたのは4人の学生。その内3人の不良生徒が無為転変を受けた事で不審死…肉体を作り替えられ無惨な死を遂げてしまった。もう1人の学生は不良生徒3名が変死を遂げた後に…何かを追いかけるように映画館を出ていった為に未だ事情は聞けていない。

 

「防犯カメラの映像に無為転変を使う人間は映っていませんでした。つまり…」

「第三の無為転変の使い手は呪霊で間違いないようですね」

 

伊地知さんから説明を受ける真於、七海、悠仁の3人。因みにこの場に夏油先生が居ないわけだが、夏油先生は此処から近場の居酒屋に先日…大蛇丸が訪れたとの情報をゲットして大蛇丸の調査を行っているのである。

 

『このビールにはやっぱり、カリカリに焼いた鶏皮が合うわね。旨すぎて馬に成ったわね』

 

大蛇丸…本名ケンジャク某。優雅に現世を謳歌。

 

「しかし庵君は自己改造、第2の無為転変の使い手は動物や虫を特撮関係に改造、そして第3の無為転変を使う人物は主に人間を改装ですか。これは危険な相手ですね」

 

御存知、真於は主に自己改造を主な使い方としており、第2の無為転変の使い手(オタクと成った真人)は虫や動物を無為転変の対象として現世を謳歌している。

 

「ナナミン、被害者って…」

「今回は不良生徒、前回は主婦、その前は会社員…関係性がみられません。この事から被害者に共通点が見られないことから犯人は楽しむように人を改造して殺してる。悪質です」

 

だが今調査を行っている第3の無為転変の使い手は人を拷問したり、楽しむように改造して殺してる。オタク2人と異なり非常で悪質である事には変わり無いのだ。

 

行きますよ。七海がそう告げ、悠仁と真於は現場と成った映画館に足を踏み入れた。

 

 

 

 

「なんなんですか!!あの3人!!鑑識より先に現場を始めるなんて!!」

 

その裏で警察の1人が機嫌を悪くしたのか、一気に缶コーヒーを飲み干した。

 

「そのへんで辞めておけ。お前も見たろ…あの仏様(変死体)…この業界で定年を迎えたかったら大人しくする事だな。

ポケモンはともかく、うちは一族まで実在したのかよ…」

 

とその刑事を宥めながら先輩刑事がそう告げた。だが、警察も唯で呪術高専に現場を譲るつもりはない。彼等は監視カメラを見ながら自分達で調査を行っていたが、その際に…真於の瞳が写輪眼に変化したのを見てしまったのだ。

 

「先輩…」

「俺達は踏み込んではいけない物に触れてしまったんじゃ…」

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの惨劇を引き起こした呪霊 ジョンドゥは映画館の唯一の生存者である少年と出会っていた。

 

「君。俺が見えるのかい?」

「うん…」

「そうかい。君、才能あるよ。名前は?」

「吉野順平です」

 

その少年 吉野順平はジョンドゥと交流を深めるのであった。

 

「折角だ。俺が力をあげよう」

 

ジョンドゥは順平に触れる。その瞬間、順平の脳の形が整えられ…順平は自分の術式を理解したのだった。

 

「順平だね。俺はジョンドゥ。外国からやって来てね、君の事を教えてくれるかな?」

 

ジョンドゥは日本より人への憎しみや犯罪が多発する海外で産まれた人間の呪霊。それ故に人間の心の掴み方も上手であり、直ぐに順平への信頼を勝ち取ったのだった。

 

翌日、七海から「貴方の術式は無為転変。触れた者の魂に直接触れて魂の形を変える事が出来る。他者は勿論、自分の魂の形を変えて肉体も変えられる」「それしか出来ないんですか?大したこと無いですね、私が良く知る使い手とは比べる程でもない」と無意識に煽られる事に成ることを。




次回!!真於と悠仁、順平と出会う。

ヒロインどうする?因みに美々子は確定、夏油先生は将来の義兄である

  • 美々子1択
  • 五条先生の妹も
  • 真人と同じく他作品キャラ受肉
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