艦隊これくしょん ~ハジマリノ物語~   作:ゆ~

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艦隊これくしょん ~ハジマリノ物語~ 第十九話

 松の木から謎の少女を降ろすことに成功した吹雪。

少女の足に付いていた機械の取り外しも行った。

 

 ??「…」

 

 吹雪「…よく見たら、この子の服…第2種軍装。

    海軍の子なのかな?」

 

 謎の少女を横に寝かせて介抱する吹雪。

チラッと、先ほど外した機械を見る。

 

 吹雪「私の艤装とも違う…でも何だか、どこかで見たことあるような…」

 

 ??「…ん…」

 

 吹雪「そうだ!零式艦上戦闘機に形が似てるんだ!」

 

 ??「あれ…ここ、は…?

    私、どうして…」

 

 少女は気が付くと、ゆっくりと起き上がった。

 

 吹雪「あ、気が付きました?

    貴女、あの松の木にぶら下がっていたんですよ」

 

 ??「え…と。

    …そうだ、私…!ここに来る途中、海の下から砲撃があって…」

 

 何があったのか思い出していく謎の少女。

頭を抱えだしたので、吹雪は心配になってきていた。

 

 ??「そ、そうだ!貴女が助けてくれたんですよね?

    助けてくれて、ありがとうございます!

    私、宮藤 芳佳と言います!」

 

 バッと立ち上がり、頭を下げお礼をすると芳佳いう少女。

何となく親近感が湧くその少女に、吹雪の警戒心はなくなった。

 

 吹雪「あ、いえいえ…芳佳さんですね。

    私は、吹雪って言います。

    駆逐艦として、鎮守府防衛に努めています」

 

 芳佳「くち…?

    そ、そうだ!ここ、鎮守府なんですよね!?

    私、勇提督って人に会わなきゃいけないんです!

    ネウロイがここに攻めてくるって…!!」

 

 吹雪「ねう…?

    て、提督に用事ですか?

    じゃあ、私に付いてきて下さい!」

 

 吹雪も立ち上がり、芳佳を連れて宿舎に戻る。

「ストライカーユニット」は、とても重量物だったため、一時海岸に置いて行くことにした。

 

 芳佳「…ねぇ、吹雪ちゃん」

 

 吹雪「?どうかしました?」

 

 芳佳「私たち、仲良くなれそうだね」

 

 吹雪「…うん、そうかも」

 

 芳佳(赤城さんに、会えるかな…)

 

 そんな会話をしながら、二人は駆け足で宿舎へと戻っていった。

 

 

 20:00 政府のホテル 1109号室

 

 赤紫色の妖しい光の照明の中、外国産の大きなベッドがあった。

そこに、弓胴着を外された赤城が両手を上にベッドに拘束されていた。

 

 赤城「…」

 

 グッと力を入れ、両腕を手錠から脱出を図るが、音が鳴るだけで外れなかった。

 

 赤城「…ッ!」

 

 アライダ「こうなると、一航戦の赤城もただの少女だな」

 

 悔しそうにする赤城の前に、セクシーなネイビーベースのランジェリーを来た

アライダが部屋の奥から現れた。

 

 赤城「…」

 

 アライダはゆっくり近寄り、赤城に添い寝をする形でベッドに上がる。

その後、人差し指で赤城の顎をクイッとあげ、アライダを見るようにする。

 

 アライダ「…フッ、強気な眼だな。

      これから自分が何をされるか分かっているのか?」

 

 赤城「そんなことはどうでもいいわ。

    …これで、政府への対応は…」

 

 アライダ「安心しろ、約束は守る…

      ンッ」

 

 赤城「!!!!」

 

 赤城の唇を強引に奪うアライダ。

赤城は手錠をグッと力強く掴んで恥辱に耐える。

  

 赤城「…ッ」

 

 そのままアライダは、赤城に体を重ね動かないようにする。

上着のシャツをスルッと脱がされる。

 

