(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション   作:ナイトメア・ゼロ

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2話

 カリオストロ公国、検問所。そこに一台のクルマが訪れた。運転席に座っているのはサングラスをかけた茶髪の男と助手席に座っているのは黒い軍服のような服と赤ネクタイそしてミニスカートの格好をした女性と外の景色を見ているメガネをかけた女性がいた。

 

「本日はどのような用件で?」

 

「兄妹で旅行に来たんだよ。カリオストロは観光地も多いし飯もうまいしパスポートがあれば1番来やすい国だからな」

 

 男はそう言って3人分のパスポートを渡した。検問所の兵隊は3人の顔を確認するとそのまま車を通した。そして美しい草原が広がる場所を走っていると3人は変装を解いた。車に乗っているのはユニコーンとカフェ、スカーレットだった。

 

カフェ「それにしても聞いたことがありませんね。カリオストロ公国なんて」

 

 カフェそう言うと。

 

スカーレット「人口は3500人。このゴートって言う世界では、1番小さな国連加盟国よ。美しい山々や自然、湖に囲まれた平和な国だけど裏ではゴート札の製造国っていう噂よ」

 

カフェ「国が偽札作りに関与しているのですか?」

 

 カフェは少し驚いたのか後ろに座っているスカーレットを見た。

 

ユニコーン「おまけにこの国は偽札界のブラックホールって呼ばれるくらい危険らしい」

 

カフェ「ブラックホール?」

 

 ユニコーンの言葉にカフェは首を傾げた。

 

ユニコーン「ちょっかい出して帰ってきた者は誰1人いないらしい。現にいくつかの海賊団がゴート札の製造技術を狙って潜入したようだけど全員消えちまってるからな」

 

 ユニコーンはそう答えると。

 

カフェ「怖いですね。お友達は、なぜかやる気になっていますけど」

 

 カフェはそう言った瞬間。

 

ガタガタガタッ!!

 

ユニコーン「うおっ!」

 

スカーレット「どうしたのよ?」

 

 突然、車の操縦が難しくなった。

 

ユニコーン「こりゃパンクしたな」

 

 ユニコーンはそう言ってドアを開けて外に出ると左側の後輪がパンクしていた。ユニコーンはそれを確認すると。

 

ユニコーン「おーい、カフェ、スカーレット」

 

 ユニコーンは2人を呼んだ。2人は外に出ると3人は手を出し。

 

「「「最初はグー、ジャンケンポン!」」」

 

ユニコーン→パー

 

カフェ→チョキ

 

スカーレット→グー

 

 ジャンケンを始めた。

 

「「「アイコデショ!」」」

 

ユニコーン→チョキ

 

カフェ→チョキ

 

スカーレット→チョキ

 

「「「アイコデショ!」」」

 

ユニコーン→パー

 

カフェ→グー

 

スカーレット→チョキ

 

「「「アイコデショ!」」」

 

ユニコーン→パー

 

カフェ→チョキ

 

スカーレット→チョキ

 

 ジャンケンはユニコーンの1人負けだった。スカーレットは「フフーン」と、勝ち誇った笑みを浮かべカフェ小さくチョキを見せつけた。負けたユニコーンは恨めしそうに自分が出したパーを見つめるがすぐに前側のトランクから工具とスペアを取り出した。

 

ユニコーン「ったくなんだよこのスペア丸坊主じゃん」

 

スカーレット「贅沢言ってないで早く交換する」

 

ユニコーン「っていうか本当はこれお前らの仕事だよな?」

 

 ユニコーンはそう言いながら作業を始めた。その間、スカーレットは通信機を取り出しカフェは地図を取り出した。

 

スカーレット「ユニコーン。アンタのコンパス借りるわよ」

 

ユニコーン「おう」

 

 スカーレットはユニコーンの北をささないコンパスをカフェに渡すと通信を始めた。

 

スカーレット「こちらスー。誰か応答してちょうだい」

 

 スカーレットがそう言うと。

 

『こちらイー。感度良好です』

 

『こちらアル。よく聞こえてます』

 

『こちらサン。こちらも良好です』

 

 通信機の秘匿回線で出たのは既に偵察としてカリオストロ公国に潜入していた仲間達だった。

 

スカーレット「こちらも今、入国したわ。今のところ予定にズレがないから計画通りに」

 

『イー、了解』

 

『アル、了解』

 

『サン、了解』

 

 そうして通信が終了した時だった。

 

ブオオオオオッ

 

