日本は今、改造車溢れる国となった
鳴り止まないパトカーのサイレン、暴走車両のエンジン音
そんな中、1台の痛車が安全運転で走行していた
ブォーン
如月「たまには夜のドライブもいいな」
如月は夜の東京をドライブしていた
如月はいつも昼にドライブをする
今日はたまたま暇だったので夜にドライブをしに来た
如月が乗っている車はシルビアs15
如月は艦隊これくしょんの時雨が大好きな為、愛車のシルビアを時雨の痛車に改造した
白い車体に紫のネオン、時雨のイラスト
エンジンも改造済みで、いつでもレースに出れる状態にしてある
タイヤは鬼キャン、黒のホイール
え?鬼キャンなのにレースで勝てる訳ねぇだろボケナス?
そこは気にしちゃダメよ☆
如月君は強いから勝てるのよ☆
っと話が逸れたな
如月「~♪」
如月君は今日も洋楽を流しながらのドライブ
如月「ん?なんだあれ」
如月は明るく照らされている所を見つけた
それはコンビニだと如月は思ったが
如月「これは・・・」
路上レースの会場だった
今の日本は至る所で路上レースが行われており、沢山の一般車両がレースに巻き込まれている
如月はあまりレースをしない
この路上レースは最下位になれば車を奪われる
如月は愛車のシルビアをうばわれたくないため、路上レースにはあまり参加しない
そんな中、如月の携帯に着信が
プルルルルルルル
如月「ん?誰からだ?」
かけてきたのは如月の友達の轟車 姫助(とどろきぐるま ひめすけ)
轟車「おう如月か?」
如月「どうした?」
轟車「今路上レースやろうとしてるんだがよ、1人辞退しちまって」
どうやらレースをやろうとしていたが参加者が急に辞退してしまったようだ
轟車「お前参加してくれないか?」
如月「場所は?」
轟車「東京の○○だ」
如月「目の前じゃねぇか」
轟車は偶然にも目の前の路上レース会場に居たのだ
轟車「目の前?」
如月「ちょっとドライブしててな」
轟車「それなら丁度いいや、参加してくれるか?」
如月「まぁいいだろう、今から行く」
轟車「了解!ありがとな!」
プツッ
如月はレース会場に向かった
~⏰~
ワイワイガヤガヤ
ブォーンブォン
轟車「お前の位置は1番後ろだ、頑張れよ」
如月「あぁわかった」
轟車「レースまでまだ少し時間がある」
轟車「レース参加者に挨拶でもしてきたらどうだ?」
如月「そうするよ」
如月はシルビアを停め、参加者への挨拶に行った
~⏰~
如月は1台前に停めてあるGTR34のドライバーに挨拶をしに行った
如月「こんばんは」
??「ん?僕に何か用?」
如月「レースまで時間があるんでな...ちょっと挨拶に」
??「そうなんだ、僕は鬼灯、君は?」
如月「如月だ」
鬼灯「よろしくね!如月君!」
如月「こちらこそ」
これが如月と鬼灯の出会いだった
次回へ続くぞえ