向日葵畑から(仮)   作:檜の棒

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「あらららすじです」
「らが2個多いぞ」
「失礼、かみました」
「随分前に聞いたような違え方するなよ」

「取り敢えずあらすじに戻るぞ」
「えーっと確か……竹林の中を探索してたら、急に自身をゆうにに超えているようなサイズの崖が…作者は頭が可笑しいのか?」
「いくら話を書くネタが無いからって、崖を竹林の中から急に出現させるとか、怪異でも聞いた事無いぞ」
「私の怪異の時だって中々に変でしたよ?」
「帰りたく無い時にだけ目の前に現れる幼女とかー」
「確かにな、言えてる」


45話「崖の下、そしてバケモノ」

新「はぁ……まあ真っ直ぐ先まで視えるのが幸運ってな感じだけどー」

 「てか先が視えるは視えるけど遠過ぎやしねーか?いくら進んでも近付いてる気がしないんだけど」

 

前回ブチ当たった崖を現在は右側に沿いながら進んでいる。

なぜ崖を飛行で登らないのかというと、飛行の魔法は使えるは使えるのだが、移動としては最低限までしか積み込めず、縦方向に向けての飛行が上手くできないのだ。

ほんの数メートルなら縦移動は可能だがそれ以上高度を上げようとすると落ちる可能性があり、それと同時に落下で何かしらの負傷が起こる可能性もあるのだ。

 

新「左は崖、右は竹、真ん中にはただの開けた道?みたいなの」

 「殺風景ってこういう事を言うのかな」

 

新「歩いても歩いても進んでいる気がしない、もしかしてマジで進んでないとかある?」

 「まっさかー、virtual insanityのMVじゃあるまいし」

 

新「………ないよね、流石にね」

 

 

 

新「………ん?なんか音が…しかもどっかで聞いたことがあるような…」

新「こう、一定のリズムをドラムで叩いてる裏?表?でコーラスみたいな音がーーー」

 

 ガサリ

 

「ーーーあ?」

 

右側の竹林の中から何かしら物音がする。

 

「なんか居るのか?てか音近くなってるし」

 

 ガサガサ

 

「なんかヤバそ、早く離れないと…」

 

移動を再開する、だが物音と謎の音楽のようなものは鳴り止まない。

 

 ガサガサガサ

 

(おいおいおい、なんか近づいてきてー)

 

?「オイ、ソコノ餓鬼」

 

新「なっ!?」

 

後ろを振り向く。

そこには

 

管のように丸く、そして長く黒い胴体に犬の頭を乗せたような見た目。

 

新「な、なんだアイツッッ!!!」

 

今まで見たことも無いものを見てしまい、気が動転してしまいそうになる。

 

妖怪「無礼ナガキ タベルカ?」

 

新「たたた、食べるだぁ!?」

 

妖怪「ソウダ オマエ エモノ」

「オレ オマエ 食ウ」

 

新「ちぃっ、どっかで聞いたようなフレーズ言いやがってこんにゃろう!逃げじゃあああ」

 

恐怖で竦む足を飛行で飛ばし先へ行く。

だが謎の妖怪も新を食べようと同じく宙を舞いながら追いかける。

先程まで流れていた音は急変し激しいヘビーメタル調のBGMになる。

 

新「なっマジでコイツなんなんだよッッッ」

 (死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない)

 「うわあああああああああああああ!!!!」

 

妖怪「ゲンキナ エモノ ウマソウダ」

 

新「と、ととtとりみだしちゃ駄目だッッ」

 「落ち着け…落ち着け!速度はまだ勝ってる!なら後は巻くだけだぞ!落ち着けよ俺!!!」

 

半ば錯乱状態のまま追いかけられている。

 

新「ちくりんの中に行くとか?行くんだよ!」

 

右側にある竹林にへと突っ込む。

 

妖怪「ナニッ?! アイツナカナカヤルナ」

 

すぐさま追いかける謎の妖怪。

その長い身体をゆらりゆらりと揺らしながら後ろから追う。

 

新「ぐあぁッッ!?竹かクソッ」

 

度々自生している竹に肌を擦らせ傷が増えていく。

 

新「そ、そうだ!無線!無線だよ!」

 

  CALL

  124.05

 

妹紅《こちら妹紅、なんか竹林が騒がしいんだk》

新「助けてくれッッッ!!!」

 

妹紅《何があったんだ?》

 

新「今っ、例の崖の下で妖怪みてぇなのに追われてるッ」

 

妹紅《その妖怪の特徴はどんなんだ?》

 

新「ぐあッ」

妹紅《大丈夫か!?》

 

新「今崖下のっ、すぐ近くにある竹林で飛んでいるッッ」

 「てか妖怪に追われてる!!!」

 

