(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション   作:ナイトメア・ゼロ

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12話

 グランの町の港。そこではウオッカがかき集めたユニコーンの手下になるウマ娘達が集まっていた。

 

「どうだ相棒。腕の良いウマ娘を片っ端から集めて来たぜ。根性もあるし度胸もある。多少の無茶もできるから必ず相棒の役に立つぜ」

 

 ウオッカがそう言うと後ろにいる一夏達は目の前にいるウマ娘達を見て心配そうな顔をしていた。

 

「なぁ、ハル「いい加減にユニコーンって言え。名前になれろ」・・・・ユニコーン。これがお前の手下になるのか?」

 

「まぁな」

 

 ユニコーンはゆっくりと歩いていると。

 

「ん?」

 

 ユニコーンは突然立ち止まった。

 

「君の名前は?」

 

 ユニコーンは目の前のオレンジ髪のスレンダーなウマ娘の名前を聞いた。

 

「サイレンススズカと言います」

 

「サイレンススズカか」

 

 ユニコーンはその名前を聞くとウオッカの下に戻りウオッカの肩に手を回した。

 

「おい相棒。一応聞くけど・・・本物か?」

 

「多分本物だ」

 

 ウオッカがそう言うとユニコーンはサイレンススズカの方を見てまたウオッカに小声で話しかけた。

 

「イヤイヤおかしいだろ。なんで『異次元の逃亡者』が俺みたいな成り立て海賊団に入りたがってるんだよ」

 

「知らねーよ。募集してたらあんな大物が来るなんて予想できると思うか?」

 

 そんなヒソヒソ話をしている2人に一夏達とサイレンススズカは首を傾げていると。

 

「あー、スズカ君!」

 

 ユニコーンはサイレンススズカの下まで戻り質問した。

 

「君は我が海賊団に入団して何をしたいと思ってるのかね?」

 

「私はただ自由に誰にも縛られず船を動かしたい。ただそれだけです」

 

(・・・・コイツ本物だわ)

 

 ユニコーンはそう思い次のウマ娘に行った。

 

「君の名前は?」

 

「マンハッタンカフェです」

 

「マンハッタンカフェ・・・・・・カフェ君!君が我が海賊団に入団して役立つことはなんだ?」

 

「私は、狙撃専門の戦闘員です。大砲の扱いも一通り習ったことがあります」

 

「なるほど、得意な武器は背中のマスケット銃と懐に隠しているフリントロックか?」

 

 ユニコーンはそう聞くとマンハッタンカフェは少し驚いた顔をし。

 

「はい。早撃ちならフリントロックを使いますがこのマスケット銃は私仕様に改造しています」

 

「なるほど。よく分かった。」

 

 ユニコーンは次のウマ娘の方に行った。

 

「君の名前は?」

 

「ハーイ。タイキシャトルデース」

 

 際どい服を着たカウガールのようなウマ娘だった。例外もあるが本来海賊が装備しているフリントロック式の銃は改造したのか形はフリントロックなのだがそこにリボルバーが付け加えられ装弾数の向上と連射を可能にさせていた。

 

「タイキシャトル・・・ではタイキ君!君は我が海賊団に入団して役立つことはなんだ?」

 

「ハイ!ワタシはバトルのspecialistでーす!ウミでもリクでも勝利してみせまーす!」

 

「そ、そうか。得意武器はなんだ?」

 

「ハイ!メインウェポンはワタシオリジナルのリボルバーロック銃でーす。サブウェポンにはナイフがありまーす!」

 

「よし分かった。次!」

 

「エイシンフラッシュです」

 

 次のウマ娘は胸元を大きく開き上乳を見せているウマ娘だった。それを見た一夏は顔を赤くしシャルロットとラウラから見るなと言って目潰しされていた。リンは自分の胸を触りそしてエイシンフラッシュの胸を見ると真顔で舌打ちをした。

 

「フラッシュ君!君は我が海賊団に入団して役立つことはなんだ?」

 

「お菓子作りが得意ですが仕事は戦闘員です。そして前の船では参謀も任されていました」

 

 フラッシュはそう言ってレイピアをユニコーンに見せた。

 

「よし、よく分かった。次!」

 

「スーパークリークです」

 

 次に現れたのは何やらのんびりとした性格のウマ娘だった。

 

「クリーク君!君は我が海賊団に入団して役立つことはなんだ?」

 

「はい。戦闘は苦手ですけどお料理や掃除は得意ですよ」

 

「よし分かった!」

 

 ユニコーンは次のウマ娘の方に顔を向けると次のウマ娘は帽子を深く被ったウマ娘だった。

 

「私のことを聞くよりもまずは報酬はどうなってるのか教えて欲しいんだけど?」

 

 ユニコーンが質問するより先にそう言って来た。

 

「?今の声って・・・・」

 

 ユニコーンは聞き覚えがあったのかウマ娘の帽子をゆっくり取り顔を見た。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・・あらまぁ、スカーレット」

 

バシッ!!

