向日葵畑から(仮)   作:檜の棒

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7話「目覚め、そして、、、誰?」

「ん、、ふぁぁああ」

 

埃っぽい部屋の中、カーテンの隙間から溢れる微かな日光を感じ取り、眠りから覚醒する。

 

新「あれ、、、なんで寝てんだ?おれ、、、、」

新「確か人里がどうたらを喋ったあとに幽香さんから順に風呂に入って、、、むかし貰った着ない服をきてねてーー−−--、、」

 

起きたばかりでまだ鈍い頭を回転させ、現状に至るまでを回想する。

 

新「、、、、、」

 

新「カーテン開けるか」

 

導き出した答えは、、、「今そんなん考えても意味がないから止めよう」だった。

 

 シャー

 

カーテンを最大限に開けると

 

朝の差したばかりのあったかい日光が身体を照らす。

脳が身体全体で光を感じ取り、フルに覚醒する。

 

外の景色も綺麗だった。

 

夜が明けてまだそんなに時間が経っていなく、少しまだ空に寒さを感じるが、向日葵が朝一の日光を受け黄色に輝いている。

 

少しの合間だろうが、毎朝この光景を見れるのは結構嬉しいと新は感じる。

 

さっさと着替えを終わらせ、部屋の扉を開き廊下を歩き、ゆっくりと階段を降りていく。

 

一階は思ったよりも広い。

というか外から見たよりも圧倒的に広い、物理的には可笑しいのだ。

まるで空間が捻じ曲げられたかの様に家の中のサイズが外見と一致しない。

これも魔力を使った魔法や妖力などを使ったものの結果なのだろうか。

真相は風見幽香か建てた建築士にしかわからない。

 

 

 

リビングと思われる部屋に移動する。

一人で使うには少しデカいダイニングテーブルと動力源がイマイチわからないキッチンがある。

特にキッチンの方は現代のキッチンのそれにとても似ていて冷蔵庫まである始末。

 

新(魔力ってすげーんだな、思ったより好き勝手やれるっぽい)

 

ダイニングテーブルの上には料理が置かれていた。

朝ごはんらしくスタンダードな目玉焼きと白飯だった。

 

新「やっぱあの人めちゃんこ優しいやんけェ」

新「てかパンだと思ってたわ」

 

家の外装内装、家の主である幽香の服装やいつも持っている傘からして洋風な料理でも出してくるかと勝手に想像していた。

 

新「じゃあ、、、いただきます」

 

多分幽香が作ったと思わしきご飯を食べる。

 

新「ん、、、んん?」

新「普通だ、、、、、ごく普通の味がする、、、」

 

普通の味というのはとても地味だが、作る上で普通の味は凄い事でもある。

新は安心感を覚える。

 

新「ん?メモだ」

 

《食べたら食器は洗って、私の分もある。》

《居候しているんだから、それぐらいはやってもらわないといけない》

 

新「洗うかぁ、感謝ですよマジで」

 

キッチンにあるシンクに皿を置き、洗剤をスポンジに付け泡を立たせ、洗う。

なんでこんな現代的な生活をしているのだろうか、ここは生活レベルが現代に比べ圧倒的に低いと幽香が言っていたハズ。

そんな事を思い出し、新は困惑しながら皿を洗う。

 

 キュッ

 

皿洗いを終え、蛇口を閉める。

 

新「ふう、、何をしようかねぇ、、、如何せん暇だ」

 

どうしようもない「暇」が襲いかかる。

 

新「外にでも出てみるかぁ?」

 

着替えはとっくに済ませてある。

あとは靴を履き外へ出るだけ。

風見幽香は新が起きていた頃には既に家には居なかったので、何処に行くなどと伝えることも出来ないのであまり遠くまでは行けない。

 

新「どうしよっかねぇー」

新「あ」

 

新「部屋の掃除」

 

新が今置かせてもらっている部屋はずっと使用していなく、とてつもなく埃っぽいのだ。

 

新「あーでも、掃除用具ってどこにあるんだ?」

 

そんな事を考えていると

 

 トントン

 

扉をたたく音、いや「ノック」する音が聞こえてきた。

 

?「幽香さんいますかー!」

 

続けて少し幼いような子供の女の子の声がしてきた。

 

新(答えるべきか?)

 

惑う

 

新(いや、でも居ないし、答えなくていいかな)

 

そう決断を下す。  が   

 

 ガチャンッ!!

 

?「いないのー?!」

 

開けて来た。

 

新「あ?」

?「ふぁ?」

 

目が合う。

両方とも思考が止まる。

そして次の瞬間。

 

?「にん、、げん!?」

?「しかも家を荒らしてる!?」

 

新「荒してない荒らしてない!!!」

 

?「閻魔様に言われた事もあるけどコイツは駄目な人間だ!!!」

 

新「ちょちょちょ落ち着けッッ!」

 

?「スーさんやっちゃぇええええ!!!!」

新「待ってぇえええぇぇぇぇ、、、、、、、」

 

新「ブッ、身体がッ」

 

次の瞬間、新の身体が大きくバランスを崩す。

まるで全身が言うことを聞かなくなったかの様に。

 

新「ぐぁああッッ!!!」

 

身体中が激しい痛みに襲われる

視界が揺れ、歪み始める。

もう正面がイマイチわからなくなってきた。

 

新「グッおえ”え”えぇええ」

 

続くように寒気、吐き気、激しい頭痛が襲いかかる。

四肢の末端は既に感覚が無く、体温も寒いのか暑いのかそんなものも正常に感じ取れなくなっていた。

 

新「がぁっ、、、、ぁあ、、、、、、、、、、、、、」

 

意識がだんだんと薄れていく。

 

 

 

 

新「ブッうわあああああああああああッッッッ!!!!!!!」

 

恐怖と痛みで起き上がる。

だがそこは木造建築の家の中ではなく

 

霧の濃い川沿いに居た。

 




アラタ君死にかけてて草
まあそんな事はいいんじゃ
この話のタイトルがさ「向日葵畑から(仮)」なのよ
このタイトル未だに(仮)なんだけどさ
良い名前無いか?
このまま行ったら48(仮)みたいでさ
変えなくて良いならそれでいいんだけども、、、、
いい案あったらまあ元のタイトルを崩さない程度で考えて欲しかったりする
気に入ったらそれにするかもだし

はい、アンケートです。この二次創作の会話文の書き方がどうやら台本形式と呼ばれてるヤツっぽいんですけど、皆さんはこの台本形式にどう思っていますか、アンケで縛られてますが意見欲しいっす。

  • 台本形式ィ?好きだね
  • まあ、イケなくはないな
  • 少し気になる書き方だな
  • あまり好きじゃないね
  • どーでもいいからコロナの休憩分書けやコラ
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