(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション 作:ナイトメア・ゼロ
□月〒日 セシリア・オルコット
わたくしの名前は、セシリア・オルコット。イギリスの代表候補生でありイギリスの名門貴族、オルコット家の当主ですわ。わたくしは今、異世界と呼べる場所に・・・・・いえ、海にいますわ。わたくしの思い人、一夏さんの弟のハルさん・・・・・・・間違えましたわ。キャプテン・ユニコーンの話によりますとこの海は次元海と呼ばれる海でこの海はありとあらゆる世界に繋がっているとのことらしいです。本来ならこんなこと嘘だと考えるかもしれませんがユニコーンの話は本当でした。わたくしはユニコーンの師である海賊、キャプテン・シリウスシンボリに誘拐されていました。そして彼女に連れ去られたわたくしは、この目で見たこともない景色と世界を見ました。わたくしの場合はシャルロットさん、リンさん、ラウラさんのように世界を跨いで冒険をしたわけではありませんが少なくともわたくしが見た世界はわたくし達の祖国である世界とは全く違いました。おそらくこれはパラレルワールドに近いものだとわたくしは考えます。そしてわたくしはこの次元海という海に強い可能性を感じましたわ。ユニコーンも含めた他の次元海賊や次元海軍もこの海を行き来し別の世界に行く装置『ワームホール起動システム』は、わたくし達の常識を破壊する技術でした。もしこの装置がわたくし達の世界で完成すれば今までの政治や貿易も大きく変わるでしょう。ですがこの海を渡るには次元海専用の船が必要になるそうです。わたくし達を乗せてくれたドントレス号の船長、メジロマックイーン中将の話によりますとこの世界の風は不規則でわたくし達の現代技術で作られた船では即座にひっくり返されるようです。しかしこの海に適用した帆船なら風を利用して安定した航海をすることができるとのことです。
ですがこのような技術はわたくし達の世界ではありません。大砲も一見、古いタイプに見えますが中身は全然違いました。何よりこの海を行き来する船には戦闘になった時の為にシールドシステムが搭載されているみたいなのです。しかしそのシステムは膨大なエネルギーが必要としますので長くシールドを張ることができないようです。しかしエネルギーが切れたとしても自動的に回復するとのことです。この話を聞いた時わたくしは無限エネルギーと言うありえない技術を見せられわたくしは背筋がゾッとしました。このような技術を持った異世界人や次元海軍がもしわたくし達の故郷に攻めてきたらもしかしたらISだけでは太刀打ちできないかもしれません。・・・・・・・・・・訂正致しますわ。絶対に蹂躙されますわ。世界中にISが1万機以上あったとしても勝てないでしょう。わたくしは思考を(ここから先はグチャグチャになって読めない)
□月#日 鳳 鈴音
私達は一夏が知らない間に航海日誌を書いていたから私達も一夏のノートに書かせてもらったわ。前はセシリアみたいだったけどセシリアの文は長すぎてほっておくとノート一冊を使い切るかもしれなかったからなんとか2ページで止めたけど・・・・・そんなことより今日は船底の牢屋にいるユニコーンと話した。私はユニコーンにどんな冒険をしたのか、どんな海賊暮らしをしたのか聞いた。ユニコーンは楽しそうにそして懐かしそうにシリウスの思い出を・・・・・海賊になるための特訓や課題、何度も死にかけた話をたくさん聞いた。私はその時、ハルってさりげなく言ったけどアイツは自分をキャプテン・ユニコーンと呼べって言ったわ。私は何でその名前なのって聞いたらこの「これはシリウスが付けてくれた名前なんだ」って嬉しそうに言ってた。織斑の名前はいいのって聞いたら「一夏とは血と魂で繋がってるんだ。俺が織斑 春八の名前を捨てたとしても俺と一夏は血と魂で繋がってるんだよ」って言ってたわ。ユニコーンはもう、あの女のことはどうでもよくなってるみたい。私は少しだけユニコーンのことを心配してたけどこれだけ元気なら大丈夫だと思った。
□月$日 シャルロット・デュノア
今日は僕、シャルロット・デュノアが今日の出来事を書くことにした。僕はマックイーンさんに頼んで僕の体を検査した。僕は本当にシーバードと言うウマ娘の娘なのかを確認するためだ。でも、僕の血を染み込ませたメダルをあの箱に戻したらシリウス海賊団にかかっていた呪いは解けたから少なくとも僕は海賊の血を継いでいることは分かっている。だったら僕は一体何なのか知りたい。マックイーンさんの部下の1人である船医が私の血液を検査したり僕の幼少期から今まで何か変わったことがなかったのかとか色んな検査をした。
そして調べた結果、僕は確かにウマ娘族の血を受け継いでいることが分かった。僕は本当にあの人の子供じゃなかった。僕は半分嬉しかったけどもう半分は不安でいっぱいだった。元々僕は男装してIS学園不正入学をしたデュノア社の企業スパイ。一夏の戦闘データや白式のデータを盗むのが僕の任務だった。一夏が僕を助けてくれたから今の僕があるしあの人も僕が一夏と友達の関係になったから女子生徒として学園に留まらせてくれてるけどこの秘密がもしバレてしまったら恐らく国に強制送還か殺されるかのどちらか・・・・・・・少なくとも僕はトカゲの尻尾である事は間違いなかった。
