(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション   作:ナイトメア・ゼロ

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6話

 夜中になり周りが暗闇で支配されている世界でユニコーンは壁をよじ登り陸軍の病院に侵入していた。

 

「さてとやりますか」

 

 ユニコーンはそう言って病院の鉄格子を外し窓を開けて中に入った。ユニコーンが向かう先は手術室。そこに向かって走った。数分で手術室に着くと懐中電灯を取り出しそれを使って探し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方その頃。株主総会から1000億ドルを引き出したシンシアはまるで恋をする乙女のような黄昏た顔をしていた。

 

「・・・・・・まさかこの私が年下なんかに堕とされるなんて」

 

 シンシアはぽつりとそう言うと。電話が鳴った。シンシアは電話に出ると。

 

『ボス!聞こえているか!?』

 

「どうしたの?ナビコフ」

 

『あのガキがまだ生きてるかもしれない!ニューヨーク中を探したのに死体どころか死んだガキを見たって言う奴が誰もいない上にニュースにもなってない!一旦俺はニューヨークに戻ってあのガキを探してくる!』

 

「その必要はないわ」

 

『えっ?』

 

「あなたは引き続き武器を送る準備をしてなさい」

 

『おい。なんでそんな冷静なんだよ。まさか』

 

「えぇ。ユニコーンがブローチを見つけたわ。だからもう殺す必要もない」

 

『あんなガキと手を組んだのか!?』

 

「組んだんじゃない。取引をしたのユニコーンが持ってきたブローチを1000億ドルで買う。そう言う契約よ」

 

 シンシアはそう言って電話を切った。

 

「どちらにしても油もブローチも私の手の中」

 

 シンシアはそう言ったときだった。

 

「?」

 

 妙な違和感が彼女を襲った。シンシアは心配になったのか立ち上がるとそのまま部屋を出て行った。

 

 

 

 

 ブローチ探しをしているユニコーンはあるマークを探していた。何十分もかけて探し続けたユニコーンはついにそのマークを発見した。

 

「こいつの下か」

 

 ユニコーンはそう言うと剣を抜きタイルに突き刺すとひっくり返した。その中には何かを包んでいるような布があった。ユニコーンはそれ拾い中身を確認すると翼を広げた鳥の形と無数の宝石が付いているブローチを発見した。

 

「本物の幸運のブローチだ。見た目はそこらの夜店で売ってそうなやつなのに蓋を開ければ権力者を世界の王に導くブローチ」

 

 ユニコーンは幸運のブローチを懐に入れると。

 

「!?」

 

 殺気を感じた。ユニコーンは素早く暗闇の中に身を隠した。 

 

 バンッ!

 

 扉を蹴り飛ばして入ってきたのは武装した外国の軍人だった。ユニコーンは素早く出ると2人の軍人の喉に目掛けて剣を突き刺した。そして物言わぬ死体を外に投げると。

 

ババババババッ!!

 

 ライフルが死体を襲った。死体が盾となっている間にユニコーンは走り抜けすれ違いざまに敵の首を刎ねた。更にユニコーンは走り抜き追っての攻撃を避けながら外を目指した。そして玄関に着き扉を破壊して外に出ると。

 

「!?」

 

「ナビコフ」

 

 ユニコーンはナビコフを見た。ユニコーンを見つけたナビコフ。

 

「ユニコーン!!」

 

 ユニコーンは角を曲がり走り抜けた。後ろから車に乗ってユニコーンを発砲してくるがユニコーンは避けながら逃げ続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シンシアはユニコーンの海賊船に向かっていた。車を飛ばし港に着くと海賊船は確かにあるがユニコーンはいなかった。杞憂だったのかと思ったそのときだった。

 

プルルルッ!

 

 電話が鳴った。

 

「はい」

 

『シンシア!どう言うことだ!?』

 

 突然、投資家の1人が電話してきた。

 

「うちの家に・・・・・うちの家にFBIが突入してきたんだよ!!俺達の情報が筒抜けだったんだ!!これはどう言うことだ!?」

 

 そして電話が切れた。シンシアは状況が理解できると。

 

「やってくれたわねユニコーン!!」

 

 シンシアは唇を噛み締め血を流した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユニコーンは車で追ってくるナビコフ達を足で逃げていた。ナビコフは弾幕を張りながら追うがユニコーンには追いつけなかった。

 

「どう言うことだ!?なんで追いつけない!?」

 

 ナビコフはそう言うとユニコーンは持っていた爆弾に火をつけてそれを捨てて逃げた。ユニコーンを追うことばかりでナビコフは爆弾のことに気がつかずが結果。

 

ドゴーン!!

 

 車は爆発した。

 

「チッ!」

 

 運良く爆風に飛ばされ無傷で生還したナビコフはユニコーンを追って倉庫に入るとそこでは世界中紛争地域に武器を送る準備をされていた倉庫だった。

 

「まー、こんなところだと思ったぜ」

 

 ナビコフは声が聞こえた方を見るとそこにはユニコーンがISを真っ二つにしている姿があった。

 

「それにしてもまさかISまで売り飛ばすつもりだったとわ。お前ら一体どう言う戦争するつもりだったの?」

 

ユニコーンは振り返ってそう言うと。

 

「ユニコーン。テメェよくも俺と彼女の夢を壊してくれたな」

 

「・・・・・ははーん、なるほど。お前、シンシアに惚れてたな」

 

ユニコーンはそう言って一回転してジャンプし輸送機の翼に乗り腰をかけた。

 

「でーもー、いくら惚れてたからってお前らのビジネスは古すぎるぜ戦争屋」

 

「お前の海賊家業は持った古いんじゃないか?」

 

 ナビコフがそう言うと。

 

「キヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ。割とそうでもないぜ」

 

 不気味な笑い声を上げながらそう言った。

 

「それとよ。俺の師匠の1人の教えなんだけどよ女には武器より花を送る方が喜ぶそうだぜ」

 

 そう言ってユニコーンはいつの間に盗んだのか右手にハンドガンが握られていた。ナビコフは警戒してライフルを構えるが狙いがすぐに自分じゃないと分かった。

 

「!!や、やめろー!!!!」

 

 ユニコーンは飛び降りてそのままミサイルに向かって全弾発砲した。

 

ドゴゴォォォォォォン!!!!!

 

 ミサイルが爆発し更に誘爆し倉庫は爆破された。火に包まれた倉庫の前でユニコーンは剣を抜くと。

 

「逃げなくていいのか?お前如きが俺に勝てるとは思えないけど」

 

 そう言って運良く生き延び右半分の顔に火傷の傷を負ったナビコフがいた。

 

「殺す。殺す殺す!お前を殺して俺は世界一の女を手に入れる!!」

 

 ナビコフはそう言って二丁のサブマシンガンをユニコーンに向けた。その時だった。

 

ドガァァァン!!

 

 倉庫はさらに爆発して倉庫の壁が倒れてきた。それに気がついたナビコフはサブマシンガンを撃ちまくった。

 

「ウワアアアアァァァァ!!!」

 

 ナビコフは悲鳴をあげるとそのまま下敷きになってしまった。そしてユニコーンは運良く割れた窓がトンネルとなり運良く生還できた。

 

「・・・・・・案外こいつは本物かもな」

 

 ユニコーンはそう言って幸運のブローチにキスをしてその場を後にした。

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