捻デレボッチ主義の教室へ   作:松陰スミス

24 / 39
22話:休日出勤ですか?いいえサービス残業です。

 

 

「今日のことは忘れて」

 

 

「分かったが、高円寺は多分このことでお前を責めはしないし、もしそうなってもなんとかしてやるよ」

 

 

「何カッコつけてんのよ…………また明日」

 

 

ふう、今日は大変だったな。

 

 

にしてもこの学校に来てから、綾小路や高円寺、櫛田、佐倉とか小町が聞いたら驚くくらい人と関わってるよな。

 

 

もしいつか彼女なんてできたりしたら、永久ボッチ宣言を解除できる日が来るんじゃないか。

 

 

いやないか、比企谷菌はバリアが効かないし、ボッチは隔離される運命にあるのか………

 

 

 

 

 

 

受動的なボッチというのは待つことに関しては非常に長けている。なぜなら集合に遅れたら気づいてくれるやつがいないからだ。

 

 

特に俺は小町に相当仕込まれたしな、だって俺のほうが準備遅かったらめっちゃ機嫌悪くなるもん。

 

 

ちなみに小町が遅れても「お兄ちゃん、ごっめーん」で許しちゃう。これが本当の兄妹格差。

 

 

てなわけで一時間前から寮の外で待ってるわけだが、

 

 

「ごめーん、待った?」

 

 

こ、これが櫛田の私服か、透け感のあるトップスがなんとも ゴクッ

 

 

素の顔を知っているとはいえグッとこないこともないですね、ていうかグッときました。

 

 

見惚れている場合じゃない、ここで小町に教わった秘技を使わねば、

 

 

「いや、全然待ってないぞ」

 

 

見たか小町、帰ったら最高の土産話を披露するぞ。

 

 

「なんだ、謝って損した。慰謝料請求していい?」

 

 

見たか小町、帰ったら最高の黒歴史を披露するぞ。

 

 

「新手の当たり屋かよ」

 

 

おかしい、俺が知ってる(神のみぞ知る)セカイではこのままデートイベに直行なんだか

 

 

「ごめんごめん、ついね。ほら綾小路くんと佐倉さんが待ってるから早く行こ」

 

 

 

二人と合流して電気屋に入ると、佐倉の顔がうつむき少し震えだした。

 

 

そして怪しい視線を感じたのでその方向を見ると、おれと同じ眼をしてる店員がいた キモいな。

その眼ははうっとり しっとり ねっとりや

 

 

そんなことを考えて気づいたら櫛田と佐倉が店員と話していた、最初は世間話で、だんだんその店員が二人をデートに誘おうとしていたが、二人の顔は中学のとき俺が告白したときの折本の顔にそっくりだった。

 

 

おかしい、目から汗が…

 

 

そこは上手く櫛田が切り返し、カメラの話題に戻したが今度は店員のおっさんが佐倉だけをじっと見つめていた。

 

流石に俺もゾッとしたので割込もうとすると、

 

 

「ちょっといいか?」

 

 

なるほどおっさんは佐倉の住所が目的だったらしい。

 

 

綾小路に先を越されたが俺も行こうと思ってたし。

 

 

なんとか無事にカメラを修理し店を出るとき、

 

 

「ちょっと見たいもの思い出したから待っててもらっていいか。」

 

 

ん、ミニマリスト綾小路がほしい電化製品が気になり少し遅らせ店に戻ったら、

 

 

「綾小路、そんなコーナーにいるって事は…

 

 

 

 

続きの23話は以下で書いています

23話:思惑が違うなら…任せちゃえばいいじゃない

 




続きの23話は以下で書いています
https://shoinsmith.com/elite-20221016/
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。