(旧)インフィニット・ストラトス パイレーツ・オブ・ディメイション   作:ナイトメア・ゼロ

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3話

 男が乗っていた車を破壊し女が乗っていた車を助けたユニコーン達はクラクションを鳴らしながら車に呼びかけた。ユニコーン達はその車にに並んだ時だった。

 

スカーレット「あれ?気絶してる?」

 

 スカーレットはそう呟きそして、体当たりされ続けた影響か車がバラバラに分解され始めた。

 

カフェ「まずいですね。このままだとバラバラになりますよ」

 

 カフェはそう言うと。

 

ユニコーン「カフェ、スカーレット。運転は頼む」

 

 ユニコーンはそう言って女の車に飛び移った。

 

スカーレット「ちょっ、ユニコーン!」

 

 スカーレットの静止も聞かずユニコーンは女の隣に座りハンドルを奪い取って前を見ると工事中なのかすぐ先にトラックが見えた。ユニコーンはブレーキを踏んで車を止めようとするが車はトラックにぶつかり向きを変えた。スピードは落ちたが車はボロボロでいた分解が起きてもおかしくなかった。ぶつかった衝撃でユニコーンは少し気を失っていたが気を失っている間に車は崖からゆっくりと落ちようとしていた。

 

ユニコーン「う、ううっ・・・・・・っ!!マジかマジかマジか!?」

 

 気がついたユニコーンは焦った声でそう言うと。車は崖から落ちた。

 

ユニコーン「チッ!!」

 

 ユニコーンは急いで鉤爪ロープを発射して崖から生えていた枯れ木に引っ掛けた。脇には車に乗っていた女性を抱えていた。ユニコーンはゆっくりと息を吐くと女性の顔を見た。

 

ユニコーン「うわっ、綺麗な人だな」

 

 ユニコーンは思わずそう呟くと。

 

「ん」

 

 女性が気がついた。

 

ユニコーン「おい、大丈夫か?」

 

 ユニコーンは女性にそう尋ねると。

 

「!!いやっ!!離して!!お願い離して!!」

 

 状況が分かってないのか突然暴れ出した。

 

ユニコーン「わわっ!お、落ち着け!!暴れるな!!下を見ろ下を!!」

 

 ユニコーンがそう言うと女性は自分の状況を理解し小さく悲鳴を上げた。

 

ユニコーン「よしいい子だ。下に降りるからしっかり掴まってろよ」

 

 ユニコーンはそう言って鉤爪ロープを伸ばしながらゆっくりと下に降り始めた。そしてアクシデントが起きた。

 

バキッ!バキキッ!!バキャッ!!

 

ユニコーン「!!!マジかぁぁぁぁぁ!!!?」

 

「キャアアアアァァァァァッ!!!!」

 

 枯れ木が腐っていたのか2人の体重に耐え切れず折れてしまい2人は凄い勢いで落ち始めた。ユニコーンは白夜を外科に突き刺しなんとか勢いを殺しながら地面に降りるが途中でユニコーンに頭に折れた枯れ木が当たった。

 

ユニコーン「イギッ!」

 

 ユニコーンはそのまま地面に落ちて倒れると。

 

「!!もし」

 

 女性ははユニコーンの安否を確認した。幸いユニコーンは気を失っただけだった。女性は自身の白い長手袋を脱ぎそれを川につけて絞りユニコーンの顔を拭き始めた。すると。

 

「!!」

 

 エンジン音が聞こえた。女性はその手袋をユニコーンの額に置いて崖の下にあった草むらの中を走っていった。

 

 そしてその数秒後にユニコーンは気がついた。

 

ユニコーン「っ・・・・頭いてぇ」

 

 ユニコーンは頭を抑えてそう言うと。

 

ユニコーン「?なんだこれ?」

 

 ユニコーンは額にある手袋に気がついた。

 

スカーレット「ユニコーン!大丈夫!?」

 

カフェ「無茶しないでください」

 

 カフェとスカーレットが来た。

 

ユニコーン「カフェ、スカーレット」

 

 ユニコーンはそう言って立ち上がると。

 

カフェ「?さっきの人は?」

 

 カフェがそう尋ねると。

 

ユニコーン「そういえばどこ行ったんだ?」

 

 ユニコーンは辺りを見て探すと草むらの先に女性を追っかけた小舟があった。

 

スカーレット「どうやら仲間がいたみたいね」

 

