(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション   作:ナイトメア・ゼロ

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5話

 投資家達との会談後シンシアはある小さな町に来ていた。シンシアはある店の前に車を止まらせ車から降りるとその店に入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふーむ」

 

 店の中では指輪を確認している店主がいた。

 

「確かにこの指輪は親父の仕事だ」

 

 店主はシンシアの方を見て指輪を見せると。

 

「この指輪はこの傷のせいで指輪のが価値が低いんだ。だが」

 

「傷じゃないんでしょ?本当は」

 

「あぁ。ワシらは職人がよく掘る隠し文字ってやつよ」

 

 店主はそう言うと下から何かを取り出した。

 

「それは?」

 

「大昔の映写機・・・・・いや幻灯機・・・・・まぁ見てれば分かるよ」

 

 店主はそう言って手早く作業を終えると電気を消して壁にその隠し文字を映した。それを見たシンシア驚愕した。

 

「絵文字か?・・・・・どこのだい?」

 

「古代マヤのものね。3世紀から中世紀に栄えた」

 

「なんて書いてあるんだい?」

 

「あなたに言う必要はないわ」

 

 シンシアはそう言ってカメラで写真を撮り幻灯機の中に入っている指輪を取り出した。それを確認した店主は電気をつけると。

 

「キャッシュの持ち合わせがないんだけど」

 

「こんな山奥でクレジットなんて使えねぇよ」

 

 店主はそう言うとシンシアは小切手使い代金を書くとそれを店主に渡した。

 

「こんなの初めて受け取ったぜ」

 

 シンシアは店から出ると車に乗ってその店を後にするのだった。そしてそれを確認した店主は小切手を見ると。

 

「ほんと。初めて受け取ったぜ」

 

 そう言ってマスクを破るとそこにいたのはニューヨークにいるはずのユニコーンだった。ユニコーンはこの店の店主に化けていたのだ。奥の部屋から本物の店主が入ってくると。

 

「ありがとうございます。店を貸していただいて」

 

と、礼を言った。

 

「なに、暇だから別に構わねーよ」

 

 店主は気にしてないのかそう言った。ユニコーンは隠していたビデオカメラを回収し店主に金を払った。

 

「ありがとうございました」

 

「いいのかい?こんなに」

 

「はい」

 

 ユニコーンはそう言うと店から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アジトにしたホテルでユニコーンは解読を始めていた。

 

「やっぱりネットは便利だな。解読ソフトでチョイっと解読すれば・・・・・はい解読終了。さてと幸運のブローチはどこにあるんだ?」

 

 ユニコーンは、そう言ってパソコンを見ていると映ったのは数字の羅列だった。

 

「・・・・・うわー。俺、数字嫌いなんだけど・・・・・・・こんなことなら数学とかもちゃんと学んどくんだったぜ」

 

 ユニコーンはそう言ってヒントを探すと。

 

「これは数字が26までしかない。確かアルファベットって26しかなかったんだっけ?だったらこれをアルファベットに置き換えれば・・・・・よし解読終了。パソコンがあってよかったぜ」

 

 ユニコーンは指を鳴らしてそう言うと。

 

「えっと・・・・人類の欲と醜さを象徴し・・・・破滅と混乱をこの世にもたらしたシンボルが・・・・再び我らの歴史に現れんことを祈りつつここに封印せん・・・・やっぱり場所までは書かれてないか。仕方ない足で探すか」

 

 ユニコーンはそう言って武器が入っているギターケースを担いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして夜。ユニコーンはカクテルを飲みながら謎解きをしていた。

 

「このフィッシュバーンっていうおっさんが鍵なんだけど誰だよフィッシュバーンって」

 

 ユニコーンはそう愚痴ってると。

 

「お客さんフィッシュバーンを探してるのですか?」

 

「知ってるのマスター?」

 

 意外な所で情報が入った。

 

「確かクーデターがあって没落しましたよ。家も政府に没収されていますし」

 

「そうなの?じゃー今は何になってんの?」

 

「確か陸軍の病院だったかな?」

 

「軍の病院か」

 

 ユニコーンはそう言うと金を払ってその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日。ユニコーンは怪我人のフリをして軍病院への潜入に成功した。

 

「壁や床の飾りタイルに使われている模様・・・・・・・暗号に使われたのと同じ古代マヤ文字だ。それも文書に出てきたのとほぼ同じ。つまりこの病院は例の文字が溢れ返っているわけだ。間違いない。ブローチは確実にここにある。ヒントはこの文章の中。この解読した不必要な単語を取り除き意味深な単語だけを残したら。・・・・・・・・・1番怪しいのはメインベットフィッシュバーンのおっさんの寝床か?とにかくそれを奪った前の見取図と今の見取図で合わせると・・・・・場所は手術室か。・・・・・・」

 

 軍病院で手に入れた情報から推理したユニコーンは今度はある場所に向かった。

 

 向かった先はある石油会社だった。そしてその石油会社の前には見覚えのある車があった。それを確認したユニコーンは車にもたれるように待っていると。お目当てのシンシアが出てきた。

 

「商談はどうだった?」

 

 シンシアはユニコーンを見ると驚愕した。

 

「なんだね君は?」

 

「どけ。運転手に用はない」

 

「驚いたわユニコーン。生きていたのね」

 

「俺の海賊船にいい酒があるんだけどどうだ?」

 

 ユニコーンはそう言うと。シンシアは少し警戒しそして。

 

「頂くわ」

 

と言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これがあなたの海賊船?」

 

 シンシアは目の前にある小さな小船を見てそう言うと。

 

「あぁ。こいつで俺は海を旅していたんだ」

 

 ユニコーンはそう言って船首の箱からワインを2本、取り出すと一本をシンシアに渡した。

 

「グラスは?」

 

「俺は海賊だぞ?こう飲むんだよ」

 

 ユニコーンはそう言って口で栓を開けるとそのままラッパ飲みした。それを見て呆れたシンシアは船に乗りユニコーンの前に座ると。

 

「それで、なんのようなの?」

 

「ただアンタと一緒に酒を飲んでみたかったのさ」

 

「・・・・・」

 

「冗談だよ。ただのビジネスさ」

 

「ビジネス?」

 

「あぁ。なんでシンシアが石油を買いまくってるのか知らないし興味もないけどさ。そんなもんよりもっと欲しいものがあるだろ?」

 

「・・・・・・」

 

「例のお宝の謎。解いてやったぜ」

 

「・・・・本当にあの謎を解いたの?」

 

「信じるか信じないかはお前次第だよ」

 

「いくら欲しいの?」

 

「1000億ドル」

 

「ぶっかけすぎじゃないの?」

 

「そちらさんが雇った・・・・・え〜と元スペツナズの・・・・」

 

「ナビコフね」

 

「そうそいつ。あのおっさんに撃たれてから闇医者に頼んで治療してもらったけど金が大分飛んじまったんだよ。それに危険な盗みなんだ。これぐらいふっかけなきゃ海賊やっている意味ねぇよ」

 

 ユニコーンはワインをがぶ飲みしワインのボトルを地面に投げて叩き割った。

 

「やるか。やんねーのか?」

 

 ユニコーンはそう言うとシンシアは手を出した。ユニコーンはその手を握ったり

 

「よし契約成立だ」

 

 ユニコーンはそう言うとシンシアは貰っていたワインをユニコーンに投げて返した。

 

「今度会うとき最高のラム酒を期待しているわ」

 

 シンシアがそう言うと車に乗って行ってしまった。

 

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