妹紅《落ち着け、いいか落ち着くんだ、こうやって無線出しながら飛べるならまだイケるはずだ》

  《取り敢えずその妖怪の特徴を》

 

新「なんかひょろ長くて犬の頭付いてる!」

 

妹紅《………おっけー、そいつ「イヌガミ」だ》

  《強力な「呪い」を得意とする妖怪、取り憑いた相手をその力で呪い殺すんだ》

 

新「呪い…呪いってどういう?!」

 

妹紅《わからん!》

 

新「わからないってどういうって危なッ」

 

妹紅《イヌガミってだけで充分絞れてるんだけど、使ってくる呪いは個体で変わってくるんだ》

  《ジャンルは決まってるけど、そのジャンルの中の何を使うかがわからないんだ》

 

新「取り敢えず避けろってことか!」

妹紅《それでいいぞ!》

 

イヌガミ「ゴチャゴチャウルサイ!!!」

    「クタバレッ」

 

そう言い放った直後、イヌガミが大きく口を開ける。

その口からは赤く揺らめく光が集まっていく。

 

イヌガミ「マルヤキダァアアアア」

 

瞬間、口の中で収束していた赤い光が炎となって吹き出される!

 

新「何ッ!?」

 

 ゴォォオオオォォオォオォォオオオオ

 

新「あっぶねぇええええええええッッッ!!!」

 

当たる寸前に横へと動き間一髪火炎放射を避けた。

 

新「あれが呪いっていうのか?わけ分かんねぇよ!」

 

イヌガミ「グギャアアアアア!!!」

 

新「わぶッッいつの間に?!」

 

火炎放射を避けているスキにより距離を詰められてしまっていた。

 

イヌガミ「メシ!メシ!メシ!メシ!」

 

どんどんと距離を詰められる。

 

新「ぐぅうう……やるしか…クソッ」

妹紅《何をする気だ!?》

新「大丈夫、イケる」

 

イヌガミ「ギャオォォオオン!!!………?」

 

イヌガミの視界から忽然と、追っていた人間の姿が消える。

 

新「怖そうなのは見た目だけで、案外トロいんだなぁ!!!」

 

イヌガミ「ガァッッ!」

 

声が背後から聞こえ、振り返るとそこには

 

新「精度とか、威力とか、効果とか」

 「まだ良くわかんないけど…ッ」

 

前に突き出した右手に左手を添え

 

新「取り敢えずで良いから食らえやぁッッッ!!!」

 

魔力の光が集まる

 

新「はぁぁぁぁ…………」

 

イヌガミ「ナニッッ?!」

 

驚愕するも時既に遅し

 

新「当たれぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

光は複数に分かれ、イヌガミの体に連続で命中する。

そのいずれもが、普通の人間じゃ余程の才能か努力が無ければ出せない程のスピードと威力を兼ね備えていた。

 

イヌガミ「グアァァァアアアァァアアアァア……………」

 

その魔力弾を受けた妖怪は、浮き上がる余力も全て失せ、重力で地面に叩きつけられた。

 

 

妹紅《………やった、のか?》

 

新「どうなんだ?動く気配は無いけど…」

 

妹紅《お前自身はどうなんだ》

 

新「………ちぃっとばかしヤバいかも」

 

妹紅《何がどうした?》

 

新「派手にやり過ぎて他が集まってきたかも…」

 「出来れば来て欲しいんだけど」

 

妹紅《向かってる途中だからもう少し、もう少しだけ耐えてくれないか?》

 

新「ははは……」




イヌガミはメガテンイメージっす
流れていた音とBGMは初代メガテンの接敵と戦闘辺りですかね。

戦闘中にいつまで飛んでも竹林から出なかったり、崖の端に着かなかったのは、まあ簡単な程度で空間を弄れるモブ妖怪が他に居て、戦闘が始まったからその能力を行使してた感じで…駄目?

あとあの光の魔力弾ですが、人間では余程の努力または才能が必要な威力ってだけで妖怪や神は普通に持ってる威力です。
魔理沙と霊夢はコレを普通に使える辺り人間じゃないんじゃないかと疑いたくなりますね。

それとイヌガミの背後に回ったやつ。
イヌガミは最高速で飛んでいて追うことだけを考えてました。
新はイヌガミに攻撃されるかもしれない瞬間にブレーキをかけてイヌガミを先行させて後ろに立つようにしたっていう。

はい、アンケートです。この二次創作の会話文の書き方がどうやら台本形式と呼ばれてるヤツっぽいんですけど、皆さんはこの台本形式にどう思っていますか、アンケで縛られてますが意見欲しいっす。

  • 台本形式ィ?好きだね
  • まあ、イケなくはないな
  • 少し気になる書き方だな
  • あまり好きじゃないね
  • どーでもいいからコロナの休憩分書けやコラ
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