僕はユニコーンにその事を愚痴を言うように話した。ユニコーンは「お前、自由になりたくないのか?何で戦わないんだ?」って言ってきたけど相手は倒産の危機に陥っても腐ってもIS企業で世界第3位の力と権力を持つ会社、そしてあの人は社長。戦っても僕に勝ち目なんてない。僕はそう伝えると「まぁ、勝ち負けを見極めるのも海賊には必要だし・・・・時には逃げるのも大切だ。だけど逃げてばっかりじゃ自由は勝ち取らないぞ」って言った。僕は思わずどうしたらいいってきいた。僕はユニコーンが自分で考えろって言うかと思ったけどユニコーンは僕に取引を申し込んできた。
取引の内容は・・・・・・・・やめておくよ。取引の内容を書くことは。
□月☆日 織斑 一夏
俺は今日、ユニコーンの下に向かった。ユニコーンの下にはすでにセシリア、シャル、リンが面会しに行ってて俺も弟が牢屋に入れられてから初めての会話だった。なんだか牢屋が騒がしかった。俺は中に入るとそこではゴールドシップさんとユニコーンが酒盛りをしていた。俺は思わず何やってんの!?ってツッコんだけどユニコーンとゴールドシップさんは俺に酒瓶を見せて酒盛りしてるって言った。ユニコーンもかなり自由人だけどゴールドシップさんはもしかしたらユニコーン以上の自由人・・・いや、自由ウマ娘かもしれない。ユニコーンはゴールドシップさんを気に入ったのかスカウトしていたけどゴールドシップさんはやりたい事があるらしいからユニコーンのスカウトを断っていた。俺はその酒のことをどうするのか聞いた時だった。俺の背後からかなり怒ったマックイーンさんがいた。キレているマックイーンさんを見てユニコーンやゴールドシップはヤバいと言う顔をしていた。
この後、どうなったかと言うとゴールドシップさんはバロ・スペシャルをくらわしユニコーンは顔面を思いっきり蹴られた。元々、馬が擬人化したような種族だからヒューマンと比べてパワーもスピードも桁違いに高い。それでもユニコーンが無事なのは海賊の師匠であるシリウスのお陰なのだろう。それでも顔面を蹴られて鼻血だけで済むとか・・・・・・俺の弟は何者になってしまったのだろうか?
□月♢日 ラウラ・ボーデヴィッヒ
セシリアとシャルロットの救出作戦に成功した私達はマックイーン中将のおかげでついに私達の故郷の世界に帰って来た。中に浮いている(実際は次元海という海のの上なのだが)ドントレス号を教官達が見た時、教官達は私達を警戒していた。私達は教官達に次元海軍の事やマックイーン中将のことを伝えマックイーン中将は敵でない事、セシリアの救出に成功した事を伝えた。しかしシリウス海賊団の件があった事と私達がユニコーンを逃したことでかなり警戒されていた。教官はマックイーン中将と面会し私達と海賊ユニコーン(織斑 春八)の引き渡しを要求した。マックイーン中将は私達のことは喜んで返してくれたがユニコーンだけは返すことができないと言った。しかし教官は、春八は私の弟だ。アイツの罪は私達が裁く必要がある。と言いマックイーン中将はやむを得ずユニコーンを引き渡した。ユニコーンは「ルームサービスを頼む」と言い連れて行かれた。
□月♣︎日 セシリア・オルコット
大変なことになりました。予想通りわたくし達が故郷に戻ると女性権利団体はユニコーンの引き渡しを要求し織斑先生はその要求を受け入れていました。しかしわたくしはユニコーンに恩赦を与えるように織斑先生に頼みました。確かに彼は殺人も強盗もしていました。ですが彼は一夏さん達を守りわたくしやシャルロットさんを全力で助けてくれました。わたくしは死刑でなくせめて終身刑になるようにしてほしいと頼みましたが織斑先生は「アイツのやったことに関しては最悪、死で償わなければならないことが多い」と、言いました。しかし、諦めるつもりはありません。一夏さん達も思いは同じでした。わたくし達は全力で織斑先生に訴えわたくし達の思いが通じたのか「分かった。女性権利団体に死刑を取りやめるように交渉してみる」と、おっしゃいました。やはり、仲は悪くても家族なのですから織斑先生も死刑に反対だったようです。ユニコーンが移送される時わたくしは改めてユニコーンにお礼を言おうと思いますわ。
□月$¥日 鳳 鈴音
あの女、絶対に許さない!私はたまたまあの女の話を聞いた。あの女は最初からユニコーンを殺す気満々だった。その証拠に私はこの耳で「弟には海賊らしい死に方で刑を実行してほしい」って言ってた。私達は最悪でもユニコーンに刑罰を終身刑にしてほしかった。けどあの女はユニコーンを・・・・・・ハルをどうしても殺したかったみたい!女性権利団体もあの女の願いを聞いたのかハルを大航海時代にあった絞首刑にするって言っていた。テレビ中継もしてハルの死を世界中に見せるって言った。ふざけんな!ようはアイツらはハルを恐れていてハルを祭り上げようとしている男や女尊男卑に疑問を持っている女性達への牽制にしようとしてるんでしょ!だけど、私は絶対にそんなことさせない!ハルを助けようとも考えたけどアイツは今、IS学園の地下牢に入れられている。そして私達はハルを逃さないように監視されている。それは一夏達も同じだった。だから私達は違う形でハルを助けようとした。
セシリアは優秀な弁護士を探していた。
一夏は、地元に戻り弾や蘭にハルの生存を伝え少しで恩赦を与えることに署名してほしいと頼んでいた。
シャルロットはハルの人間性を訴えた。
ラウラもあの女を説得しているけど無駄だ。
私はなんとかハルを逃したかった。ハルはたまに脱走してIS学園を散歩してるけどそんなことをしてる暇があるなら逃げてほしかった。私はどうやってハルを逃すか考えていた。そんな時に私はアイツらに出会った。