「「「ん?」」」

 

 ユニコーン達の前で女が乗った車が通り過ぎた。速度はかなり出ておりまるで何かから逃げているようだった。そして後ろからはその車を追うように男が数人乗った車がユニコーン達の前を通った。

 

カフェ「なんでしょうか?」

 

 カフェは首を傾げるとユニコーンは面白そうなものを見た目で。

 

ユニコーン「追うぞ!」

 

と、言った。

 

 カフェは助手席に乗りスカーレットが運転席に乗るとハンドルの下のレバーを引いた。すると後ろに積んであるエンジンが開くとエネルギーを溜め始めた。ユニコーンは、タイヤを蹴ってしっかりと交換できたか確認すると同時に車がものすごいスピードで走り始める瞬間と同時に乗り込んだ。

 

 かなりのスピードが出てる為あっという間に追いつくと。男が数人乗っている方の車は、体当たりをして女の車をガードレールに押し付けていた。

 

スカーレット「どっちにつく?」

 

と、スカーレットが尋ねてきた。

 

ユニコーン「女だ」

 

スカーレット「でしょうね」

 

 ユニコーンは胸のアイスロックを取り出し左側のドアの窓から身を乗り出しカフェ天井を開けて上からピストルを向けた。

 

ユニコーン「カフェ、お前は右のタイヤを俺は左を狙う」

 

カフェ「分かりました」

 

 2人は銃口をタイヤに合わせて発砲しようとするが。

 

ブオオオオオッ!!

 

「「「うわっ!!」」」

 

 2台の車に隠れてたせいでバスに気がつかなかった。スカーレットはハンドルを右に切りなんとか回避するが一瞬車のバランスを崩した。だがカフェとユニコーンがうまい具合にバランスを保ちなんとか横転せずに済んだ。ユニコーンとカフェは再度銃口を向けて。

 

バンッ!バンッ!

 

 発砲した。

 

ギン!ギン!

 

 だが、2人の銃弾は弾かれてしまった。

 

カフェ「弾かれましたね」

 

ユニコーン「あぁ、ただのタイヤじゃないな」

 

 2人はそう言うと相手は爆弾を投げてきた。

 

カフェ「爆弾!」

 

ユニコーン「スカーレット!右!!右!!」

 

スカーレット「分かってるわよ!!」

 

 スカーレットは、ハンドルを右に切り爆弾を回避すると新たに爆弾を投げてきた。

 

カフェ「また来ました!」

 

ユニコーン「スカーレット!左!左!!」

 

カフェ「いえ、右です!右によけてください!!」

 

ユニコーン「いや左だって!左!」

 

カフェ「右です!!右によけて!!」

 

スカーレット「あーもううるさいわね!!ってヤバ!」

 

ドゴーン!!

 

 運良く車の前で爆発しユニコーン達にダメージはないが代わりに車体のダメージは酷かった。

 

スカーレット「やってくれるじゃないの!」

 

カフェ「倍返しにします」

 

ユニコーン「面白くなってきたな!!」

 

 スカーレット、カフェ、ユニコーンの順にそう言うとスカーレットとカフェがガラスを割りユニコーンは車の上に飛び乗った。

 

ユニコーン「一気に行くぞ2人とも!」

 

スカーレット「任せて!」

 

 スカーレットがそう言うとスピードを活かしてそのまま崖を登り始めた。崖を登りきりそのまま山の中に入ると窓ガラスがないせいで中には枝や葉っぱ時々鳥の巣などが入り込んだ。その中でもユニコーンずっと車の上にいたそして山から飛び出ると女の車と男の車が見えた。

 

ユニコーン「よっしゃー先回りしたぞ!!」

 

スカーレット「このまま行くわよ!!」

 

 スカーレットはそのまま崖を伝って降り始めた。

 

カフェ「今度はただの弾じゃありません」

 

 カフェはそう言って特殊な弾丸を込めユニコーンも同じように込めた。だが、敵もユニコーン達に気が付きマシンガンで迎撃を始めた。ユニコーン達は一気に敵の前に出るとそのままタイヤに銃口を向けて。

 

ドンッ!ドンッ!

 

 発砲した。

 

ドカンッ!ドカンッ!

 

 弾丸はタイヤに命中し車は横転してそして大爆発を起こした。それを見たユニコーンは。

 

ユニコーン「よっしゃー!やったぜ!!」

 

 と、言ってカフェとスカーレットとハイタッチするのだった。

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