(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション 作:ナイトメア・ゼロ
IS学園の中庭。そこでは日本女性権利団体の幹部とIS学園の女尊男卑派の教師、そしてテレビ関係の人達がIS学園には似つかわしくない旧世紀の絞首刑台に集まっていた。その絞首刑台の上には拘束されているユニコーンと隣には執行官である女性がいた。
「こんなのあんまりだ」
一夏は悔しそうな顔でそう呟くと。
「アイツのやった罪は大きすぎる。春八が許される方法は死を持って償う以外ない。これがアイツの運命だと思って諦めるしかない」
千冬はそう言った。
シャルロットもセシリアも納得がいかないどういう顔をしている中リンの姿がどこにも見当たらなかった。ユニコーンの罪状が読まれその光景をテレビカメラマンが撮影している中ユニコーンは呑気に。
「キャプテンだ。キャプテン・ユニコーンって呼べ」
と、文句を垂れていた。
一夏達はただ黙ってユニコーンが処刑される瞬間を見ていることしか出来なかった。
「何やってんの?」
一夏達の背後からそんな声が聞こえ振り向くとそこにはリンがいた。
「リン・・・・」
「・・・・・・結局アンタ達はどうしたい訳?ユニコーンを助けたいの?それとも死なせたいの?」
リンがそう言うと。
「あいにくだけど私達は死なせるつもりはないから」
リンはそう言って学生達が密集している中にかぎ分けて入って行った。それを聞いたシャルロットは目を瞑りそして一夏の方を見た。
「一夏」
「?なんだよシャル?」
「僕は一夏が大好きだよ」
突然の告白にセシリア、ラウラ、箒、そして千冬は目を丸くした。
「こんな時になんだよ?俺も好きだぞ」
「違うよ」
「違う?何が」
一夏は首を傾げると。
「朴念仁の一夏でも分かるように伝えるけど、あの日、僕は一夏に助けられてから一夏の事が大好き。友達としてじゃなくて異性として大好き。僕は一夏の彼女になりたかった。一夏のお嫁さんになりたかった」
シャルロットは一夏にそう言うと一夏は目を丸くした。
「いきなり何を言ってるんだシャルロット?」
突然のことにラウラが目を丸くしていると。
「愛してるよ一夏」
シャルロットは一夏に自身の想いを伝えるとそのままリンを追いかけた。
ユニコーンの首に縄をつけられいつでも吊るせる状態にされているのを確認したシャルロットとリンは生徒をかぎ分けて急ぐ。そしてそのかぎ分けている姿が新たに2人現れた。
「だれかあの2人を止めろ」
千冬は無線でそう伝えリンとシャルロットを拘束しに行こうとしたその時だった。
ジャキン!
なんと一夏が白式を部分展開し零落白夜を千冬に向けていた。
「!?一夏?」
「一夏!!お前何をしてるんだ!!?」
突然のことに千冬と箒は驚愕していた。だが、1番驚いていたのは一夏だった。
「なんで俺は千冬姉に剣を向けてるんだよ」
一夏は無意識に千冬に剣を向けたのだ。そうしている間にユニコーンは目を瞑り死を覚悟しそして足場が開かれ吊られそうになった。
「やめろ!!」
リンはISを部分展開すると持っていた近接ブレードを投げてそれをユニコーンの足場にした。
「がっ!!な、なに!?」
ユニコーンが驚いていると。
「悪いけどユニコーンは殺させないよ!!」
シャルロットはリヴァイブを装着しリンは何故か打鉄を装着していた。そして更に。
「ユニコーンを助けますよ!!」
「行くデース!!」
IS学園の制服を着たエイシンフラッシュとタイキシャトルがレイピアとピストルを持ってかぎ分けて来た。リンは近接ブレードを投げてそれをユニコーンの足場にした。勢いよく落ちたユニコーンはそのブレードが足場になり命を救われた。
シャルロットは空を飛び両手にマシンガンを装備して空から威嚇射撃をした。リンは新たに出したブレードを構えた。執行官も打鉄を装着しユニコーンを挟んで戦い始めた。エイシンフラッシュはレイピアで絞首刑台に近づいてくる敵と戦闘をしタイキシャトルはリボルバーロック銃を抜きガンマンのように構えるとそこからそこから早撃ちで連射し近づいてくる敵を殺した。
「クッ!この!」
リンはユニコーンを守る為に剣を振るう。だが、相手の腕が良かったのかリンは押されそして。
ギャリン!!
