向日葵畑から(仮)   作:檜の棒

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2022/06/05 一部文章に指摘を頂いたから直しておいたぜ。
      報告だけだから詳細は言わんくても良いよね?


4話「太陽の畑、そして蟲の妖怪」

説明の為に外に出る事になった。

この建物から出るのは一応初めてになる。

 

ガチャリ

 

扉が開かれる。

幽香が先に玄関で靴を履き替え外へ出る。

新も靴を履き、出る。

 

ザァー

 

遠くまで続く大量の向日葵がそよ風に吹かれ、ザワザワと音をたてながら揺れていた。

一斉にウェーブしながら揺れている様は、水面の様にも見えた。

自然の匂いと一緒に、少し甘い、鼻をくすぐるような草花の香りがした。

 

新「あー、、、こういうの、なんかいいなぁ〜」

 

幽香「語彙力も無くなったのかしら」

 

新「あれだ、言葉が出ない」

 

幽香「はぁ、、、言葉出てるじゃない、、まあいいわ」

 

 

幽香「ここは「太陽の畑」見ての通り向日葵の群生地よ」

幽香「ここには妖精だとか弱めの妖怪とかも来るからこの家から離れたら気を付ける様にしなさい」

幽香「妖精は大概が悪戯好きな性格だから何をされるか分からないわよ」

 

新「気を付けます!」

 

幽香は軽く呆れる。

そしておもむろに指を指す。

その方向には、結構な標高の山があった。

 

幽香「あの山に博麗大結界の境目、「博麗神社」があるわ」

 

新「これまた高い所に建ってるなぁ」

 

幽香「あの位置にあるお陰でこの幻想郷全体を一望出来るわよ」

 

新「へぇー行ってみたいな、今じゃなくていいけど」

新「てか博麗「神社」って事は神主とか巫女さんみたいなのが居たりするんだ?」

 

幽香「神主は、、、神主は居ないわ」

幽香「巫女なら代々博麗の巫女が引き継がれていってる」

 

新(ちょっとだけ含みのある言い方だったが、うろ覚えだったとかかな)

 

幽香「あとあんまり行くのはお勧めしないわ」

幽香「行くなら能力とか魔法とか色々使えた方が安全だわ」

 

新「何か居るんですか、その神社」

 

幽香「妖怪ね、しかも上級の」

 

新「妖怪!?神社なのに!?」

 

幽香「神社でもよ」

幽香「あそこではちょくちょく宴会が開かれてて、普通に妖怪共が境内で酒を飲んでたりするわよ」

 

新「そこ安全なんです、、、か?」

 

幽香「まあ境内で襲わない様にはしているし、そこまで本能に振り回されないような妖怪しか来ないから、ちょっとドキドキはするでしょうけど安全ではあるわ」

幽香[、、、、あと私も偶に行ってる]

 

新「まあ対抗手段がない内はあんまり行かない方が良いって事ですね」

 

そして次は少し左に角度を動かした位置に指を指す。

 

幽香「この方向に人間が住む「人里」があるわ」

幽香「ここからだとちょっと遠くて、移動中に幻草原を挟むわ」

 

新「分かった」

 

幽香「あと他で言うと魔法の森とか妖怪の山とかもあるけど今の貴方じゃ結構危険ね」

 

新「まぁ記憶の片隅にでも置いておくよ」

 

一通り重要そうな事は言ったらしく、幽香はまた家の中に戻って行った。

 

 

 

まだ風は吹いていて、心地よい気分にさせてくれる。

 

新「こういうのを「エモい」って言うんだろうな」

新「あっ、、、スマホあるじゃん」

 

ポケットからスマートフォンを取り出しカメラ機能を起動する。

 

スマホの画面越しに向日葵畑を映し、シャッターを切る。

 

パシャリ

 

電子音が鳴る。

スマホのフォルダを確認してちゃんと撮れてるかを確認する。

 

新「うん、上出来だ」

 

上手く写真を撮れて気分が良い。

そんな細やかな幸せを感じていると。

 

?「おーい!そこのおにーさーん!」

 

どこからか、女の子の様に聞き取れる声が聞こえてきた。

だが少し中性的にも取れる様な声でまだ判らない。

取り敢えず、新は声のする方を見てみる。

 

新(ん?、、、居ない?)

 

だが視線には声の発信源らしき人物は見当たらなかった。

 

?「あははっ、上だよ、うーえー!」

 

新(上?)

 

そう言われ、少し見上げる。

 

そこには、触覚を生やし、立派なマントを羽織った、緑色が綺麗な髪をした不思議な少女?が「飛んでいた」

 

新「うぉああああ!!!」

 

ドスンッ

 

腰を抜かす。

現代で空をこの様に飛ぶには結構な機械が絶対に必要である。

だがこの少女?はワイヤーもジェットパックも無い。

その身一つで飛んでいたのだ。

 

?「あっ、ゴメンっ驚かせる気は無かったんだ!」

 

そう謝罪しながら彼女?はゆっくりと高度を下げ、綺麗に着地する。

 

?「うーん、、大丈夫?おしりとか」

 

新「あ、あぁ大丈夫だよ、まだこの幻想郷?に馴れてなくてね」

 

新は恥しそうに頭を掻きながらそう言う。

 

?「馴れてないって事はやっぱりキミ「外来人」なんだね」

?「まあ服装とかもあまり見ないものだったし予想は出来てたね」

 

新「外来人?」

 

?「外来人って言うのは、幻想郷の外から来た人の事を言うんだ」

 

新「へぇ、いい事聞いたよ、ありがとう」

 

?「そういえば自己紹介を忘れてたね」

?「私の名前はリグル・ナイトバグ、蛍の妖怪よ!」

 

新(この子、妖怪なんだ、、、一見すると普通の女の子?に見えるんだが、幻想郷の妖怪ってこんな感じなのかな、取り敢えず)

 

新「俺は新、咲都新、幻想郷の外つまり現代から来たんだ」

 

リグル「やっぱり外来人だったんだね、でもそれよりも!」

リグル「今後ともヨロシク!」

 

新「ヨロシク!」

 

幻想郷で初めての風見幽香以外の知り合いが出来た。




なんか話によって量が違うが、まぁ大丈夫やろ。
そういや伝えるのを忘れてたが、事前に物語を全部考えてる訳じゃなくて、その場その場で考えてる超不安定だから次話投稿が中々無い時は、ネタが出ないか、飽きたんだなと思ってください。

あとこの物語の設定で使う地図です。http://yuofc2.blog72.fc2.com/blog-entry-110.html?sp

はい、アンケートです。この二次創作の会話文の書き方がどうやら台本形式と呼ばれてるヤツっぽいんですけど、皆さんはこの台本形式にどう思っていますか、アンケで縛られてますが意見欲しいっす。

  • 台本形式ィ?好きだね
  • まあ、イケなくはないな
  • 少し気になる書き方だな
  • あまり好きじゃないね
  • どーでもいいからコロナの休憩分書けやコラ
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