「ヘマこいてバレた!」
永琳「………」
その場がイッキに静まる。
新「やっぱり、さっき言ってたような「監視カメラ」なんですか?」
「竹林の上空からの映像でしたけど…」
永琳「………正直に言うわ」
鈴仙「!?」
永琳「あれは正真正銘、「監視カメラ」よ」
新(やっぱりそうか…)
「…なら何故、監視カメラを仕掛ける必要が?」
「その、月の民?っていうのが関係してるんですかね?」
永琳「そうよ」
「でも月の民の事はそんな事細かく教えるのは出来ない」
新「どうしてですか」
永琳「知らない事が増えるだけで、そもそも無意味なのよ」
「それに、幻想郷に居る住民の大半はその存在を知らない。そこに変な噂話が広がったとして、その噂話で私達に何かしら影響が無いとは言い切れない」
「…とりあえず貴方に開示出来る月の民についての情報は」
「私達「永遠亭の住民」の敵だ」
新「て、敵なんですか…」
永琳「そう、明確な対立関係よ」
新「とりあえずはその敵から逃れ、身を守る為に監視カメラをそこかしこに仕掛けてる訳なんですね」
永琳「まあ最近、月の民は幻想郷に来れない事が判明したからそこまで怖がらなくて良くなったのだけれど」
新「え、えぇ…」
永琳「それでもこの情報が外に漏れたら、大きさはともかく必ず騒ぎになるだろうから情報は出さないし、この迷いの竹林自体が危険の塊だから監視カメラも撤去しないわ」
新「……まあ、悪用とかじゃないなら良かったです」
永琳「理解して貰うとありがたいわ」
新「とりあえず俺は今聞いた内容は、全て、絶対に、他所に漏らさないでいいん‥ですか、ね…?」
永琳「良いわ、それで充分よ」
永琳「それで、どうしてここで寝ていた訳?」
新「あっ、あのーそのー」
言葉を詰らせる。
どう答えようか迷っている。
永琳「普通、ここには来ないと思うのだけれど」
新「その、さっき鈴仙さんに言ったと思うんですけど、痛み止めが無かったんですよ」
永琳「あー…」
新「それで夜中に肩が痛くって薬が無いってなって」
「事前に聞いてた常用の薬が置いてある部屋に向かってたら…って感じですかね」
永琳「それってつまり勝手に薬を取ってきて服用したって事よね?」
新「で、でもっ鈴仙さんが痛み止め持ってっちゃったんですよ!?」
永琳「………」
少し、応答に間が開く。
永琳「………もう二度と勝手に入らない事」
新「はい…」
永琳「鈴仙には後でキチっと言っておくわ」
新「わかりました…」
(雰囲気こえーーーーッッッ!!!)
永琳「もう話は無いわね?じゃあ部屋に戻ってもらうわよ」
新「………」
「なんか問い詰めちゃったけど結局なんだったんだろう…」
「なんか急に怪異モノの小説みたいなセリフも出てくるしさぁ…」
「この幻想郷、さては結構闇深めだな?」
ススー
閉め切った扉が少しだけ開く。
その隙間からよれよれのうさ耳を生やした少女が顔を覗かせていた。
どこか心配させるような顔つき、疲れているのか、それとも──
ガラガラッ
見られていると気付くと、鈴仙は勢いよく引き戸を開けた。
緊張からかピシッとした背筋で不動、だが細かく振動するかのように身体が揺れていた。
鈴仙「あのッッ」
新「あ、鈴仙さんじゃないですか」
鈴仙「も」
新「も?」
鈴仙「もももももももm」
削岩機のように縦に振動しながら「も」の一文字を連呼し始める…
新「怖い怖い怖い怖いッ!!!」
「い、一回深呼吸だ!」
鈴仙「し、しんこきゅう?」
新「そーうだ、ゆっくりー…吐いてー、吸ってぇ?吐いてー…」
新の指示に従うように深呼吸をする。
動きは何故か少し大袈裟だった。
鈴仙「ふぅぅぅぅ…」
新「そーだそうだ、ゆっくりぃぃ…落ち着けぇぇぇ…」
鈴仙「………ふう」
新「落ち着いたか?じゃあ、要件をどうぞ」
バッ
鈴仙「申し訳ございませんでしたああああああッッッ!!!!!」
直角90度に近いお辞儀、そして口から放たれる全力の「ごめんなさい」に新は少しビビっていた。
鈴仙「その、痛み止めの事…ほんっとうに気が緩んでて……」
新「まあ、過ぎたことだし…今度から気を付ければいいと思うよ?」
新「失敗で人は成長するんだ、キミ人間じゃないけどもこれは同じだと思う」
鈴仙「はい!わかりました!」
「ありがとうございます!それでは仕事もまだまだあるので失礼します!」
ガッ
最初部屋に来たときよりも元気そうに去っていった。
新「んで、痛み止めは貰ったはいいけど」
「中身無いんだよね」
ちょっと今回は会話文をキャラ毎に改行してスペースを開けるのをやめて繋げてみました(伝われ)
文章書くのがヘタクソだし、東方のキャラ多過ぎるしで会話文の前に付けてる名前表示はまだ許してくれ……
あと今回の話の後半に出てくる鈴仙は日常。のアニメの動きを脳内でさせてました。
それとノーモアヒーローズ3買いました、トラヴィスストライクも地味に正史扱いっぽいけど俺は3を先にしたいと思うぜ!
トラヴィスストライク知らんから急にバッドガール蘇っててびっっくりしたぜ!
はい、アンケートです。この二次創作の会話文の書き方がどうやら台本形式と呼ばれてるヤツっぽいんですけど、皆さんはこの台本形式にどう思っていますか、アンケで縛られてますが意見欲しいっす。
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台本形式ィ?好きだね
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まあ、イケなくはないな
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少し気になる書き方だな
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あまり好きじゃないね
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どーでもいいからコロナの休憩分書けやコラ