喫茶店ドールが開店してからちょうど1年目を迎えました
今日はドールはcloseにして、マスターとさやかとケニーで今までの出来事やこれからのドールの展望などを話し合うことにしました
さやかはお客様を案内し終わると、その日の出来事を絵日記に書いています
それを見ながらさやかは言いました
「来た人皆に幸せになって欲しかったんだけどなかなか上手くいかなかったわ。なかなか難しいわね」
するとマスターが
「さやか人の運命はなかなか変わるもんじゃないからね。私達はほんの些細な手助けしか出来ないんだ。もう嫌になったかな?」
とさやかの頭を撫でながら言いました
「ううん。まだ頑張るわ。さやかはまだ止めるわけにはいかないの。だってまだやり残してることがあるから。それまでは続けていきたいわ」
さやかは強い口調でマスターに言いました
「そうかい。じゃみんなで頑張ろうね」
そう言うと奥の部屋にいき何かを持って来ました
「それは何?」
さやかが聞くと
「誕生日プレゼントだよさやか。一歳のね」と赤いリボンの付いた大きな箱をさやかに渡しました
さやかは大喜びで早速箱を開けてみました
中には真っ白なワンピースと黒のハイヒールが
「キャー可愛い!着てみていい?」
「ああいいよ。着替えておいで」
さやかはスキップしながら奥の部屋に着替えに行きました
マスターはケニーに言いました
「ケニーお前にもプレゼントがあるよ」
そう言って星の形をしたペンダントを首に付けてあげて鏡の前に連れていき見せてあげました
「良く似合ってるよケニー。気に入ってくれたかな?
するとケニーはまじまじと鏡を見つめ「カッコいいねこれ。ありがとうマスター!」
ととても嬉しそう
ほどなくしてさやかが戻ってきました
「良く似合うよさやか。な、ケニー?」
「うん。少し大人になったみたいだ」
さやかもとても気に入ったようで「ありがとうマスター。とてもうれしいわ。大事にするわね」
とご満悦
マスターも嬉しそうです
一年前に比べると背も少し伸びて髪も長くなりました
ちょっとづつ成長しているさやか
「じゃ、これからもよろしく頼むよ。さやか、ケニー皆で乾杯しよう」
そう言ってジュースをグラスに注ぎさやかとケニーに渡して乾杯しました
「そうそうお店のデザインも替えましょ。テーブルクロスやカーテンも。」
さやかは手際よく模様替えを始めました
見た目だけでなく物の考え方や仕事ぶりも成長しているようです
すっかり様変わりして新しくなったドール
ランチのメニューやドリンクも増やそう
さやかはマスターとあーでもないこーでもないと楽しそうに話しています
その横ではケニーが黙って二人を見ていました
そっと薄ら笑いをうかべながら、、
次回はマスターが行方不明に