すまない!!!
まえのおはなし
「原因は新の魔力かもしれないとよ」
新「魔法を使いまくるかぁ…そもそもそんな魔法知らないし、どーしよ」
ベットの真横に居座っている幽香が口を開く。
幽香「私が適当な魔法を使うか教えるかでどんどん減らすという手法もあるのだけれど」
新「おお、それいいじゃん」
幽香「私が今思いついてる魔法、高負荷過ぎてショックを引き起こす可能性があるわね」
新「…それ以外は無いんスか?」
幽香「あるにはあるけど、時間がかかり過ぎるわ」
新「はぁ」
新は真っ白いベットの上で溜息を漏らした。
窓から差し込む日の光りが部屋を照らしているが、空気としてはどんよりと静かだった。
幽香「ま、この永遠亭、どこからか変な道具引っ張り出して解決するわよどうせ」
新「前がヨクワカールだったし…魔力スイトールとかかな」
幽香「流石にそんな安直なネーミング付けないわよ」
新「どうかな…」
二人でダラダラと話していると扉が静かに開いた。
鈴仙「あのーすみません、幽香さんに用があってちょっと来てほしいんですが…」
鈴仙は前の事もあって少し萎縮している。
もちろん耳も一緒に。
幽香「良いわよ」
鈴仙「それじゃあ付いてきて下さい」
幽香はその場から立ち上がり、鈴仙と共に部屋を出た。
新「魔法魔法、うーん」
「全く知識が無い俺にはゼロから10作れみたいなもんだぞ」
一人で唸り声を出していたその時。
永琳「ちょっと新くん?手伝って貰いたいから付いてきて貰える?」
新「それって鈴仙さんが呼んでたヤツですか?」
永琳「いいえ、全くの別件よ」
新は軽く息を吐いて、ベットから降り先程の幽香と同じように付いていった。
新「そのー、手伝ってほしいって言ってましたけど…どういった内容で?」
永琳「んー、まあその肩のリハビリも兼ねて簡単な力仕事に近いものをやってもらいたいの」
新「リハビリですか、まあ時間も有り余ってましたし丁度いいです」
永琳「ありがたいわぁ」
━━━倉庫━━━
二人がたどり着いたのは永遠亭の倉庫。
結構時間が経っているのかホコリっぽいが、換気の為に窓を開けているのでそこら辺はじきに良くなるだろう。
倉庫には使わない道具が沢山置いてあり、部屋の一方には軽いガラクタの山が出来上がっている。
新「うおぉぉ…結構凄いな」
永琳「貴方にはこの機械を外に出して欲しいの」
永琳がそう指を指している先には、これまたメカメカしいタンクのような物とそれに直結している形で様々な機械が取り付けられている謎の物質があった。
永琳「一応この倉庫は扉があって外に出れるようにはなっているけど、私は別の方でまた準備が必要だから出しておいて欲しいわ」
新「それなりにデカいなぁ…どうやってあそこまで」
永琳が説明した通り倉庫の部屋の片隅には外側に繋がっているであろう両開きの扉があるが、この謎のタンク機械は見事な対角線上に置いてある。
だがタンクはまあ少し持ち上がりはするものの、重たい。
そのタンクをどうやって外に出せばいいのか、と新は悩んでいた。
ガサゴソ
新「なんか役に立ちそうな…台車とか無いんかなぁ〜」
「こう、丸太みたいなのでゴロするのもアリだが、多分下手に扱えないぞコレ…うーん」
悩み唸りながらもどう運ぶか等を考えていた。
新「やっぱここはパワーかぁ?」
「まあ、少しは持ち上がるんだしぃ…ッッ」
機械の下部分に手を入れ持ち上げようとするも
ドスンッ!!!
新「だぁああ!!無理だぁこれぇ…俺の非力で情弱な馬力じゃ駄目だぁ、歯も立たん」
ホコリが舞っている倉庫の中で悲しげに横たわる、まるで全身の力が抜けてしまったかのように。
鈴仙「どうかしたんですかー?」
そんな所にやってきたのは鈴仙だった。
多分先程の大きい音に反応して来たのだろう。
鈴仙「あわわわ、こんな大きな機械どこに運ぼうとしてたんですか?」
新「あー、これは永琳さんに頼まれてそこの扉から外に出しておいてくれってな」
鈴仙「これ結構重かったですよ?私が運んでも構いませんかね?」
新「え?イケんの?」
鈴仙「とーぜんです」
新「やれるなら、まぁ頼むよ。俺には無理だし」
鈴仙「よっこいしょ」
そう軽く声を出すと新には到底持ち上げ、運べなかった重い機械が持ち上がった。
鈴仙「すみません!」
新「あ…ああ!なんだ?」
新が呆気としている所に鈴仙から注文が来た。
鈴仙「そこの扉開けてくれませんかぁ?」
新「わかった、今開けるぞ」
ギィィィ
ものものしい音を響かせながら扉が開かれる。
外はまだ明るく、倉庫一帯に大きく光が差した。
鈴仙「おいしょ、よいしょ」
新(よくもまああんな華奢な身体で…幻想郷恐るべし)
ドスッ
鈴仙「こんな辺りでいいですかね?」
扉から出た先、草ではなく整備された土が見えている地面に機械を置く。
手伝った鈴仙はどこか達成感に浸っているようなキメ顔をしていた。
新「ああ、大丈夫だ(と思う)」
新がそう感謝の言葉を告げると鈴仙のキメ顔は一瞬にして溶け、褒められた事に顔がニマニマし始める。
新(コロコロ変わるなぁ顔)
鈴仙「もっと褒めてくれもいいんですよ?」
鈴仙は完全に調子に乗っていた、が。
永琳「感謝の言葉はもう充分でしょ?」
鈴仙「なっ、お師匠様!?いつの間に…」
永琳「どうせまた暇だからそこら辺ほっつき歩いてて丁度いいから手伝ってたとかでしょう?」
鈴仙「ぐぅっ…でも手伝った事に関しては褒めるべきでは?」
永琳「それと、これは、別」
そう言うと永琳は目を鈴仙に向け鋭い眼光で突き刺す。
鈴仙「あ、う…ごめんなさい」
新(なんだなんだぁ?)
鈴仙にそういう設定があるかはわかりませんが人間ではなく玉兎(妖獣)というくくりだったので遥かな力を付けてみました。
そんでコロナで投稿遅れましたごめんなさい。
皆もコロナにかかったらゼリーを買うべきだ、いいな?真っ先にゼリーを買い漁るんだ。
はい、アンケートです。この二次創作の会話文の書き方がどうやら台本形式と呼ばれてるヤツっぽいんですけど、皆さんはこの台本形式にどう思っていますか、アンケで縛られてますが意見欲しいっす。
-
台本形式ィ?好きだね
-
まあ、イケなくはないな
-
少し気になる書き方だな
-
あまり好きじゃないね
-
どーでもいいからコロナの休憩分書けやコラ