カフェ「たぶん、捕まったのでしょう。でも、彼女何者だったのでしょうか」

 

スカーレット「さぁ、私から見た時はカタギにしか見えなかったけど」

 

カフェ「私もそう見えました」

 

スカーレット「それに1番気になるのは、あの男達ね」

 

カフェ「アレは明らかにカタギじゃありません」

 

 スカーレットとカフェがそう話していると。

 

ユニコーン「?」

 

 ユニコーンは手袋に何かが入ってることに気がついた。ユニコーンは中身を出してみるとそこには青い指輪があった。

 

ユニコーン「指輪?」

 

スカーレット「ん?どうしたのよ?」

 

 スカーレットは首を傾げユニコーンに近づくと。

 

ユニコーン「いや、指輪が入っていた」

 

 ユニコーンはそう言って2人に見せると。

 

スカーレット「・・・・・・えっ?」

 

 スカーレットが目を見開いていた。

 

ユニコーン「ん?どうしたスカーレット?」

 

 突然硬直したスカーレットに疑問を感じたユニコーンは首を傾げるとスカーレットは持っていた鉤爪ロープを崖の上のガードレールに投げて引っ掛け崖を登り始めた。

 

ユニコーン「お、おい!」

 

 突然のことに2人は首を傾げ2人も鉤爪ロープをガードレールに引っ掛け崖を登り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして現在、スカーレットは車を飛ばしていた。

 

ユニコーン「おい、スカーレット!そんなに慌ててどうしたんだよ!?らしくねぇぞ!」

 

 そうして訪れた場所は苔が生えもう誰も管理されてない古城だった。

 

ユニコーン「なんだこの古城は?」

 

 ユニコーンはそう言うとスカーレットは車から降りて古城の中に入った。

 

カフェ「スカーレットさん?」

 

 カフェはスカーレットを呼びかけるが無視して進んで行った。

 

カフェ「どうしたのでしょうか?」

 

ユニコーン「カフェ、入り口の上を見ろ」

 

カフェ「?」

 

 ユニコーンの言葉に首を傾げカフェは上を見るとそこには指輪と同じ紋章があった。

 

カフェ「指輪と同じ?」

 

ユニコーン「あぁ」

 

 ユニコーンとカフェも車から降りて中に入った。2人はスカーレットについて行き周りを見回した。

 

ユニコーン「無人になってからそう時間はたってなさそうだな」

 

 ユニコーンがそう言うと。

 

カフェ「ユニコーン」

 

 カフェがユニコーンを呼んだ。

 

ユニコーン「ん?どしたカフェ?」

 

カフェ「これを」

 

 カフェは足下にある炭を見せた。ユニコーンはその炭を踏み地面を汚すと。

 

ユニコーン「火事か」

 

 ユニコーンはそう言った。

 

「誰じゃ!?」

 

ユニコーン「ん?人がいたのか?」

 

 ユニコーンとカフェは2階に行くと。

 

スカーレット「ただの通りすがりよ」

 

「観光客か?」

 

 スカーレットが1人の老人と話していた。

 

スカーレット「ここは確か太閤殿下の屋敷だと思ったんだけど」

 

「・・・・・今でもそうじゃ。よそ者がうろちょろしていい場所じゃないぞ」

 

 老人の言葉にカフェは耳を疑った。

 

カフェ「ここが太閤殿下の屋敷?ただの空っぽの廃墟なのですが」

 

「・・・・・7年前の大火事でな。あの大火事で太閤御夫妻はお亡くなりになられた。それ以来、ここはご覧の通りに荒れ果てた」

 

ユニコーン「・・・・・なぁ、カフェ。太閤ってなんだ?」

 

カフェ「王様のことですよユニコーン。ということはこの国は王様がいないのですか?」

 

 カフェは、老人にそう尋ねると。

 

「摂政がいるからな。困りはしないそうだ。早く帰れよ」

 

 老人はそう言ってその場を去った。

 

ユニコーン「摂政ってなに?」

 

 ユニコーンは首を傾げると。

 

カフェ「国に興味がないんですかユニコーン?摂政というのは王様が不在の時に王様の代わりに政治をする人のことですよ」

 

ユニコーン「大臣みたいなものか?」

 

カフェ「・・・・・・もうそれでいいです」

 

 カフェはそう言うと。

 

カフェ「?スカーレットさん?」

 

ユニコーン「?スカーレット?」

 

 いつの間にかスカーレットはその場にいなかった。

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