ほんとうに申し訳ない…
午後からの授業はシュミレーターを使った練習であった。
「集まったわね。では戦闘訓練を始めます。」
司令からの第一声は無茶ぶりに近かった。
「ちょいまちぃや。着替えなくてええんか?制服で戦うんかいな。」
「まだ話してなかったわね。その制服は戦闘スーツも兼ねています。身体を動かせば分かるはずよ。」
「確かに見た目の割に動きやすいが…」
「なら誰のセラフが最強かココで殴り合いでもしようぜ!」
茅森のいつもノリを放った途端
「最終兵器壊す気か!!!」
「???!!!」
多少厳しい言葉を述べていた教官が唐突に大声を上げた。
シュミレーターの空気が張り詰めた。
「すまねぇ。コイツテンション上がるとよく分からないこと言うんだ。」
「なんでこのタイミングで振るんだよ。しかも、怒られてる理由お前だからな。」
茅森からのキラーパスを流す和泉。
この状況でも言えてしまう精神力だけはある意味長所とも言える。
「では戦闘訓練では七瀬も参加するから従うように。」
「皆さんよろしくお願いします。」
七瀬七海が挨拶をした。
「よし。こっちのチーム入れようぜ。あっちは逢川1人だ。さっさとやっちまおうぜ。」
「聞いとらんわぁ!こんなの数の暴力やろ!」
「大将。こうゆう時こそカッコよくなるんだぜ。」
「いやそれは絶対ちゃうと思う。」
「皆さんが戦うのはキャンサーとエネミーです。」
七瀬は事務作業のように新たな言葉を言った。
「待て待て。キャンサーと戦うのは分かるがエネミーってなんだ?」
「エネミーとはスケルトンやワイバーンといった空想上の生き物と捉えてください。」
「すっげ!いよいよファンタジーゲームもリアルになったのか〜!」
「クソっ…これは否定出来ない…!」
苦虫を嚙み潰したような顔を和泉はした。
「これより、戦闘訓練をして頂きます。今回は難易度を大幅に下げておりますので自身のセラフとサーヴァントを把握する事に努めてください。」
七瀬は皆を残しシステムを起動させた。
周りの風景が変わり電子で作られた街並みが現れ、目の前に複数体の敵が召喚された。
初日に対敵したキャンサーの他に骸骨のエネミーもいた。
「ほんとにいるわね…」
「どうやって動いているのかな…」
『では、セラフィムコードを唱え戦闘を開始してください。』
それぞれのセラフィムコードを唱えた。
茅森のセラフは双剣であった。
「君も双剣使いなのか。」
アーチャーが出てきてマジマジと見ていた。
「そうなんだよねぇ…剣使いは他にいるんだけど二刀流なの私だけなんだよ。しかも日本刀っぽいし。」
「では手本を見せなくてはな。」
「はい?いや弓使うんだから剣関係な…」
関係ないと言おうとした瞬間アーチャーの手に黒と白の剣が現れた。
「弓は何処?!」
「弓兵とは言え近接も出来なくては闘えないのでね。」
「そうだけどさ…」
「さて、あちら側も待ってくれなさそうだ。」
他のメンバーは各々戦闘を始めていた。
「ならいっちょやりますか!」
2人は仮想敵に向かっていった。
関西弁難しい…
かなりスローペースな展開ですけど書きたいようにやるのでよろしくお願いします。