ノーゲーム・ノーライフ 無限の空白   作:天草 天

5 / 6
こんにちは、天です。

原作見つかんないよー(´・ω・`)


ゲーマー兄妹と双子がファンタジー世界を征服するそうです
第1話


『盤上の世界』、ディスボード。

 

その世界の、とある一部。

 

 

 

 

 

 

そこにある街、エルキア。

 

そこにある、一つの酒場で…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その酒場に似合わない少女二人が、ゲームを行っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、ううう…」

 

「…降りるなら早くしてくれないかしら?」

 

「お、降りるわけないですわ!『コール』ですわ!」

 

「そう…じゃあ、『レイズ』」

 

「え」

 

「…もう一度言うわよ。降りるならーーー」

 

「ーーー!!『コール』ですわ!」

 

「…そう、じゃあ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あ、また負けてる」

 

「あそこまでわかりやすいとねー」

 

「ポーカーフェイスって言葉すらしらないんじゃねーか?アレ」

 

「……わかり、すぎ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その二人の様子を、遠目で見ている四人がいた。

目深のフードを被った青年と少年、そして少女2人の四人組である。

 

うち、身長の高い方の青年と、身長の低い方の少女は、一つの椅子に座っている。

残りの2人は、そのそばで立っている。

 

 

 

 

「おい、オッサン。アレなにやってんの?」

 

 

 

 

座っている青年は、その対面に座っている中年の男に、そう話しかけた。

 

「ああ、あれは『国王選定戦』の一つさ。」

 

「ほう?国王選定戦?」

 

「前国王の遺言でな…『次の国王は、人類種(イマニティ)最強のギャンブラーに継がせよ』って事でな。

文字通り、最強を決める為のギャンブル勝負だよ」

 

「ふぅん…」

 

「向こう側に座ってんのが、その前国王の孫娘の、ステファニー・ドーラ。王位継承者だったのが、さっき言った遺言で継げなくなったのを、この勝負で勝って舞い戻ろうって魂胆だろうな」

 

「へぇ」

 

「ま、普通に思う事だよね」

 

「んで、こっち側に座ってんのが、クラミー・ツェル。今んところ全戦全勝らしい。相当強いんだろうな」

 

そこまで言うや否や、四人の目が輝き、

 

「へぇ…」

 

「全戦全勝かぁ…」

 

闘争心を剥き出しにして、此方からは後ろ姿しか見えないが、その姿を睨んでいた。

 

「おいおい、あっちを気にするのは良いが、こっちの勝負も終わらせようぜ」

 

「っと、そうだったな、んじゃ『コール』で」

 

「…ほう?後悔すんなよ?」

 

 

 

そうして、中年男のカードが露わになった。

手役は…

 

 

 

「『フルハウス』。悪いな」

 

「あっそ。んじゃこっちも…」

 

 

 

そう言って、青年はカードを無造作に放り投げた。

 

 

 

 

 

 

 

「なっ!『ロイヤルストレートフラッシュ』だと!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、ポーカー最強の手役を。

 

 

 

 

「バカな!650000分の1だぞ!?そんな役、出るわけがーーー」

 

「今回がその650000分の1だったんだろ。ほら、出すもん出しな」

 

「…!クソッ!ほらよ」

 

そう言って、懐から小袋を出して、放り投げた。

その袋を、青年はキャッチする。

 

「あいよ、まいどありー」

 

青年達は、その袋をもって、テーブルから離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唯1人、翔を除いて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…?坊ちゃん、どした?連れ達いっちまったぞ?」

 

「…ねぇオッサン、本当にあれが全部?」

 

「!?…なにいって」

 

「嘘、ついてるよね?」

 

「…何を根拠にだ?」

 

「ポーカーしてるときに比べて少しそわそわしてからね。何か隠し事してんじゃないかって」

 

「…ふん、そんなの解るわけが」

 

「十の盟約」

 

「!!」

 

「…知らない、訳ないよね?」

 

「……」

 

 

 

 

十の盟約ーーー五つ。

 

『〝盟約に誓って〟行われた賭けは、絶対遵守される』ーーーー

 

 

 

 

 

「オッサンが賭けたのは有り金全て……

でもアンタ、まだ持ってるよね?」

 

「……!クソッ!ほらよ!」

 

 

 

 

 

男は手首に巻いていた腕輪を外し、そこに入れてあったお金を少年に投げた。

少年は、しばらく男をジッと見続けーーー

 

 

 

 

 

 

 

「…ん、今度は嘘じゃないみたいだね」

 

 

 

 

 

 

そう言って、あの青年達の元へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……クソ、ヘソクリまでもってかれちまった」

 

「残念だったなぁ。しっかしまぁ、有り金全額賭けるって、向こう側は何を賭けてたんだ?同じ様に有り金全てか?」

 

「…いや、違う」

 

「んじゃ何を」

 

「…『自分達を好きにしていい』、だとよ」

 

「…は?」

 

「…全く、自暴自棄もいいとこだよな……」

 

「……」

 

「…ん?どうした?」

 

「いや、お前どれだ?」

 

「なにがだよ」

 

「いや、ホモかショタかロリコンか…あの女の子は俺的にもいいけど、それじゃー浮気だよなー」

 

「な!ち、違うだろ!そういうことじゃなくてだな!」

 

「はいはい、奥さんには黙っててやるから一杯奢んな♪」

 

「バカいうな!今し方有り金全て取られたばっかだっつーの!いやそんなことより…」

 

 

男は青年達が行った方向を向き、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの条件じゃあ、連れの女の子達の貞操どころか、『自分達の命』まで皿に載ってるってのに…

なんて奴らだよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、呟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んじゃ、お前の奥さんに言ってくるわ」

 

「ちょっと待てこの鬼ィィィィィィィ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…その後、オッサンは頬を腫らした状態で泣きながら飲みに来たという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことはさておき…

 

 

 

 

 

 

彼等は、少し広めの宿屋の部屋で、くつろいでいた。

 

 

 

 

 

「『目的、宿の確保・達成』っと…さて白、もういいよな?言っちゃっていいよな!?」

 

「……ん、おけ」

 

「よっしゃ、んじゃ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「つっかれたーーーーーーーー!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーもーだるいわー引きこもりがこんな運動するとかまじないわー」

 

「……は、ふぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 

「わ、白ちゃん凄い溜め息」

 

「白や空兄の気持ちもわかるけどな…でもま、よくここまで来れたもんだよ全く……あー疲れた」

 

 

 

 

 

 

 

四人達は、それぞれの心の中を吐露する

 

 

これまでの苦悩を思い出しながらーーーー

 

 

 

 

 

 

 




以上、一巻のまだまだ最初の部分でした。
オッサンと奥さんのことについては…ま、読者様の想像に任せます。


次回、回想にはいりまーす


感想や訂正などございましたら、報告お願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。