(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション 作:ナイトメア・ゼロ
1話
とある世界にあるカジノ船。その船はあるマフィアが仕切っていた。カジノのある日は何百人の上流階級の客が訪れては何億という金がこの船の中で動いており敵対する組織や海賊達はその金を狙っていた。しかし厚い防衛網と硬い金庫、そして強力な戦闘員達が警備についている為よく襲われても金を奪われた事はまだ一度もなかった。そのせいなのか海賊達や敵対組織は彼らを恐れ誰も手出ししなくなっていた。
「はい。はい。了解致しました」
その警備の中で内線電話をしていた1人の男が受話器を戻し隣にいた男に話しかけた。
「客の中にイカサマをした連中とその兄貴分達がいたらしい。幸い兄貴がなんとかしてくれたみたいだが警備を厳重にしろとのお達しだ」
「OK」
2人はそう話し警備に戻り始めた。いつものように警備しているがもう襲撃してくる命知らずなんていないと2人は思っていた。その時だった。
ヒュっ!
「ガッ!!」
突然電話をしていた方の男の首にロープが締め付けられた。前にいる男は何も気づかずそのまま警備をしていると。
ドシュッ!!
「ギャァっ!」
突然上から2本の剣で串刺しにされた。男は首を絞められたままそのまま首の骨を折られるとそのままこの世から消えた。そして二つの死体の上にいるのは背中にユニコーンの首の絵と背後に剣の絵が描かれた黒いコートを羽織り鼻のところまで隠した黒いスカーフ、そして海賊の三角帽子を被った少年、キャプテン・ユニコーンがいた。そしてその隣にはユニコーンの仲間の1人であるタイキシャトルがいた。
「行くぞ。タイキ」
「ハーイ、お宝が私達待っていマスからね」
タイキはユニコーンの腕を掴みまるで恋人同士のように歩き始めた。そして金庫がある部屋の前に行くと。
「スカーレット。そっちはどうだ?」
ユニコーンはインカムでそう言うと。
『もう少しよ。すぐに目の前の赤外線レーザーを消すから』
と、返ってきた。
ユニコーンとタイキは暫く待つとスカーレットからレーザーを消したとの報告を受けた。2人は警戒しながら進み扉を開けて中に入ると目の間にはでかい金庫があった。
「うわ、でっけー金庫」
目の前の金庫を見たユニコーンはそう言うと。
「でも、俺には無意味だけどな」
ユニコーンはそう言うと右腰の剣を抜くとそのまま上に一線。金庫の扉を真っ二つにした。
「本当にシリウスからのプレゼントは最強デスね」
タイキがそう言うと。
「俺もこの剣は気に入ってるよ。この剣ならマジで斬れぬものなどないって言える自信ができた」
ユニコーンは名剣、白夜を見せながらそう言って金庫の中を見るとそこには大量の金が入っていた。
「すげーな」
「お金がいっぱいデース!」
「皆、お宝を見つけた。スカーレットは退避しろ。相棒、リン。出番だ」
『了解』
複数の声が聞こえるとユニコーンは白夜で切り裂き穴を開けると下には既に大きめのボートに乗ったリンとウオッカそして小人数で編成されたカフェ率いる護衛狙撃チームがいた。
「予定通りだ」
ユニコーンはそう言うと作業を始めた。タイキは袋に金を入れそれをユニコーンが受け取りボートに落としそれをリンが受け取っていた。順調に作業を行なっていると。
ウー!ウー!ウー!ウー!
警報が鳴り始めた。
「チッ!潜入がバレたか。リンこっち上がって来い!俺と2人で迎え討つ!ウオッカ金を受け取れ!タイキ、暫く離れるスカーレットが来たら俺の作業をスカーレット回せ!」
「OK相棒!」
「了解デース!」
「分かったわ!」
リンはそう言って打鉄を装着し中に浮き船内に入るとユニコーンとリンは2人で扉を開けて金庫室の前の角から状況を確認した。その瞬間。
ダダダダッ!!!
「わっ!」
「うおっ!!」
早速ライフルやサブマシンガンで攻撃してきた。
「舐めんじゃないわよ!!」
リンはそう言ってライフルを取り出し発砲した。ユニコーンもアイスロック銃を手に取った。
「ぶっ飛べ!!」
ダダダダッ!!!
『ぐおあぁぁぁぁっ!!!!』
『ギャアアアアァァァ!!!!』
敵はISの攻撃でどんどん倒れていった。
「な、なんだあれは!?」
「別世界の新型兵器か!?」
「怯むな!!金を盗られたらグランクファミリーの名前に泥を塗ることになるんだぞ!」
幹部っぽい見た目をした男がそう言うとユニコーンはその男の頭に目掛けて発砲した。
ドンッ!!
「ガッ!」
頭から血を噴き出した柄男が倒れるとユニコーンはすぐに胸についてる二丁目を手に取った。
「無駄に統率力があるからな。正直俺だけだったら大分厳しかったかも」
「この際アンタもライフルとかに変えたら?」
「それは嫌だ。こっちの方が好きなんだよ」
リンとユニコーンは戦いながら会話していると。
「ユニコーン!こっちは終わったわ!」
どこから入ったのかスカーレットがそう報告してきた。
「どっから入ったんだお前!?」
ユニコーンはそうツッコミながら部屋に戻ると既にタイキは離脱していたユニコーンはリストバンドから鉤爪ロープを発射しそれを開いた金庫の扉に引っ掛かるとそのまま走り外に飛び出した。鉤爪ロープで勢いを殺しながらボートに降りると。
「スカーレット!リン!急げ!!」
そう言うとスカーレットは飛び降りた。ユニコーンはお姫様抱っこでスカーレットを受け止めると。
「・・・・・スカーレット」
「ん?何よ」
「お前・・・・・太った?」
ユニコーンはそう言いウオッカはギョッとした顔でユニコーンを見ると。
「・・・・・死ね!!!!!!!!」
バキッ!
「ハガッ!」
スカーレットのアッパーをユニコーンはまともにくらった。ユニコーンはボートの上で顎を抑えながらうずくまっていると。
「アンタ何やってんのよ?」
リンがISを使ってボートに降りてきた。
「これは相棒が悪いぜ」
そう言ってウオッカがボードを操縦し始めた。カフェ達もユニコーン達を守るように円陣を取ると。
ダダダダッ!!!!
マフィア達がユニコーンに目掛けて発泡を始めた。ユニコーンはすぐに起き上がった。
「ユニコーン。ここは私任せてください」
突如、カフェがそう言うと。
「そうか。じゃー任せるわ」
ユニコーンはそう言って顎を抑えながら座った。護衛狙撃チームはマスケット銃で発砲して応戦してる中カフェはマスケット銃を構えたまま目を瞑りそして。
「超感覚」
カフェの世界に入った。全ての弾丸がカフェの目には遅く見えていた。カフェは一つの銃弾に向けて発砲するとその弾丸がビリヤードのようにぶつかり合い狙いがソレ何発かはマフィアの所に跳ね返された。
「相変わらずすごいなカフェ」
ユニコーンはそう言うと、カフェはほんの少し頬を赤くすると。
「これぐらい練習すれば誰でもできるようになります」
と、言った。
「でもカフェのそれ本当にすごいぜ。オレにも教えてくれよ」
ウオッカは操舵をしながらそう言うと。
「喋ってる暇があったら応戦してよ!!」
打鉄のライフルで応戦しているリンがそう言い狙撃チームもうんうんと頷いていた。ユニコーン達は応戦しながらボートを進めそして水平線の彼方に消えていくのだった。