(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション   作:ナイトメア・ゼロ

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9話

 ユニコーンは車を乗り換えすぐに仲間達がいる合流地点に向かった。ユニコーンの前には仲間のウマ娘がいることを確認するとすぐにその場を離れようとするが。

 

「!?」

 

 突然、ユニコーン達はライトに照らされた。そしてユニコーン達を囲むようにガルベスの手下達がサブマシンガンを構えていた。

 

「ガルベス一家か?」

 

 ユニコーンはそう言うと奥からガルベス本人がやって来た。

 

「キャプテン、アイツって・・・・・」

 

「あぁ、本人だな」

 

 ユニコーンはそう答えると余裕な笑みを浮かべ。

 

「これはこれは、わざわざボス自ら出迎えてくれるとは光栄だな」

 

「我々のために一生懸命働いてくれた貴様らに一言、礼を言いたくてな。一角海賊団」

 

 ガルベスの手下は全員ユニコーン達にサブマシンガンを向けた。

 

「別に礼をされるようなことをした覚えはないがな」

 

 ユニコーンは、そう言って襟首に付けられていた発信機を外し見せた。

 

「き、貴様!まさか知ってて!」

 

 この発信機は、ミホノブルボンの右腕であるライスシャワーというウマ娘が付けたものだ。ユニコーンは、表面上ミホノブルボンと同盟を結んだが真相はミホノブルボンがお宝を独占するのが狙いだった。ユニコーンはミホノブルボンの考えを気づいている上で行動を起こした。

 

「俺からもプレゼントがあるぜ。3・・・・2・・・・1・・・・・」

 

ドゴォォォォォォォン!!!!

 

 瞬間、ユニコーンの車は爆発した。

 

「今だ!逃げるぞ!!」

 

 ユニコーンは、そう言うと仲間と共に逃走した。

 

「し、しまった!」

 

 ガルベスはユニコーンの逃走を許してしまいすぐに追いかけるように命令するが車が誘爆してしまいその衝撃でガルベス達は吹っ飛ばされた。ユニコーンは、仲間をボートに乗せてその場を離脱した。

 

「一応、予定通りだな」

 

 ユニコーンはそう言ってボートを操縦していると。

 

ドォォン!

 

「!?」

 

 銃声が聞こえた。ユニコーンは後ろを見るとボートに乗ってショットガンを撃っているオグリキャップの姿が見えた。

 

「キャプテン!オグリキャップです!」

 

「軽く相手してやれ!」

 

 ユニコーンはそう言うと仲間のウマ娘達がフリントロックを取り出すと銃口をオグリキャップに向けた。

 

バンッ!バンッ!バンッ!

 

 ユニコーン達は反撃しながら逃げていると大きめのボードに乗ったガルベスの手下が現れた。

 

「鬱陶しい奴らだ!」

 

 ユニコーンは舌打ちをしてそう言うと。

 

「邪魔をするな!」

 

 なぜかオグリキャップはショットガンでガルベスの手下を攻撃した。エンジンに散弾が命中するとガソリンに引火し大きなは爆発を起こし手下達は「裏切り者ー!!」と言いながら沈んでいった。

 

「こりゃー、面白くなってきたな」

 

 ユニコーンはそう言うと予定通りブラックパールはアジトから出港しておりボートをブラックパールに近づけようとした。

 

「もうすぐですキャプテン!」

 

 ユニコーンは上を見るとそこでは甲板から顔を出し手を振っているリンとユニコーン達の回収しようとしているスカーレット達の姿が見えた。ユニコーンも手を振るとチラッと後ろから追ってきていているオグリキャップを見た。

 

「・・・・・これじゃー面白くねーな」

 

「?キャプテン?」

 

 ユニコーンは何故か舵輪を話すとそのまま右手のリストバンドから鉤爪ロープを発射しブラックパールのマストに引っ掛かるとお宝を持ったままボートから飛び出しオグリキャップの乗っているボートに飛び乗った。

 

「「「・・・・・ハァ?ハァァァァッ!!!?」」」

 

 ユニコーンがとった行動に全員面食らっているとユニコーンはニヤリと笑い白夜を抜いた。オグリキャップも最初は驚いていたがすぐに立て直し右腰にあるオノを手に取った。ユニコーンは、右の白夜で斬りかかりオグリキャップはオノの持ち手でガードしユニコーンの攻撃を滑らせた。