 赤城(…加賀さん…提督を、頼んだわよ…)

 

 シャツから肌蹴られた胸を掴み、やんわりと揉まれる赤城。

 

 赤城(…なが…と…)

 

 スッと赤城の瞳から涙が流れる。

アライダはその涙すら楽しむようなサディスティックな笑みを浮かべて、

赤城のピンク色の乳首人差し指と中指でを強く摘む。

 

 赤城「!!…んっ!!」

 

 その後乳首を柔らかく押し、クリクリと弄り始める。

赤城はやや顔が紅潮してきて、段々と湧く羞恥心に歯を食いしばって耐える。

 

 アライダ「フッ、感度もいいな…どうした、声は出さんのか?」

 

 耳元で囁くように話すと、赤城の耳裏を舐め、耳たぶを甘噛みしてきた。

 

 赤城「んんっ!!く…ん…!!」

 

 目をギュっと閉じ、意地でも声を上げないよう我慢する。

その様子に益々加虐心が湧いてくるアライダ。

 

 アライダ「ふっ…ふふふ…」

 

 その後も、アライダは赤城を責め立て、追いつめて行った…

 

 同時刻、政府のホテル前にまで来た勇と加賀。

大森元帥に事情を説明し、赤城がこのホテルに連れられたという情報を得ていたのだ。

ホテル入り口には女性衛兵がいた為、二人は草むらに隠れた。

 

 加賀(…流石に、衛兵に見つかるわけにはいきません)

 

 勇(…そうだな、避難用の通路を使って侵入…)

 

 相談をしている最中、女性衛兵たちに見慣れた少女たちが駆け寄って来た。

全員アイマスクをしているが、正体は一目でバレる程度のものだった。

 

 女性衛兵「何だお前たちは!?」

 

 ??「英国キィイーーーーック!!」

 

 ??「超弩級ラリアットォーーーーッ!!」

 

 二人の少女が女性衛兵をキックとラリアットでぶっ飛ばした。

勇と加賀は予測のつかない出来事に、空いた口が塞がらない状態だ。

そして、少女の一人がこちらに向かって走ってきた。

 

 ??「お前タチ!何やってんノ、GO!!」

 

 加賀「阿呆か阿呆かと思っていましたが

    これほどとは思いませんでした」

 

 加賀は頭を抑え、アイマスクの非常に金剛に似た少女に呆れ返っている。

 

 ??「夜戦一本背負いーーーッ!!」

 

 反対の方では、援護に来た女性衛兵に一本背負いをしている少女もいた。

更にもう一人加わり、ドロップキックをかましていたりしていた。

 

 ??「フゥーーーハハハ!!この夜戦仮面がここからは通さないわよ!!

    さぁ、かかってきなさいっ!!」

 

 ??「酸素魚雷ドロップキック、てね。

    …ちょっと名前長いかー、スーパー北上キックにしとけば良かった」

 

 勇「…もう正体隠す気ないね、君たち。

   …というか、何をしているんだお前ら!?

   一体何をしているのか、分かってるのか?!」

 

 勇が事態の重さに気付き、大声を上げる。

とっても日向に似た少女が、後ろから勇の肩をたたいた。

 

 日向に似た子「それはお互い様だ。

        …それに、これは大森元帥からの依頼でもある」

 

 加賀「大森元帥が…?」

 

 バタバタという音と共に、大人数の衛兵が押し寄せてくる。

 

 金剛に似た子「Shit!数だけは多いネ!!」

 

 伊勢に似た子「そういうことだから、さっさとあの馬鹿を取り返しに行って!」

 

 勇はしばらく黙っていたが、バッと立ち上がりホテル内に走りこむ。

加賀も、その後に続いた。

 

 勇「…後でお前たち、全員反省会だッ!!

   …俺も、赤城も含めてな!!」

 

 全員「了解!!」

 

 

 

                         第十九話 「決戦、鎮守府ホテルです!」

 

  

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