「こ、この!!」
リンは後ろに吹き飛ばされたリンは後ろに下がった瞬間ユニコーンの首を吊っていたロープが斬られた。
「うおっ!」
「しまった!!」
ユニコーンは運良く絞首刑台の下に落ちた。リンは体当たりで執行官を吹っ飛ばした。ユニコーンは急いで手錠をブレードで切って外しそれを確認するとリンは新たにブレードを取り出した。ユニコーンは絞首刑台から出ると。
「ユニコーン!」
リンから投げられたブレードを受け取り両手で持つと。
「!目的は達成しました!タイキさん!リンさん!撤収しますよ!」
エイシンフラッシュがそう言いながら近づいて来た敵の胸を突き刺した。
「了解デース!」
タイキシャトルはそう言って弾と火薬を込めながら走り出した。リンもユニコーンを守るように近づいてくる打鉄やラファールと戦いユニコーンも変則的な動きで敵を撹乱させながら迎撃をした。
「これで決まりだよ!」
シャルロットもショットガンで打鉄やラファールを撃墜するが仮にも相手はIS学園で教師をしている連中だった。最終的には数の暴力で押されシャルロットは取り押さえられた。ユニコーン達もなんとか迎撃し逃げているが最終的には囲まれてしまった。ユニコーン、リン、エイシンフラッシュ、タイキシャトルは武器を構えながら背中合わせで敵を睨みつけた。
「・・・・バカなことをしたなお前達」
そう言って来たのは千冬だった。
「もしかしたら春八の仲間が救出に来るかもと思っていたがまさかファンとデュノアだったとわな」
千冬はそう言うと。
「何をやってるんだデュノア!ファン!せっかく織斑先生が一夏も含めて皆、無罪放免にしてくれたんだぞ!恩を仇で返すつもりなのか!?そいつは賊なんだぞ!」
箒がそう言うと。
「それでも彼は僕達の恩人だ!」
シャルロットは大声でそう言った。シャルロットはISを解除すると。
「例え、僕が彼と一緒に処刑台に送られたとしても僕は本望だ。僕の自由意志で死ねるから」
シャルロットがそう言うと。
「馬鹿者!自分を見失ったのかデュノア!!」
千冬は説得するようにそう言うが。
「なんと言われても僕は彼の味方です」
シャルロットは真っ直ぐな目でそう言うと。
「そこに私も入れてほしかったんだけど」
と、リンがシャルロットをジト目で見ながらそう言った。
「少なくとも私はアンタなんかよりもずっとユニコーンを幸せにしてみせるわよ」
リンもISを解除してそう言うと。
「・・・・・申し訳ありません教官。自分もユニコーンの味方です」
ラウラはそう言ってユニコーン達の前に立った。
「・・・わたくしもですわ」
セシリアもそう言ってユニコーン達の前に立った。
「ごめん千冬姉。千冬姉も大切な家族だけど俺はユニコーンも千冬姉と同じくらい大切なんだ」
一夏もそう言ってユニコーン達の前に立った。
「「一夏!!」」
箒と千冬は目を見開くと。
「武器を下ろせ。早くしろ!!」
千冬はそう命令した。全員不満そうな顔で武器を下ろしISを解除した。
「一夏!お前は自分が何をしたのか分かってるのか!?今、お前は賊として認識されてるんだぞ!!そんな奴の為に自分を犠牲にするつもりなのか!!」
箒は一夏にそう言った瞬間。
「・・・・・・・落ち着けよ箒」
突然、ユニコーンが語り始めた。
「全員俺達と旅をして成長したんだ。お前を除いてな」
ユニコーンはそう言って箒の目の前に行き顔を近づけると。
「これがどう言うことか分かるか?分かる訳ないか。お前を除いて皆、新たなる世界に旅立とうとしてるんだ。精神的にも、平和共存的にも」
ユニコーンはそう言って今度は千冬の前に行き顔を近づけた。
「残念だったな俺を殺すチャンスを逃して。これがお前にとって最初で最後の大チャンスだったんだぜ」
ユニコーンは千冬にそう言った。
「セシリア。お前と俺じゃ上手くいきそうにないよ。残念だ」
ユニコーンの言葉にセシリアは少し呆れたような笑みを浮かべた。
「お前らはどうする?この光景もテレビ中継されてるんだ。今じゃ、立派な海賊だ。俺と来るか?今ならいいポジションをやるぜ。一夏、シャルロット、リン、ラウラ義姉さん」
「・・・・魅力的な話だけどやめておくよ」
「私もだ。部隊の仲間とドイツ軍を捨てることはできない」