 

「おっ?」

 

 ユニコーンはそのまま回転して左の白夜で一閃するとオグリキャップはしゃがんで回避ししたから張り上げてきたがユニコーンも難なく回避して右の白夜で串刺しにしようとするとオグリキャップは、後ろに中回転で飛びボートの船首に着地した。白夜は、ボートの甲板を貫きそこから海水が入ってきた。

 

 だが、2人は気にしてないのか構えて睨み合っていると近くに陸が見えた。オグリキャップは、大きくジャンプして陸地に飛び移りユニコーンは右手の鉤爪ロープを使って街頭に引っ掛かるとそのまま陸地に飛び移った。

 

「なんのつもりだ?」

 

 オグリキャップは、ユニコーンを睨みつけながらそう言うと。

 

「いや、なに。このまま逃げるよりお前と一戦やってから逃げる方が面白いって思ってな」

 

 ユニコーンはそう答えた。馬鹿にされてると思ったのかオグリキャップは、オノをなおし背中のショットガンを取り出した。

 

「勝負だユニコーン」

 

「おーこわ」

 

 ユニコーンはそう言って背中に背負ってるお宝を地面に下ろし胸のアイスロック銃を取り出した。

 

「先に撃て」

 

「命令するな。俺は自由にやる」

 

 そう言って睨み合う。沖にあるブラックパールは、ユニコーンを置いて撤退して行くがユニコーンは気にしていなかった。

 

 オグリキャップは、ショットガンを両手で持ちユニコーンだらんと銃口下に向けていた。

 

「・・・・・っ!!」

 

 オグリキャップは素早くショットガンをユニコーンに向けた。しかし両手武器と違い片手武器であるユニコーンの銃の方が銃口を向けるのは早かった。ユニコーンは引き金を引き発砲すると少し遅れてオグリキャップのショットガンが火を吹いた。ユニコーンは発砲と同時に横に飛びそのまま地面を転がった。オグリキャップはショットガンをユニコーンに向けるがユニコーンは既に二丁目の銃を向けていた。

 

バンッ!

 

 ユニコーンはそのまま発砲した。オグリキャップは銃口の向きで弾が飛んでくる位置を予想したのかオリンピックのスケート選手もびっくりするぐらいの柔らかさを見せた。

 

「柔らかっ!」

 

 ユニコーンは思わずそう言うと何かをオグリキャップに投げた。

 

「爆弾か!?」

 

 オグリキャップは思わずショットガンをユニコーンが投げた物に向けて発砲した瞬間。

 

ビカァァァァン!!!

 

「うぐっ!眩しい!」

 

「ずっと暗闇の世界だったからな。夜に閃光玉はきついだろ?」

 

 ユニコーンは、いつの間に付けていたのかサングラスを取り外しニヤリと笑った。そして更に飛行機のプロペラ音が聞こえた。

 

「プランBの予定通り、来たようだな」

 

 ユニコーンはそう言うと空からミホノブルボンとライスシャワーが乗っている飛行機が来た。

 

「ナイスだブルボン!」

 

 ユニコーンはそう言って予定通りブルボンが下ろしている縄梯子を使ってお宝と一緒に脱出するのが目的だった。しかし。

 

ガチャっ!

 

「あれ?」

 

 ブルボンはお宝だけ回収してそのままユニコーンを置いて行った。

 

「ウソでしょ?」

 

「予定通りですねライス」

 

「うん!」

 

 ユニコーンは、やらかしたと言ったような顔で頭をかいているとガルベス達がユニコーンを包囲した。

 

「あらら」

 

「残念だったなユニコーン。あと一歩であんなに裏切られるなんてついてない男だ」

 

 ガルベスがそう言うとガルベスの手下全員がユニコーンとオグリキャップに銃口を向けた。

 

「武器を捨てな!オグリキャップお前もだ!組織を裏切りやがって」

 

「・・・・」

 

 オグリキャップも観念したのか武器を捨てた。ユニコーンも白夜とアイスロックを捨てるが手下から身体検査をされユニコーンの装備品は全て奪われたのだった。

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