真剣で海兵に恋しなさい。   作:北方守護

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第2話

扉を通ると光に包まれ眩しさから目を瞑っていたアキが光が収まったので周囲を確認するとどこかの家の一室で横になっていた。

 

「ここがグーテ様が用意してくれた拠点みたいだな……ん?」

アキが布団から起きて部屋を見てみるとテーブルがあり、そこには手紙と幾つか見た事が無い物があった。

 

「まずは、この手紙を読んでみるか……えーっと……」

アキが手紙を読むとこの様な内容だった。

 

『貴方が、この手紙を読んでいると言うことは貴方が無事に転生したと言う事です。

まず、その場所ですが、そこは貴方が住む住居となっています。

そして貴方の家族ですが数年前に亡くなっています。

 

それと近くに幾つか品物があると思いますが、まずは透明な球状の物の説明です。

それを手に取ってください。』

 

「透明な球……コレだな……って!なんだ急に光が!?グッ!?ウワァァァァ!!」

アキが手紙の指示通りにすると球が強い光を発すると凄まじい頭痛が来て蹲ったが数十分も経つと頭痛が治まったので胡座をかいた。

 

「ハァハァハァ……なるほど、今のはこの世界の常識全般を教える為の物だったのか……」

アキは何が起きたのか理解すると手紙の続きを読み始めた。

 

『まだ幾つか品物があると思いますが、説明が必要な物は赤い十字が描かれたメダルだと思います。』

 

「赤い十字のメダル……これだな、けど、コレはなんだ?説明を読んでみるか……えっと……」

 

『そのメダルはサウロが貴方の為に私にお願いした物です。

それには治癒の力が込められていて、あらゆる病気や怪我などを治療する事が可能になります。

ですが、使い過ぎると表面の十字が白くなって再び赤くなる迄使う事が出来ないので注意してください。

それと、そのメダルは紛失しても貴方の所に戻る様になっていますので安心してください。』

 

「サウロ中将が……ありがとうございます……試しにやってみるか……ちょうど庭があるから埋めて距離を取って……【戻ってこい】おぉ」

アキが庭に穴を掘りメダルを埋めて部屋から戻る様に思うと掌にのっていた。

 

『それと最後に貴(・)方(・)に(・)と(・)っ(・)て(・)は(・)見(・)覚(・)え(・)の(・)あ(・)る(・)マ(・)ー(・)ク(・)が(・)書(・)か(・)れ(・)た(・)ペ(・)ン(・)ダ(・)ン(・)ト(・)がある筈です。』

 

「俺に見覚えがあるマークって……確かにコ(・)イ(・)ツ(・)は俺にとっちゃ見覚えがあるな」

アキがペンダントの箱を開けて中身を見るとペンダントヘッドに雫状の水晶が付いていたがその中にはカモメの様なマークが刻まれていた。

 

「まさか、こっちの世界でこ(・)の(・)マ(・)ー(・)ク(・)を見るなんてな……それで、コレは?えっと……」

 

『そのペンダントは、そちらの世界に存在する転生した賞金首達の魂をこちらへ戻す為の物です。

賞金首達の意識を失わせる又は致命傷を負わせてペンダントを近付けると体から魂が抜け出してこちらの世界へ来る事になります。

そして、魂が抜け出た者はその世界にいた存在が無くなります。』

 

「結構、怖い物だな、コレは……ん?まだ何か書いてあるけど……」

 

『ですが賞金首をこちらの世界に戻すと、賞金を手にする事が出来ます。』

 

「俺もよく賞金首を狩ったりしたけどな……どうやら、コレで終わりみたいだな……」

 

『アキ、貴方には辛い事を頼んでしまい、申し訳ありません……これから先、貴方の新たな人生に幸ある事を願っています……それではは……』

 

「グーテ様……俺は辛い事だとしても自分で選んだ道です……そうする事で誰かを救えるなら俺は喜んで受け入れます……おっ手紙が……」

アキが手紙を握りしめると急に燃えたので慌てて離すと灰も残らず消滅した。




一方、グーテのいた世界で……

「グーテ様、オラの頼み事を聞いてくれてありがとうごぜぇますだ」

〔気にしないでください、私も彼には出来るだけ事をしたのですから……〕
2人が話していた。
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