捻デレボッチ主義の教室へ   作:松陰スミス

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34話:最近熱い岡山に負けるなCHIBA!

私勉強してないからと言うやつに限ってコツコツやっているように、自分はシロですと言ってるやつはクロだと思った方がいい。そうゆう意味ではそこに座っているCクラスの女子はベストな選択をしたと言える。スパイじゃないと言い張るわけではなく、私にかまわないでいいと突き放すことで同情を誘っている。何より好印象なのは一人でいることを苦だと思っていなそうなところだ。八幡的にポイント高い。

 

問題なのは綾小路と山内だ。木の枝を拾いに行って女の子を拾ってくるなんて聞いたことがないぞ。いきさつは何となく想像つくが。

 

 

「なに?さっきからこっちをちらちら見て。文句あるんなら言いなさいよ」

 

 

同類ですが、捕食者と被捕食者の関係ですね。まるでトムとジェリー、なにそれかわいい。

 

 

「あまり強い言葉を遣うなよ…弱く見えるぞ」

 

 

「は?何言ってんの、キモ。そんなんだから周りに人がいないんじゃないの」

 

 

いつから俺は伊吹に対して優位に立ってると錯覚していた。自分にかかるパターンの「鏡花水月」。

きつい、ここまで鋭い反撃は久しぶりだな。堀北を雪ノ下に見立てるなら、こいつはまるで川なんとかさんだな。いや雪ノ下ってだれだ。

 

 

「す、すいません。あ~、いやあれだ。一人でいて困ってないかと思ってな」

 

 

結局俺も心配してるね。綾小路と山内のこと言えないわ。櫛田とよくいるから良い人の部分が移っちまったか。アイデンティティ・クライシスを起こしそうだからこれで離れる口実になるだろうか、いやならない(反語)。

 

 

「別に困ってないし、それを言うならあんたも同じなんじゃない」

 

 

「俺は能動型ぼっちだから気にするな、クラスではいつもこんなだ」

 

 

「威張ることじゃないし、まあ私も同じだけど」

 

 

「いいやお前は違うな、こうゆう見方がいない場面は不慣れなんだろ」

 

 

「お前って言うな。不慣れっていう証拠があるの?」

 

 

「することなくて地面を触ってたんじゃないのか。指先に泥がついているぞ」

 

 

ちなみにこの領域に関しては俺のほうがだいぶん先輩だ。幼稚園の時にはほかの園児がスコップや型を使って砂場で遊んでいたのに対し、俺は敷地の端で砂を掘ってアリを誘導する任務をこなしていた。

 

 

「これはちょっとこけただけだから」

 

 

ふふふ、あせってるところを見るとずいぶん恥ずかしいんだな。そんなんじゃあ俺のステージにはたどり着けないぞ☆

 

 

「ああ、女子なら指先は気にするよな。都合のいいことに俺たちのスポットは川だからな、飲むのには抵抗があっても清潔だから手や顔を洗うのにはうってつけだ」

 

 

やったぞ小町、おれはついに小町との練習の成果を実践で披露できた。

 

 

「は?なに優しい男アピールしてんの?そうゆうのがモテると思ってるやついるよね、きっも」

 

 

それは何なんw

 

 

35話:比企谷八幡、はじめてのクラス訪問




続きの35話は以下で書いています(ブログなので無料です)
https://shoinsmith.com/elite-20230130/
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