向日葵畑から(仮)   作:檜の棒

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16話「海、そして続く幻覚」

幽香「そういえば、新」

 

新「どうしたんです?」

 

急に名前を呼ばれ咄嗟に反応する。

 

幽香「どうしてあの子t、あの雑魚共は貴方の部屋に居たわけ?」

 

何故か言いかけで訂正する幽香、新はそれに気づくも無視する。

いや無視しなければ何かされる。

 

新「なんか話がしたかったらしくて」

 

幽香「どんな」

 

新「リグルが俺に外の事色々聞きたいって友達を連れて来たんだ」

 

幽香「あの大妖精ね」

 

新「名前知ってたんだ、、、」

 

少し戸惑う。

 

幽香「しょうがないわ、あの子もよくここに来るもの」

 

新(あれれーさっきの訂正なんだったん)

新「まああんな感じで毎回来られると覚えちゃいますよね。」

 

幽香「まあ戦いを挑んでくるだけじゃないし、、、」

 

新「へぇ〜」(ゴクゴク)

 

水を飲む。

 

幽香「何その、まるで興味がありません、みたいな反応」

 

新「ん、、、ごめん」

 

幽香「そんな返事でこの私に許されると思ってるの貴方だけだと思うわ」

 

新「へ?」

 

幽香「自慢じゃあないけど、まあまあ生きてるし強いのよ?私」

 

新「まあまあ生きてるって、どのくらい?」

 

幽香「それ聞いちゃうかしら、レディに」

 

新「ああっすみませんでしたッッ!」

 

幽香「そういう所気を付けなさいよ、全く」

 

 

 

幽香「、、、まあまあ生きてるって言ったけど、実をいうとどれぐらい生きてるかは自分でもわかってないの」

 

新「ゑ」

 

幽香「妖怪は語り継がれていけばいつまでも生きていける」

幽香「妖怪は人々に認知されていればいつまでも生きていられる」

 

新「ほぇぇ、、、」

 

幽香「まあ確かな事を言うと、博麗大結界が出来る前から生きてる事は確かよ」

 

新「それって」

 

幽香「博麗大結界が出来たのはたしかー明治の17年辺りかしら」

 

新「めっちゃ前だ、、、、、」

新「てかハッキリ覚えてるじゃないですか」

 

幽香「大きい出来事が起きたならちゃんと覚えてるわよ」

幽香「それと違って歳は生きている限りずっと重ね続けるから覚えてられないわ」

 

 

新「博麗大結界が出来る前から生きていたんですよね?」

 

幽香「そのハズだけど、どうしたのかしら?」

 

新「じゃあ幽香さんが海を見た可能性ありますよね」

 

幽香「、、、確かにあるわね」

幽香「でも急にどうしたのよ」

 

新「その、大妖精が質問してきた内容が」

 

新「海の事だったんですよ」

 

幽香「あの子がそんな事を、、、、」

 

新「それで聞きたいんですけど」

新「幽香さんは海行ったことありますか?」

 

幽香「ん、、、」

 

少し思い出すように黙り込む幽香。

 

幽香「覚えは、、無いわ」

 

新「無いかぁ」

 

幽香「というか、私が海を見ているのを覚えていたとして、どうなるわけ」

 

新「あー」

新「なんとなくで質問しちゃった、、かな」

 

幽香「考えも無しに話を広げない事」

 

 ペチンッ

 

新「だっ!」

 

デコピンを食らう。

 

幽香「貴方もう少し人とのコミュニケーションを頑張りなさいよ」

 

新「ふぁい、、、」

 

 

 

新「あ」

 

一つ、声を出す。

 

目線の先には一匹の蟻。

 

新(なんで居るし)

 

指を近づけ、蟻を乗せようとする。

 

新「貴様、こんな場では生きづらいだろう、ここで一つ手を、いや指を一つ貸そうではないか」

 

蟻に向かって愉快に演技をしながら、助け舟を一方的に出す。

幽香は取り寄せた茶葉で作った緑茶を飲みながらその光景をじっと見ている。

 

新「怖気づく必要はない、ただ貴様を救いたい一心なのだ」

 

蟻は新の差し出した指に向かう。

 

新「そうだ、私の指に乗るがいいーー?」

新「ファッ!?」

 

軽く悲鳴を上げる。

 

新「アリが、指の上で消滅した、、、だとッッ!?」

 

幽香はそれを遠くから聞き、少し声を掛ける。

 

幽香「どうしたのかしら?道化師さん?」

 

新「あ、、、ありのまま今起こった事を話すぜ、、、、、」

 

新「おれは指の上にアリを乗せたと思ったら」

新「そのままファッと消え失せた」

 

幽香「大丈夫かしら?2つの意味で」

 

新「多分幻覚だろ」

 

幽香「そんな軽く言うものかしらね」

 

新「軽いもんでは無いな」

 

あの日から幻覚がずっと視える。

 

死んだじっちゃんが眼の前に現れたとかのレベルでは無いが、壁から木の枝が生えていたり、自分を中心にどデカイ影が出てきたりするが頭上には何も無かったり、クソ花がいつものテンプレを語りかけてきたり。

 

最後のを除けば大体は実害は無いような幻覚が続いていた。

だがジワジワと精神は疲弊して来ているのかもしれない。

多分ツッコミ疲れ。

 

新「ホント、無視するしか対処法が無いんだよなぁ」

 

幽香「永遠亭に行ってみるのが良いかもしれないわね」

 

新「永遠亭とは」

 

幽香「通称「闇の病院」」

 

新「んな物騒な」

 

幽香「まあ実力はあるしぼったくりも無いわ」

 

新「じゃあなんでそんな通称が、、、」

 

幽香「里の人間が考えた事よ、そこまで深くは知らないわ」

 

新「ほ、ほぇ〜」




今回は長かったな。
ネタ切れ大魔王になりつつあるってかなってるみたいなもんだし。
次に繋げられるのは嬉しいかぎりですぞ。

はい、アンケートです。この二次創作の会話文の書き方がどうやら台本形式と呼ばれてるヤツっぽいんですけど、皆さんはこの台本形式にどう思っていますか、アンケで縛られてますが意見欲しいっす。

  • 台本形式ィ?好きだね
  • まあ、イケなくはないな
  • 少し気になる書き方だな
  • あまり好きじゃないね
  • どーでもいいからコロナの休憩分書けやコラ
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