(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション 作:ナイトメア・ゼロ
とある廃墟となった工場。暗がりでよく分からないがそこには数人の大人と1人の少年がいた。少年は誘拐されたのか顔にはアザができており口からも血が出ていた。
「クソッ!どうなってるんだ!!」
「俺に言われても知らねーよ!」
「織斑 千冬は家族を大事にするんじゃなかったのかよ!」
大人達は焦った声でそう言っていた。
「どうすんだ!?苦労して誘拐したのに織斑 千冬が出場してたら報酬は貰えねーぞ!」
「んな事分かってんだよ!っていうか本当に伝えたんだろうな!?」
「当たり前だ!だけど織斑 千冬本人がこう言ったらしい。「私に織斑 春八(おりむら はるや)という弟は居ない」って!」
大人達はそう言うと。
「キヒッ」
春八と呼ばれた少年は狂ったように笑い声を出した。
「アンッ?」
春八の笑い声が聞こえたのか1人の誘拐犯が春八を見ると。
「キヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!!!」
不気味な笑い声が工場を響かせた。
「な、何だよこのガキ。狂ったのか?」
「キヒヒヒッ。残念だったな・・・お・ま・え・ら」
春八は狂ったようなバカにしているような顔で誘拐犯達を見た。
「あの女が大切にしているのは双子の兄である一夏だけ。あの女は俺には無関心どころか俺のことを認知してるかどうかも怪しいぜ。何のために俺を誘拐したか知らねーけど・・・・・誘拐するべきガキを間違えたな。キーヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!!!!」
春八はそう言って大笑いしていると。
「ザケンナこのクソガキが!!」
「ガッ!」
1人の誘拐犯がキレて春八の顔面に膝蹴りをした。春八は倒れると他の誘拐犯も春八をリンチし始めた。背中だろうが腹だろうが関係なく倒れている春八を嬲り続けた。
「ハァハァ、クソが!こうなったらもうお前に用はない!」
誘拐犯はそう言って懐から銃を取り出すと銃口を春八に向けた。
「こんなことだったら兄貴の方を誘拐しとくんだったぜ!」
誘拐犯はそう言うと容赦なく引き金を引いた。
「春八!!」
そしてその1時間後に春八の姉、織斑 千冬がISに乗って工場に現れたがそこには誘拐犯達の姿も春八の姿もなかった。
「春八!どこだ!?ここにいるのだろう!?春八!!」
千冬は工場の扉をISで破壊して探すが何処にも見当たらない。そして千冬は最後の扉を破壊して中に入るとそこには。
「ッ!?う、うそだろ?」
そこには血塗られた床があった。血でできた水溜り・・・・いや血溜まりを見た千冬は最悪なイメージが千冬の脳を襲った。
「そ、そんな。うそだ。うそに決まってる。春八が・・・・・・・私の弟が・・・・・・・・・・・あ、ああ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!」