向日葵畑から(仮)   作:檜の棒

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9話「復活、そして変な花」

新「はぁ、、、生きた心地が無かった、、、、」

 

幽香「でしょうね」

幽香「一瞬止まってたものね」

 

新「もしかして、、、」

 

幽香「心臓がね」

 

新「俺良く戻ってこれたな」

 

幽香「もしかして貴方、そこらの妖怪よりバイタリティがあったりする?」

 

新「または悪運が超強いのかも」

 

幽香「クスクス、否めないわ」

 

少し馬鹿にするように彼女は笑う。

 

新「っていうか、何だったんだ?、アレ」

 

幽香「メディスン・メランコリーの事かしら」

 

新「知ってるのか!?」

 

幽香「知ってるも何も、結構遊びに来るわ」

幽香「まあ喧嘩を売ってくる事もあるけど」

 

新「えぇー」

 

幽香「まあ所詮は生まれたばかりの妖怪だし、雑魚だわ」

 

新「その雑魚に殺されかけたんですけども」

 

幽香「馬鹿なんじゃないの?」

幽香「そこらに居る普通の人間が妖怪に勝てる訳が無いじゃない」

 

新「、、、、、」

 

並大抵の人間が妖怪に勝てるのはとても困難だというのを突き付けられる。

 

 

ガチャンッ

 

部屋の扉が開く。

 

?「あのー、、、」

 

扉を開けた者の正体は

ウェーブのかかったショートの金髪に青い瞳

赤と黒を基調としたメルヘンチックな服装の小さい少女が居た。

だが少し目のあたりが赤くなっている。

 

新「この子が、、」

 

?「わ、私っ、メディスン・メランコリーって言いますっ」

?「さっきのことは本当にごめんなさいっっ」

 

新「、、、、、」

 

メディ「うう、、、」

 

何か言われると思い彼女は少し俯いた。

 

 

新「今度、またああいう場面に出会ってしまったら」

新「早とちりしないこと」

 

彼女が想像していたものとは全く違う言葉が、彼女に向けて投げかけられる。

 

メディ「許して、、くれるんですか?」

 

少し驚きながらも、自身のしたことを許されたのかを思わず問いかける。

 

新「謝る事が出来るなら許すさ」

 

メディ「そんな、、、」

 

襲ったはずの人間からの、慈悲の気持ちからの許しと忠告の言葉と

許される筈が無いと思っていた自分の考えが交差し

行き場のないモヤモヤが只々頭の中で膨張していった。

 

新「前向け」

 

メディ「はい、、」

 

新「まあ確かにキミは俺の事を襲ってしまった」

新「だがこうやって俺は無事だし、キミは謝罪することも出来た」

 

新「なら、それでいいじゃないか」

 

新「そして今後こういう事がまたあった時に」

新「ああ、そういえばあんな事が前にあったから気を付けて対応しないと」

新「とか、次に繋げられるかもしれないじゃないか」

 

 

少し新は頭を掻きむしる。

思ったように言葉が出なく、少し手こずっている。

 

新「あーそのーつまり、アレだ」

新「反省したならOKって事だ」

 

 

 

少女は、鈴蘭畑捨てた人形が長い年月を経て妖怪化した者だった。

元々の生い立ちもあり、人間を恨んでいた。

人間に操られるがままにされる人形の地位向上のため「人形解放」を強く願ってもいる。

だが、とある人物に出会い、諭され、世界をもっと見て学ぶことにした。

 

人間とはまだ余り交流をしたときは無い。

ここまで個人で深く関わったのも初めてで、ここまで優しく接してくれるような人間と会うのも初めてであった。

 

今までも少しは「優しさ」というのは受けたことがある。

だが心に響く様な、太陽の光の様に大きく包み込む様な器の広い行動。

ただ襲った事を許されただけなのに、今までにない様な規模の「想い」を抱いた。

 

  人間にも良いのが居るんだな

 

そんなボヤーっとしか言えない何かを頭の中で考える。

気付いたら涙が流れていて、もう枯れそうだった。

 

 

メディ「はい!」

 

そう元気よく返事をする。

その返事は今までを払拭するかのようなものだった。

 

 

  経つ

 

 

新「というか、なんで助かったんだ?」

 

ふと疑問が浮かぶ。

三途の川に行くレベルで危険な状態から、どうして復活出来たのかが気になる。

 

幽香「メディスンが解毒薬を作ったのよ」

 

メディ「毒を扱うなら、解毒薬も作れないとね」

メディ「それでも作ったのは特急、もしかしたら何か作用が残ってしまっているかもしれないわ」

 

新「ほぇー」

 

メディ「あのときは混乱してて、色々な毒を混ぜて一気に使っちゃったから、完全な解毒薬を作るのは無理だったよ」

 

無念そうに言う。

 

新「それでも助かったんだから有り難いよ」

 

メディ「分かった!」

 

 

 

新「ふう、気分とかも落ち着いてるし、大丈夫かn」

新「ゑ」

 

一瞬思考が止まる。

 

新「幽香さん、その頭の ソレ なんですか?」

 

幽香「頭って、何も変なのは付いてないけど」

 

新「付いてないって、、、ぇえ???」

 

幽香「何よ」

 

新「そのー、頭の上に、「花」咲いてますよね」

 

幽香「馬鹿にしてる?」

 

表情は変わらないが、殺気が漏れ出す。

 

新「いや、そういう訳じゃ」

 

幽香「じゃあ何、頭でも可笑しくなった?」

 

新「そうかもしれない」

 

試しに頭の上に咲いている花に触れてみようとする。

 

 スカッ

 

すり抜け、幽香の頭に手が乗った。

 

 ナデ

 

変な事になったが、なんとなく撫でてみた。

途轍味もない殺気を出し始め、殺そうとしている視線を感じた瞬間止め、謝りまくった。




うーん、長文むっず

はい、アンケートです。この二次創作の会話文の書き方がどうやら台本形式と呼ばれてるヤツっぽいんですけど、皆さんはこの台本形式にどう思っていますか、アンケで縛られてますが意見欲しいっす。

  • 台本形式ィ?好きだね
  • まあ、イケなくはないな
  • 少し気になる書き方だな
  • あまり好きじゃないね
  • どーでもいいからコロナの休憩分書けやコラ
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