捻デレボッチ主義の教室へ   作:松陰スミス

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3話:ただより高い物はない

その後、綾小路と少し話しているとこのクラスの担任が入ってきてこの学校とこれからについて話しがあった。

先生は10万pp支給されるって言ってたが残高見たらほんとに10万ppで表示されていたんだが……

 

 

「せっかくみんな同じクラスになったんだから自己紹介をするのはどうかな」

 

 

うわー、イケメン(笑)が余計なこと言っちゃったよ。ボッチというのは行動が学校の行き帰りしかないから紹介する自分がない。苦し紛れに人間観察なんて言った日にはクラスの空気が凍りついちゃうZO☆

 

 

という訳でおれは、一番前の人が順番になった瞬間にステルスヒッキーを駆使して教室を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事入学式までをつつがなくすごし、昼からはこのまま教室に行ってもボッチにとって辛いのは分かりきっているので周辺をブラブラすることにした。

 

 

にしてもこの学校きれいだな、いやきれいすぎるのか。まあ4月だったらこんなもんか。

ん!?あの柱の隅にある黒い物体、もしかして監視カメラか、よく見たらところどころにあるな。やべぇなおれ、ついに特技が人間観察から物体観察にジョブチェンジしちゃったよ。

 

 

ここにもあそこにもあると童心に帰って歩いていると、

 

 

「ねぇ君何してるの」

 

 

うわっ、びっくりしたぁ、てゆーか可愛いなあおい。身体からなんかぽわぽわしたもの出てんじゃねえの、そばにいるだけでめぐりっしゅされるわ。いや、なんだよそれ。

 

 

「見たところ君一年生だよね、どこのクラスの生徒さんかな」

 

 

「学校からもりゃった資料によると一年D組でしゅ」

 

 

またやらかしたー(泣)

でもD組って言ったとき一瞬顔が暗くなったのは気のせいか。

 

 

「橘、そこで何をしている」

 

 

「あ、堀北くん。この子一年D組の生徒さんなんだけど、このへんで写真撮ってたの」

(鈴音と同じクラスか)

 

 

「ほう、写真撮影が趣味ということではなさそうだな チラッ

ということは……」

 

 

監視カメラ勝手に撮ってたことバレたー

 

 

「お前名前は?」

 

 

「比企谷八幡です」

 

 

「携帯を貸してみろ」

 

ふっ、自慢じゃないが見られて困るものは一つもないぜ。つーかこの人文字打つの速すぎだろリア充はみんなこうなの?

 

「このあと教室で配られる学生証で確認できると思うが10万振り込んでおいた。これはお前への投資だと思ってくれ」

 

 

「い、いきなり大金もらっても」

 

「気にするな、それよりお前のクラスに妹がいるが会ったことは言わないでもらいたい」

 

 

それだけだと言って二人は去っていた。

彼の背中からは貫禄だけでなく俺と同じシスコンの匂いがした。

 

 

うわーヤバそうな人に目えつけられちゃったよ、タダより高いものはないっいうしなあ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後コンビニとスーパーで買い物をしてから帰ることにした。それにしても無料のコーナーがどっちもあったな。専業主夫志望の俺としては毎月通うことになるのは自明だ。

 

 

なんてくだらないことを考えながらスーパーを出ると前から仮面少女が向かってきた。

 

 

 

4話はWEBで公開してます↓

https://shoinsmith.com/post-64/

 

 




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