向日葵畑から(仮)   作:檜の棒

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遅くなったな!
なんか最近疲れ気味で文章書くやる気が無かったんだよねぇ〜
許してちょーよ


75話「白い空間、そして落ちる」

「ん…どこ、ここ」

 

真っ白い空間、壁は見えない。もしくは白一色で壁はあるが見辛いだけかもしれない。

風は吹いていないが、どこからか自然のざわめきが聞こえる。

 

「………そういや前もこんなんあったな」

 

後ろを振り向く。

そこには白一色の空間には見合わないような植物がいきなり生えていた。

 

草や様々な花、竹に大きな樹木が数本。

地面も真っ白く、そこから生き生きとした植物が唐突に生えているのだから違和感しか感じない。

そして、夢にしては余りにもリアルだった。

 

眼の前の風景やざわめき、空間の距離や色などがハッキリと捉える事が出来る。

 

何かが頭にぶつかる。

 

「ん?何だ」

 

当たった方向を見やる。

空中でふわふわと浮いているゴムボールのような球だった。

そのボールは見てるだけで頭がやられそうな、様々な原色が混ざりあった刺激の強い色合いだった。

 

「なんか落ちてんな、えーっと」

「コップ?何故ここに…」

 

数メートル先に落ちていた物を凝視する。

近付いて更に確認すると、それは陶磁器の白いコップだった。

 

「あー…あのコピーしたヤツだな、これ」

 

だからと言って何かが分る事でもない。

ただ白い空間に物が置いてあるとしか認識出来ない、それ以上の情報が無いのだ。

 

「花に木に雑草、それと大量の竹と向日葵。ますますここがどういう所なのかさっぱり分からん」

「夢、夢…レム睡眠……」

「睡眠してる時に見る夢って確か記憶の繋ぎ合わせみたいな感じだったよな。でもあるのはゴムボールとコップと植物だけだし」

「大量の…竹?なんで竹ばっかこんな多いんだよ」

 

 

 

「わかんないや、寝よ」

 

新は考えるのを諦め、夢の中で寝る。

 

 

眠れない。

夢の中だからだろうか、目を閉じても一向に眠れる気がしない。

白い地面から立ち上がる。

 

「クソッ、現実で俺が起きれば出れるのか?」

「おーーーい!!!起きろーーーー!!!」

 

強く叫ぶも変化は無し、ただ植物のざわめきが聴こえる。

 

「何もない、か」

 

 

 

地べたで胡座をかきながら遠くを見つめる。その先には何もない白い空間が広がっているだけだ。

 

「………?」

 

何かを発見し、立ち上がる。

 

「なんだァ?アレ」

 

接近

 

 

「なんだこの、花…向日葵か?これ」

 

向日葵の中心の周りにある花びら、舌状花が深い藍色で染められている。ただそれは人為的に塗られたものではなく、恐らく『そういう』植物なのだろう。

だが

 

「こんな向日葵見た覚えが無いぞ?」

 

記憶に無い植物。

 

「いや、見たことがない、幻想郷の外に居た時にすら見た覚えがない…なんだこの植物」

 

凝視

見ていると直に吸い込まれてしまう。そんな妄想をさせてしまうぐらいに深く、暗い、最早黒色にも見間違えそうな藍色。

 

 

「……うぐっっ な、なんかジワジワ頭が…っ」

 

唐突な頭痛に苛まれる。

 

「あだだだだだだd」

 

「痛ッッ」

 

視界が黒く染まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃

何かが床に勢いよく落ちる音が家中に響く。

 

新「むぐ」

 

地面に身体ごと突っ伏しているのは新だった。

寝相が悪すぎたのか、それともあの夢のせいなのか、睡眠している合間にベットから転がり落ちていた。

 

扉が開く。

 

幽香「良く寝付けて無いのかしら?」

 

新「あ、あぁ、おはようございます…」

 

幽香「寝ている合間ずっと唸っていたわよ貴方」

 

新「マジかよ…ってか眠いし、頭痛いし、変な夢見るし、起きた瞬間にもう疲れてる、はぁ…」

 

幽香「随分と愉快な夢でも見ていたそうね」

 

新「かなり奇怪な内容だったよ」

 

新がベットから転げ落ちた時の体勢のまま微妙な返しをする。

場の空気が2度程下がり、少しだけ凍結しかけた。

 

 

幽香「冗談を言えるぐらいには余裕があるじゃない、早く起き上がりなさい」

 

新「あ、はーい…」




あの夢は新が魔力を吸い取ったり魔力をそれに対して使ったり(魔法で攻撃したときではない)したときの物が出てきます。

ですが幻想郷に来る以前のものは全く出てこないんですよ。
理由?理由か……まだ考えてません…
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