そのため、読み飛ばしていただいても結構です。
また、コメディ風味の会話劇という体をとっておりますので、本編の雰囲気や流れを損なう恐れがあることをご了承ください。
ナンドー
「────さて。今回はアランの旦那とオイラで組み上げた機体、ザク・プロキシムの解説だ。今回は流石に、別のゲストに来てもらったぜ」
ジャン
「ウッス、ジャン・ミンウェイでーす。なんとしても語りまくろうとしていたアラン隊長の代わりに来たッス」
ナンドー
「やっぱり出ようとしてやがったか、あのメカオタクは……。さて、それじゃあボチボチやっていこうかね」
ジャン
「ザク・プロキシム。頭頂高や本体重量は、あのシャーラとかいう小娘が持ってきたザクⅡJ型とほとんど同じッス。塗装はアラン隊長が好きそうな淡い青色。最大の違いは、
ナンドー
「乗っけること自体はそう難しいモンでもなかった。アイデアに関しては、アランが何かの雑誌を喜び勇んで持ってきてな。同じユニバーサル規格ならこれができるんじゃないかと、目を輝かせてたぜ。調達するこっちとしては、えらく大変だったがな。なにせ、パワード・ジムは実験機で
ジャン
「相変わらずッスねぇ、アラン隊長は。……で、それで何がどう良くなったんスか?」
ナンドー
「お前さんはお前さんで、反応がえらく素気ねぇなぁ……。まぁ、モビルスーツに興味のねぇお前さんにも分かりやすく言うと、だ。足回りだけなら、ハイザックやジムⅡと
ナンドー
「たたでさえ、このオーストラリアって場所はだだっ広い。機動力が戦いの
ジャン
「でもそれって、ハイザックじゃあダメだったんスか?」
ナンドー
「カーッ! これだから
ジャン
「……なんだかんだ、ナンドーの親父もノリノリじゃないスか。ただ、武装に関しては自分のジーカスタム・パラベラムと同じで、めちゃくちゃ法規制やら予算やらの縛りを受けてるっスね。マシンガンと閃光弾型のクラッカー、それからヒートホーク……。機動力を強みにしてる機体なら、せめてバズーカは欲しかったっスね」
ナンドー
「まぁ、こればっかりはしゃあねぇ。今のオイラたちはただのジャンク屋と警備員で、軍隊じゃねぇんだ。ⅯⅯP―80マシンガンに関しちゃ、一応は対モビルスーツ用の小口径高速弾を撃てるし、銃身の下には単発式グレネードランチャーも付いてる。アランの腕なら、これでも十分にやれるだろうさ」
ジャン
「……本音を言えば?」
ナンドー
「バズーカは要る。なんなら、ヒートホークじゃなくて二本のビームサーベルにして、対モビルスーツ用の高機動型機体にバッチリと仕上げてやりたかった」
ナンドー
「だが、
ジャン
「流石は、アラン隊長が信用したメカニック」
ナンドー
「あたぼうよ。──それじゃあ、今回はこの辺で終わるとするか」
ジャン
「次回は、ジーカスタム・パラベラム。自分の乗機ッス。今のところ出番なしッスけど、こっからが見せ場ッスよ」