捻デレボッチ主義の教室へ   作:松陰スミス

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8話:壺ではないものを買わされそうです

 

その後自己紹介をし、ランチタイムが始まったのだが、

 

 

「高円寺くんカッコイー」

 

「高円寺くんあーん」

 

「これに桃入れたら美味しそうだよねー」

 

 

ええ、わかってました、期待した俺が馬鹿ですよ。やっぱり男は3K(顔、金、器量)がないとだめなのですね。

おかしい、俺も3K(暗い、気持ち悪い、ケチ)がそろっているのに!ちなみに櫛田が持っているのは3K(怖い、かわいい、クセが強い)ですね。

 

 

「比企谷くん楽しんでる~」

 

 

「えっと……」

 

 

「もう、ひどいなー、さっき言った自己紹介したじゃん、3年B組の猪狩桃子だよ」

 

 

「すいません、人の名前覚えるのが苦手で」

 

 

「そんなことじゃ女の子にモテないぞ」

 

 

くっ、かわいいだと、

にしても人差し指を立てて口元に持っていく仕草はとってもあざといと思います。

 

 

「猪狩先輩ですね、覚えました」

 

 

「ふふ、よろしい。にしても比企谷くん変わっているね、あの自由人と一緒だなんて」

 

 

「入学式の日にあいつに一言二言言ったら気に入られてしまいまして。先輩方こそ、言い方は悪いですが媚びるようなことなんて」

 

 

「ふふっ、確かに私達のほうが変わっているように見えるよね。理由としては、お昼ごはんをおごってくれるってゆうのもあるけど、やっぱり彼が高円寺コンツェルンの御曹司ってゆうのが大きいかな」

 

 

「なるほど、今恩を売っておけば何か役立つかもしれないってことですね。俺が最初御曹司かどうか尋ねられたのもそうゆうことですか」

 

 

「そうゆうこと」

 

 

「でもいいんですか、猪狩先輩はアピールしなくて」

 

 

「私はおこぼれにあずかれるだけでいいかな、それに私初日に高円寺くんにひと目で猫被っていることバレちゃって。

2年間演劇部やってるからちょっとショックだったなあ」

 

 

高円寺ヤッバ、これからは嘘発見器って呼ぼう。

「何か不穏なことを考えなかったかい捻デレボーイ」流石嘘発見器。

 

 

「比企谷くん面白いね、ほんと笑っちゃう」フフッ

 

 

「それはどうも」

 

 

「なんか比企谷くんの前では素でいれちゃうんだよねえ」

 

 

それは俺に愛想を振りまいたとしても意味ないってことなんですか。

 

 

「別に比企谷くんをバカにしてるわけじゃないよ、そうだ連絡先交換しようよ、またお話したいし。何かあったらお姉さん役に立つと思うよ、必ずね」

 

 

なんかごまかされた気がするけど、連絡先が増えたので良しとしよう。

必ずってのに引っかかるけど、美人局じゃないよね、ハチマン心配。

 

 

そこからは猪狩先輩と話を続けたが、変わったことは何もなくランチタイムは終わった。

 

 

 

続きの9話は以下で書いています。

https://shoinsmith.com/elite-20220710/

 




続きの9話は以下で書いています。
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