「僕もやめておくよ」
3人はユニコーンの誘いを断るが。
「私は違うわよ」
と、リンが言った。
「アンタはこの私にすっごく心配かけさせたんだし悲しませたんだから。これからは私のことを大切に養いなさいよ!」
リンはユニコーンに指を指しながらそう言うと。
「そうか。なら一緒に来るか!」
ユニコーンはそう言うとリンは首を縦に振った。
「タイキ、フラッシュ、リン、行くぞ」
ユニコーンがそう言って3人はユニコーンについて行くと。
「・・・・一夏!」
突然、ユニコーンが一夏を呼んだ。一夏はユニコーンの方を見ると。
「そのリストバンドよく似合ってるぜ兄さん」
ユニコーンがそう言うと一夏は嬉しそうな顔をした。
「・・・・ま、待て!!逃すつもりはないぞ!!」
千冬がそう言うと同時に。
「織斑先生!アレ!!」
眼鏡をかけた緑髪の先生が指を指した。全員がそっちを見るとそこには中に浮いている(実際は次元の海に浮かんでいる)ブラックパール号が近づいて来た。一夏達以外の全員が驚愕していると。
「野郎ども!!今日という日を忘れるな!!再び捕え損ねた「早く行くわよ!!」「早く行きますよ!!」「早く行くデース!!」ちょ、まだセリフの途中なんですけど!!」
リンは打鉄を装着しユニコーンを抱えエイシンフラッシュとタイキシャトルは投げられたロープに捕まるとそのままブラックパール号に引っ張られそしてブラックパール号に向かった。ユニコーン達がブラックパール号に乗るとブラックパール号からワームホールが開かれそしてブラックパール号はISの世界から姿を消した。
「・・・・土産話ぐらいは持って帰って来いよ。キャプテン」
一夏は笑みを浮かべながらそう言った。
ブラックパール号の甲板では一角海賊団の船員達が集まっていた。
「さてとウォッカ。なんで俺を助けに来た?海賊の掟じゃそんなの無かっただろ?」
ユニコーンはそう言うと。
「俺達もずっと考えてたんだけど・・・・やっと気づいたんだ。あんなのただの心得だぜ。ユニコーン」
ウォッカがそう言うと。
「そうか。ただの心得か」
ユニコーンは笑ってそう言うと。
「ユニコーン。今日からブラックパールはアンタのものよ」
スカーレットがそう言うと。
「どうぞユニコーン」
スズカが舵輪から離れた。ユニコーンは舵輪を握り嬉しそうな顔をした。
「後、これもありますよ」
クリークがそう言ってユニコーンの前に2本の白い剣、名剣『白夜』が置かれた。
「これもありますよユニコーン」
カフェからは白いピストル『アイスロック銃』を4丁置かれた。
「そしてこれが最後よユニコーン」
そう言ってユニコーンの前に置かれたのは海賊の船長が被る三角帽子だった。それを見たユニコーンは皆を見ると。
「シリウスはこれをお前にやるつもりだったみたいだぜ相棒」
ウォッカがそう言いユニコーンは少し笑みを浮かべると2丁のピストルを胸にもう2丁は、両腰にセットしそして白夜を両腰に収め、海賊の三角帽子を被りそして舵輪を握った。
「何をしている!!早く持ち場につけ小娘ども!!」
ユニコーンの一声で全員が仕事に戻った。
「さぁ、ブラックパール、俺達とシリウス達を海の彼方まで連れて行け」
ユニコーンはそう言うと鼻歌を歌い始めた。
「酒を飲み干せ〜♪」
一角海賊団(組織図)NEWバージョン
船長、キャプテン・ユニコーン(織斑 春八)
種族、ヒューマン(人間)
副船長、ウオッカ
種族、ウマ娘族
参謀長、ダイワスカーレット
種族、ウマ娘族
女房、鳳 鈴音(NEW)
種族、ヒューマン(人間)
戦闘チーム
格闘戦闘員、エイシンフラッシュ
種族、ウマ娘族
近接戦闘員、タイキシャトル
種族、ウマ娘族
狙撃手・砲撃手、マンハッタンカフェ
種族、ウマ娘族
格闘戦闘員、30人(全員ウマ娘)
近接戦闘員、20人(全員ウマ娘)
狙撃手・砲撃手20人(全員ウマ娘)
航海チーム
操舵手、サイレンススズカ
種族、ウマ娘族
操舵手2人(全員ウマ娘)
航海士5人(全員ウマ娘)
防御チーム
バリアーシステム員5人(全員ウマ娘)
応急修理員10人(全員ウマ娘)
調理チーム
調理員、スーパークリーク
種族、ウマ娘族
調理員4人(全員ウマ娘)
海賊船『ブラックパール号』