では本編をどうぞ
転移を行った先では白雪に覆われた大地が一面に広がっていたが、所々に血痕が残っており、一際大きい血痕。
いや、もはや血の水たまりと呼べる程のものの中央にソレは居た。
そいつは恐らく白い毛の狼だったのだろう。しかし今は血に汚れて赤黒くなっている。そして全長もチルノが飼っていたマンモスの約三分の二程の大きさだった。
僕は怖くなりチルノの服をつかんだ。
するとチルノは僕の手を自分の服から離させ、僕の前に立ちながらソレと対峙してこう言った。
「あれは人間がわらわ達自然を恐れ、偶然いたわらわの眷属である『氷狼』にその負の感情をありったけぶつけられてあり方が歪んでしまいあのような化け物に変質してしまったのだ。あのようになってしまってはもうどうしようもない。白よ、今から見せるのが実戦というものだ。よく見ておけ。」
そういうと、左手の人差し指を前に出し、何回かお手本で見せてもらった時と同じ様に直径3cm程の水色の玉が生成され、お手本の時に見せてもらった時よりも早い速度で打ち出されてソレ、氷狼に当たった。
しかし、あまりダメージを与えられていないようだった。そして氷狼がこちらを見据え、その時初めてそいつの顔を見た。そいつは、琥珀色の瞳に血がべったり付いている口。
そして、遠吠えをあげてこっちに走ってきた。
するとチルノは前に出していた左手を上に伸ばすと空中につららが氷狼の進行方向に10本程生成され、チルノが手を振り下ろすとつららが一斉に氷狼に向けて飛び、その体を貫いたがそれでも氷狼止まることなく走ってきた。
すると今度はチルノの手には氷で出来た剣を作り飛びかかってきた氷狼を正面から縦に真っ二つに切り裂かれた。
僕はただ驚いていたがチルノは何でもないように自分で作った剣を砕き、返り血を浴びたまま僕のほうに歩いてきて僕の前に立ち、「これが実戦の殺し合いだ。」と声をかけられた。
「では、わらわ達の城に帰ろうか」
そう言うとチルノは僕の手をつかんだ状態でここに来た時と同じ様に転移を行った。そして、城に戻るとチルノは返り血を落としてくるといって滝のほうに歩いて行った。
そして僕は鍛錬場に行き先ほどの戦闘を見て、少しでも追い付けるように自主練を始めた。
そして自主練を始めて数時間するとチルノがやってきたので、先ほどの戦闘でやっていたつららや氷の剣はどのように出したのかを聞くと答えてくれた。
あのつららや剣は彼女の能力である『凍らせる程度の能力』で空気中の水分を凍らせたり、水や氷のエレメントを使った魔法によるものだったらしい。
そしてまた時がたち僕が15歳になったときにチルノが僕に「精霊たちによる会議があるからお前も参加させる」と言われた。
いかがでしか?今回は投稿が遅れてすみません。
感想や誤字脱字の報告等を待っています。
それでは、また次回で。
主人公以外の視点による話を章の終わり事に投稿について
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それで良い
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もっとこまめに欲しい
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そもそも要らない