(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション   作:ナイトメア・ゼロ

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6話

 エリアO-47『ファイズアース』の日本にある山中に小柄な芦毛のウマ娘が1人いた。彼女は持っていた刀を抜き刀身を見るとため息をついて鞘に収めた。

 

「これも違うみたいやな。一体どこにあるんや?」

 

 彼女は関西弁でそう呟きため息をついた。彼女はスマホでこの世界の裏の情報を確認していると。

 

「ん?この情報・・・・なんか信憑性高いちゃうんか!?」

 

 彼女は立ち上がって目を見開いた。

 

「場所はアメリカ・・・・・よし早速出発や!」

 

 彼女はそう言うとそのまま稲妻の如く走り去っていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、ガルベス一家では部下達もジェイドも武装して警戒していた。目の前にいる鉄人海賊団の使者がジェイド達をピリピリさせている原因だった。ガルベスのお宝を盗み出した張本人達が何故ここを訪れたのかジェイド達は理解できなかった。

 

「つまり、お前達はワシのお宝を盗み出したものの開け方が分からなかったからワシらと手を組みたいと?」

 

「船長は、色々と試したけど結局開かなかったから持ち主であるアンタらなら開け方を知ってるんじゃないかということだ」

 

「ふざけんな!ボスのお宝を盗んでおいて手を組みたいだとふざけたことぬかしてるんじゃねーぞ!」

 

「落ち着けジェイド。確かにワシはカギのありかを知っている。だがそのカギを手に入れるのはワシでも難しかった。それをお前達にはできるのか?」

 

「ボス!こんな奴らの話を信じるのですか!?」

 

 ジェイドはガルベスに自身の不満を訴えるがガルベスは無視して話を続けた。

 

「既に船長が行動しています。同じお宝を狙っている同業者と手を組みお宝を盗み出す計画のようです」

 

「同業者?・・・・あぁ、あの小物の海賊か」

 

 ガルベスがそう言うと山のようにあるホットドッグを食べているオグリキャップが反応した。

 

「予定では船長はもう奴と出会っているはず。交渉次第では今日から計画が始まりますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユニコーンのアジトに鉄人海賊団、船長のミホノブルボンがやって来た。土産として樽で酒を持って来ておりユニコーンはそんなミホノブルボンを迎え入れた。

 

「私達に戦闘の意思はありません。あなたと協力関係を築きたいのです」

 

「俺と協力?」

 

 ユニコーンは首を傾げると。

 

「はい。知っての通り私達、鉄人海賊団はクラム・オブ・ヘルメスを奪うことに成功しましたがあれを開けるには専用の鍵がないと開けられません」

 

「やっぱりか」

 

 ブルボンの言葉にユニコーンはそう呟くと。

 

「ですがカギのありかは既に分かっています。後は奪うだけなのですが相手は厄介な組織で私達だけでは手も足も出せません」

 

「そこで俺達、一角海賊団と海賊同盟を結びたいってことか?」

 

 ユニコーンがそう言うとブルボンは首を縦に振った。

 

「・・・・・・なんか怪しいな」

 

 ウオッカは小声でそう言うと。

 

「明らかにお宝を横取りする気満々ね」

 

と、スカーレットが言った。

 

「私達でカギを開け私達でクラム・オブ・ヘルメスの製鉄方を見る。利害は一致してると思われますが」

 

「確かにな」

 

 ユニコーンがそう言うと立ち上がり。

 

「まずはそのカギのありかを教えてくれ。話はそれからだ」

 

 ユニコーンはそう言うとウオッカを連れてブルボンと一緒にお宝のある場所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、その頃。ブルボンを捕まえるために来たマックイーンとテイオーはバーガーショップで食事をしていた。10個のバーガーとポテト、そして蜂蜜ドリンクを食べておりマックイーンはホットドッグと薄めの蜂蜜ドリンクを食べていた。

 

「『サイボーグ、ミホノブルボン』。種族はウマ娘族。鉄人海賊団の船長で懸賞金6000万の賞金首。次元貿易船の略奪や宝石類の強盗を行う略奪主義の海賊。仲間は全員ヒューマンか」

 

 ジョージは資料を読みながらコーヒーを飲むとテイオーの方を見た。

 

「しかしお前さんよく食べるねー」

 

「お腹が空いてたら仕事ができないからね」

 

 テイオーはそう言うと。

 

「資料探しならメシを摘みながらでもできるだろ?」

 

「あいにくですがわたくし達にはわたくし達なりのやり方がありますの。あんな所でダラダラしていては何も進みませんわ」

 

 マックイーンがそう言って食事を終えるとテイオーも食事を終えた。2人立ち上がり仕事に戻るとジョージはため息をついて2人について行った。

 

 そうしてマックイーン達が街を歩いている中ユニコーンとウオッカ、そしてブルボンの3人があるビルの前に来ていた。

 

「ここにあるのか?」

 

 ユニコーンがそう聞くと。

 

「はい。所有者はハンス・ダナハイト。表向きは貿易会社の社長ですが裏では密輸専門の次元海賊と手を組んでいます。美術品の収集家としても名が高い大富豪です」

 

「海賊と手を組んでいる以上カタギってわけじゃないか」

 

 ウオッカはそう呟くと。

 

「計画としては5日後。私達鉄人海賊団の兵力と一角海賊団の兵力で総攻撃し警察や次元海軍の援軍が来る前に略奪します」

 

「却下」

 

 ブルボンの計画をユニコーンはすぐさま却下した。

 

「!?何故ですか?」

 

「悪いけどカタギを巻き込むつもりはない。それにただ略奪するだけじゃつまらないだろ?」

 

 ユニコーンはそう言うと3人はすぐさまアジトに戻った。

 

 ユニコーンはブルボンからクラム・オブ・ヘルメスを受け取ると試しにユニコーンの白衣とアイスロック銃で攻撃した。結果、切れ味抜群の白夜でも跳ね返されアイスロック銃でも破壊できなかった。ユニコーンはこの硬さに更に惚れたのかユニコーンは、リンをリーダーにした偵察班を編成しリン+5人のウマ娘でハンス・ダナハイトのビルを偵察していた。ユニコーンは独自のルートでハンス・ダナハイトのビルに潜入し下調べをし見取り図の入手に成功していた。リン達は社員達に聞き込みをしたり外から望遠鏡で観察したり入社時間と退社時間を調べたりしていた。

 

 そしてブルボンと同盟の話をしてから3日後。ユニコーンはアジトでブルボンと一緒にビルの見取り図を読みながら計画の話をしていた。最初、ブルボンは納得してない顔だったがユニコーンの計画を聞いた時面白そうに思ったのかユニコーンの提案に乗った。だが、ブルボンはその情報をガルベス一家に流していた。ガルベスも表向きはブルボンと手を組んだが実際はカギとクラム・オブ・ヘルメスをどうやって取り返すかを考えていた。ジェイドはいつでも殺せるように準備をしていた。しかしガルベス一家に雇われているオグリキャップは不服そうな顔をしていた。それでも腹は減るのかでかい10人前くらいの大きさがあるハンバーグを何十個も食べていた。

 

 全員の緊張が高まる中1週間が経ちユニコーンは遂に動き始めるのだった。

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