 

 ユニコーンはまた頬を張られた。

 

「どうせまた身に覚えがないんでしょ」

 

 シャルロットは冷たい目でユニコーンにそう言うと。

 

「いや、これはある」

 

「そうよね!これで覚えがないって言ったらアンタの首、胴体から離れてるから!」

 

「いや待てスカーレット!俺は別に」

 

バシッ!!

 

 同じところを2回ユニコーンはぶたれた。

 

「ウオッカ。何でスカーレット連れて来たの?」

 

「いや俺は最初からスカーレット連れて来る気でいたし・・・・それに・・・・・相棒が仲間集めしてる時に呼ばなかったら殺すって脅されたし」

 

「お前、屈したの!?え?相棒売ったの!?」

 

「・・・・・元々の原因はお前なんだし自分のケツは自分で拭けよ!」

 

「正論すぎて何も言えない!」

 

 ユニコーンは一瞬頭を抱えた。

 

「あー、スカーレット。その船の件はマジで悪かった」

 

「悪かったで済むと思ってんの!?この船泥棒!」

 

「盗むつもりはなかった!勝手に借りたのも悪かったしぶっ壊しちまったのも申し訳なく思ってるよ!それに船もちゃんと返すつもりだったしホゲっ!」

 

 スカーレットはキレのある蹴りでユニコーンの顎を蹴り上げた。ユニコーンはカチ上げられたが慣れていたのかすぐにスカーレットの方を向いた。

 

「分かった新しいのやるからそれでどうだ?」

 

「当たり前でしょうが!」

 

 スカーレットはユニコーンの胸ぐらを掴んでそう言うと。

 

「相棒、スカーレットにどの船をやるんだ?」

 

 ウオッカにそう言われてユニコーンは考えていると。

 

「義弟よ」

 

「何だよラウラ義姉さん」

 

「あれはどうなんだ?」

 

「あれって?」

 

 ラウラが指さす方を全員見るとそこには盗んだ船である『オールド号』が目に入った。

 

「あれを?」

 

「そうだ」

 

 船員達全員ユニコーンを見た。

 

「・・・・・よしあれをやる」

 

「乗った!」

 

 スカーレットがそう言うと全員乗船の準備を始めた。スカーレットは一瞬ユニコーンを睨みつけたがすぐに準備を始めた。

 

「お前あの娘に何したんだよ?」

 

「いや、さっきも言ったように船盗んだんだよ。でもただ借りただけで返すつもりだったんだよ」

 

 一夏の質問にユニコーンはそう言うと一夏達も呆れた顔をするのだった。




一角海賊団(組織図)

 船長、キャプテン・ユニコーン(織斑 春八)
種族、ヒューマン(人間)

 副船長、ウオッカ
種族、ウマ娘族

 参謀長、ダイワスカーレット
種族、ウマ娘族

戦闘チーム

 格闘戦闘員、エイシンフラッシュ
種族、ウマ娘族

 近接戦闘員、タイキシャトル
種族、ウマ娘族

 狙撃手・砲撃手、マンハッタンカフェ
種族、ウマ娘族

格闘戦闘員、30人(全員ウマ娘)
近接戦闘員、20人(全員ウマ娘)
狙撃手・砲撃手20人(全員ウマ娘)

航海チーム

 操舵手、サイレンススズカ
種族、ウマ娘族

操舵手2人(全員ウマ娘)
航海士5人(全員ウマ娘)

 防御チーム
バリアーシステム員5人(全員ウマ娘)
応急修理員10人(全員ウマ娘)

 調理チーム

 調理員、スーパークリーク
種族、ウマ娘族

調理員4人(全員ウマ娘)

 雑用兼ゲスト

 織斑 一夏
種族、ヒューマン

 鳳 鈴音
種族、ヒューマン

 シャルロット・デュノア
種族、ヒューマンとウマ娘族のハーフ

 ラウラ・ボーデヴィッヒ
種族、ヒューマン
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