向日葵畑から(仮)   作:檜の棒

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1話「日常、そして幻想入り」

「ジリリリリリリリリr」

 

「ん、、むぁあ」

 

「ガッ」

 

朝を騒音で告げる目覚まし時計を止める。

時間帯は結構早く、6時30分辺りだった。

 

「きょうは、、、、バイトないな」

 

彼は 咲都 新(さきと あらた)

バイトで日々を凌いでいるフリーターの様な生活をしている男である。

収入などは不安定ではあるものの、結構日常を楽しんでいた。

 

「あーーーーーー、散歩でもするかぁ」

 

軽めな服装を選んで着る。

少し動く前に水を飲む。

準備は終わり、扉に手を掛ける。

 

「ガチャ」

 

朝特有の少し柔らかい日差しが身体全体にかかる。

こうして、脳がやっと覚醒し、ぼわぼわとした視界がクリアになる。

 

「流石に朝はまだ少し寒いな」

 

季節は夏先、ここからどんどん暑くなっていく。

だがまだ早朝は少し寒く、軽く身震いをする。

 

おばあちゃん「おはよう、」

 

新「おはようございます」

 

道で会ったおばあちゃんに軽く会釈をし、挨拶を交わす。

そんな平和とも言える様な日常。

 

「フアァア、、今日も」

 

突然、足元に次元の裂け目の様な「何か」が生成される。

 

「いい天気だなぁああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ、、、、、、、、、、、」

 

そして、その「何か」の中に落ちていった

 

「うわぁああああ何だこのッッ何これぇえええええっっっっ」

 

落ちていった先には、目玉の様な模様がそこら中に広がっている空間に繫がっていた。

 

「キモッッ、一体何なんだよ!!!???」

 

パニックになる。

落ちているか浮上してるか、そんな事も有耶無耶でイマイチ感じ取れない様な謎の空間で、咲都新は戸惑っていた。

 

「はぁはぁ、、深呼吸だ、深呼吸、スゥゥゥフゥゥゥゥゥ」

「何とか落ち着いてきたぞ」

 

少し慣れた様子。

だが新は何も行動は出来ず、この胡散臭い空間で前も後ろも右も左も、更に言うなら上下の区別も判らない状態でただ漂っていた。

 

「マジでどうなってんだ?、ここ」

 

平泳ぎの様な動きをしてその場から移動出来るか等、様々な事を試していた。

無論、動いてるかなんて、イマイチ感じ取れていないのであるのだが。

 

「ん、うおぉおおお何だ何だ何だッッ」

 

急に身体全体が吸われるような、海流に押し流されるような感覚に襲われる。

そして

 

 

「いでっ」

 

放り出され、地べたに落とされる。

土の匂いを微かに感じる。

 

「うぉ眩しっ」

 

次に太陽光を急に感知し驚く。

そして次は。

 

?「チッ、」

新「え?」

 

自分の後ろに誰かが居るのを感じる。

だがそれと一緒に、感じたことも無い様なドス黒い「気」に襲われる。

 

?「彼奴の、私に対しての当てつけかしら」

 

冷や汗が吹き出す。

恐怖を感じていたが、その「気」が来ている方向に顔を向ける。

 

?「この人間、どうしてしまおうかしら」

 

そこには、優雅で、華麗な、それでもって殺意がドロドロと溢れ出ている、一人の女性が立っていた。

 

新「うわぁあああああああああ」

 

怖くなって、その場から離れたいの一心で、竦んだ足で逃げ出す。

 

?「あら、逃げるの?」

 

普通の人間じゃ到底出せないようなもの凄いスピードで前方に立ち塞がる。

想像する「化物」の二文字

 

新「ヒィッ!嫌だッッ!!!、俺はまだっ!!」

 

?「へぇ、ここまで近づいてまだ意識があるのね。結構タフねぇ」

 

恐怖に駆られ本能で叫ぶ

そんなのも無視して眼の前の女は、意味の解らない発言を続けている。

大きい花の様な日傘を持った女は、スタスタと歩き、近づいてくる。

 

新「おっおおお俺の名前はっ、咲都新っ、新だッッ」

 

何を思ったのか、混乱でなのか急に名前を言い出す。

急にグワンと視界が揺らぐ。

精神が限界に近くなっていた証拠であった。

 

新「グぁぁあっ!これっ、、ッ以上近づくなぁっ!、、、」

 

必死に自分から遠ざかる様に叫ぶ。

そうするしか対抗出来無いのだ。

 

?「、、、、、」

 

 

 

?「ふふっ、、面白いわね貴方。いいわ、流石に可愛そうだし、保護しましょうか」

 

意識が朦朧としてきた中で、眼の前に居る女の発言に反応する。

その言葉はさっきまで恐怖を感じていた者に対してのセリフなどではなく、安心しきった様な、もう既に信頼しているかの様な、現状では普通出るような物では無かった。

 

新「あ、りが、、、、と、う、、、、、、、、、、、」

意識が途絶える。

 

?「、、、あの悪戯ばかりしている彼奴も、偶には面白そうなの送ってくるじゃない」

 

?「もう何かしらの「能力」の種もあるのかもしれないわ」

 

?「まぁ結局人間は人間、限界もあるだろうし、少し耐えても早めに「壊れる」事になるのだろうけど」

 

 




初犯です。
風見幽香書くのムズくてずっと足踏みしてました。
もしかしたら途中から風見幽香が崩壊する可能性あるから文章よく考えて書かないといけないの。
続くといいね。

はい、アンケートです。この二次創作の会話文の書き方がどうやら台本形式と呼ばれてるヤツっぽいんですけど、皆さんはこの台本形式にどう思っていますか、アンケで縛られてますが意見欲しいっす。

  • 台本形式ィ?好きだね
  • まあ、イケなくはないな
  • 少し気になる書き方だな
  • あまり好きじゃないね
  • どーでもいいからコロナの休憩分書けやコラ
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