向日葵畑から(仮)   作:檜の棒

69 / 80
かなーり時間かかった!スマソ!
それとまたタイトル思いつかんかったわ!スマソ!

主人公の幻覚が周りにも影響を及ぼすシーンを少し規模デカくしすぎた
まーいいか


68話「魔力の線」

新「ど、どーすれば…」

 

幽香「取り敢えず、魔力の供給を断つのが良いと思うわ」

 

新「魔力の供給を断つ?」

 

幽香「私も気付かなかったけど、貴方周りの植物から魔力を吸収して幻覚を視ているんでしょう?」

  「ならまずは魔力を吸収してしまうのをどうにかするべきよ、ここは迷いの竹林の中、植物の魔力なんて正直言って無尽蔵よ」

 

新「じゃあどうやって断つんだ?その無尽蔵の魔力ってのは」

 

幽香「それはもう貴方の『感覚』の話ね」

  「自分が辺りから吸収している魔力の事を認知しなければいけない、だけどそれは貴方が自力で認知する以外に方法は無いわ」

 

新「そんなん言われたって…何をどう感じ取れば……」

 

幽香「自分の身体に意識を集中させてみて」

 

新「集中…集中?集中か…むむむ…」

 

新はとりあえず目を瞑り、自身の事以外を考えないようにしてみている。

 

新(あーなんだ?あのー、中学で部活してる時にやったアレ…試すか?)

 

新は一度姿勢を変えベットの上であぐらをかいた。

そして手の甲を下に向け両手を重ね合わせ、両方の親指の先を上の方で合わせるようにする。

簡単に言えば『黙想』の形だった。

 

新(親指は確かくっつけなかった気がする…)

 

つま先を合わせた親指に少しだけ隙間が出来る。

そしてもう一度目を瞑る。

 

新「………」

 

集中

 

 

 

鈴仙「新さん…大丈夫かな……」

 

小声で心配そうに呟く。

 

幽香「………」

  「もうそろそろよ」

 

鈴仙「?」

 

幽香がそう一言言い放った数秒後

 

新「…ん?」

 

新が『何か』を感じ取り、その違和感で目を開く。

 

新「な、なんかボワボワしてる…」

 「見えない何かがある?」

 

身体の辺りで何かが漂っているのを感じ取る。

 

幽香「見えてはいないようね」

  「その魔力をどうにかしてみなさい」

 

新「あーもうわけわかんねぇ!」

 

頭を掻きながら大きい声を出し、理解出来ていないその現状をどうにかしようと叫ぶ。

 

新「なんっかもう!こう…集まれッッ」

 

新が自身の周りに漂っている何かに対してそう命ずると、新の前方にその何かが集まり、繫がって、固まっていく。

 

新「…は?なんこれ?」

 

その視線には一本の長くそれなりに太く、濃い緑色の線が視えていた。

 

新「もしかしてコレって」

 

幽香「貴方の魔力だと思うわ」

 

新「マジで!?」

 

幽香「マジよ」

 

新(思ったよりあっさりだな…)

 

新「じゃあ、コレを切ればいいのか」

 

幽香「切る?まあ方法は貴方に任せるわ」

 

新「OK、分かった…」

 

部屋の中に突如として巨大な出刃包丁が出現した。

色は鈍色で宙に浮いており、窓から降り注ぐ怪しい光がその刃を一層輝かせている。

 

鈴仙「どわぁっ!」

 

なんの前触れも無く突然目の前に巨大な包丁が現れた事に驚き鈴仙はその場で尻餅をついている。

 

 

新「よぉし、なら…」

 

目の前に現れた巨大な出刃包丁が大きく振りかぶる。

目標は勿論、新に繋がれた太い魔力の線。

 

新「 断ち切れッ! 」

 

大きく振りかぶった出刃包丁が勢いに任せ、魔力の線を刃で断ち切る!

 

 

 

魔力を纏め上げていた線はあっさりと切れた。

新の身体から伸びていた線はまるで着火された導火線のようにジリジリと消滅していく。

断ち切られた向こう側の線は霧散という形で消えていった。

 

 

 

新「………ん?」

 

うねうねと動いていた壁の模様が止まる。

極彩色も少し薄くなっているようだ。

 

幽香「上手く行ったようね」

 

新「そうっぽいな」

 

新が胸を撫で下ろすと同時に宙に浮いていた巨大な出刃包丁も霧散していくように消滅していった。

 

鈴仙「もう…ビックリしたじゃないですか」

 

新「ごめ〜ん」

 

 

 

新「んで、供給は断った訳だけど、まだ治ってないな」

 「どうしたもんかねー」

 

供給が断たれる前よりかは少しマシにはなったが、空や壁、奥の竹林等は未だに極彩色で染められている。

 

鈴仙「新さんに入っていく魔力が無くなっただけだからかと…」

  「だから後は新さんのその幻覚をどうにかすれば良くなる、とかじゃないですかね?」

 

新「どうにかするって…魔力全部消費して幻覚を無くすとかかな…」

 

鈴仙「こんな広範囲まで広がってる幻覚なんですよ?全部魔法等で消費するのは余り時間がかかるのではないでしょうか」

 

新「確かに、幽香さんもさっき『自然の魔力は無尽蔵』とか言ってたし」

 「ん〜〜」

 

 「自分でコントロールするとか?」

 

幽香「その線が一番良さそうだけれど、貴方がコレを操作出来るかしら?」

 

新「コイツを俺の制御下に置くとか、成功したら相当やべぇ事になりそうだぞ…」

 

幽香「失敗した時の事は考えないのね」

 

新「失敗してもどうせ幻覚だし限界があるだろ、それに失敗した時の事ばっかり考えても仕方ないでしょ?」

 

幽香「…それもそうね」




スマホゲームのNIKKE始めたんだけどさ、ストーリーがおもろいわコレ
問題がくぎゅう居るけどくぎゅうのキャラのレアリティが最下位なんだよなぁ……俺からしたらSSSSSSSRなのに
今好きなキャラはギロチンさんですね、刺さってます

それと途中の魔力を集めて出来た線は魔力の動きを幻覚に投影させた物なので魔力そのものはハッキリとは見えてないです。
あの出刃包丁も新のイメージ、意識を視覚化したようなものなので実際に切れはしません(工夫すればもしかすると……)


うひゃーNIKKEの創作してぇええ!!!
まあしたいだけなんですが
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。