なぜ俺は東京高度育成高等学校に行くことになってしまったのか。本当は千葉一の公立の進学校、総武高校に行くつもりだったのに。
中学の知り合いが一人もいないってそうゆう意味ではないのに…
中三の時の担任が言った「比企谷くんには東京高度育成高等学校がふさわしいです!!」を母さんが真に受けちゃったからなあ。
あの目をよくみて見ろよ、社畜だぜ。完全に上からの命令で言ったやつだぜ。
「も〜お兄ちゃん今日から高校生なんでしょ。もうちょっとしゃんとしてよね」
「学年が上がろうと人間の本質は変わらないのが人間だぞ小町」
「は〜まったく
3年間の間に彼女作れるといいねごみいちゃん」
「俺には小町がいればそれで十分だ」
「バカ、ボケナス、八幡//////
ほら、さっさと学校行け」
このバスめっちゃ混んでるな、斜め前の優先席に男子高校生がどっかり座っちゃうぐらい。いやそれは関係ないな。こいつ、にしても目の前に今にも転びそうなほどにフラフラしてる老婆がいるのによく堂々としてられるな チラッ
「ん、なんだねそこの目の腐ったボーイ」
「いや、何でもないでしゅ」
びっくりしたーいきなり話しかけてんじゃねぇよキョドっちゃったじねえか
何か話しかけられてるし。
「席を譲ってあげようって思わないの?」
「実にクレイジーな質問だね、レディー」
うわぁOLのの説教なんてどこ吹く風って感じだな逆に尊敬するわ。
「あの•••• 私も、お姉さんの言うとおりだと思うな」
今度は同じ制服着た女子高校生が口説いてるよモテモテじゃんアイツ。
うわっ目が合った。この子めっちゃかわいいじゃん中学までの俺なら告白してすぐに振られるまである、いや振られちゃうのかよ。
「ねぇ君もそう思うでしょ」
振られたーー告白して振られるよりキツイんだけどこれ
「お、俺も譲った方がいいと思うぞ」
「ならば理由を聞こうかな」
「お前さっきから髪型をずっと櫛で整えたり妙に自身のある物言いだったりもしかして完璧な自分でいたいんじゃないか。もしそうだったら席を譲った方が美しい判断だと思うんだがどうだろう」
「はっはっは実に面白い意見だ。いいだろうこの席を譲ってあげよう」
緊張したぁ、人と話すだけで緊張するとはやはり俺はボッチの鑑だな。
「説得してくれてありがとう。ホント助かったよ」
手柔らかっ、モチでできてるんじゃねえのってくらい柔らかい。ずっと手を握られてると惚れそうになっちゃう。
「い、いや大したことじゃねえよ//」
「そういえばボーイの名前を聞いていなかったね」
「比企谷八幡です」
「同級生なのだから敬語じゃなくてもかまわないさ。私の名前は高円寺六助、未来の高円寺コンツェルンを背負って立つ男さ」
さらばだ捻デレボーイと言いながら学校に向かって行った。
勝手な造語作ってんじゃねえよ。センスが小町並だぞ。
最新話はこちらで書いています。
ここが原作的にあり得ないとかあったら遠慮なくお願いします。
面白い展開にしながらも、なるべく登場人物が生きているように動かしていきたいと思っています。