『免疫機関』〜チート主人公共に制裁を〜   作:メアリー・スー

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取り敢えずこれを見て、肌に合うかどうかご判断して下さい。

合えば評価お願いします。

感想欄でアドバイス(特に戦闘描写)を願いします。


なろうからのペーストが多いので誤字脱字があれば申し訳ありません。


とある転生者の末路

曰く、非モテの隠キャが突如異世界へと転生し、分不相応なチートを与えられ無双する。

 

 

 

曰く、取り柄のない凡人が偶然にも古代の英雄の力を受け継ぎ、かつての仲間や相手にイキり倒す。

 

 

 

曰く、法治国家で満足なコミュニケーションすら取れなかった引き篭もりが、内政チートなどとのたまいながら中世時代の国を運営する。

 

 

 

 

 

 

 

 

アホか。

 

 

 

転生者、突如として世界に湧き、不条理な力を未熟な精神と出来の悪い頭で行使する。

悪影響が出ないとでも思っているのか、つまりは外来種だろう?なぜ放置する。

 

 

古代から蘇った賢者や魔王、時代の変化を受け入れず、自分達の時代大昔の理屈を振り回す。

老害以外の何だと言うのか。

 

 

現代日本の知識で領地を発展させる、

文明文化が違う世界で?

領地運営どころか異性との会話一つすら満足に出来なかったのに?海千山千の大人を相手に駆け引きを?

 

 

理解不能、意味不明、奇々怪々、荒唐無唐

 

 

こんな世界を作る神々の思考回路はどうなっているのか。

おそらくは我々には想像もつかない高次元(最底辺)にあるのだろう。

 

 

 

前置きが長くなったが、(神様見習い)の言いたいことはこうだ。

 

 

 

転生者とは、古代からの来訪者とは、覚醒者とは、

 

世界からだのバランスを乱すウィルスである。

 

で、あるのなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メアリー•スーに対抗する存在(免疫)がいても良いのではないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちら第一課所属グナラ・アルトリウス

執行対象を補足。」

 

『こちら第四課情報統括室、対象のデータを送信します。』

 

『執行対象 クロノ・ブレイド 本名、高川裕太

罪状 別世界日本の常識に基づいた貴族の婚姻妨害、奴隷の不正解放、この世ならざる力(転生特典)の行使による環境破壊。

 

能力 推定《絶対切断》。所有者の斬撃に該当する行動に無制限の補正が施されます。物理的、魔法的、な防御の無効の留まらず概念そのものを切ったという報告もあります。回避行動を最優先して下さい。

 

人格 極めて独善的かつ傲慢。与えられたチートが強力なだけに厄介な事態になっています。彼がこのまま魔法学院に入学しようものなら、どんな被害(テンプレ)が発生するのか想像したくもありません。早急な処理が必要とされます。』

 

「了解した。

そして、何処までなら使っていい?」

 

『今作戦においては第一種『血清兵器』の使用が許可されています。

現在、第三課により周囲10kmの人払いがされています。

 

グラナ執行官、御武運を』

 

 

 

 

 

数百m程離れた位置にいる少年に目を向ける。

黒髪に青と金のオッドアイ、腰に携えるのは日本刀の様な形状の魔剣、ここからでもその剣圧は凄まじく感じる、情報どうり、接近戦は死に直結するだろう。

 

故に

 

「第ニ段階解除、魔導術式起動、弾丸装填、標準固定」

 

人類の習性に習い、遠距離から一方的に不意打ちで、仕留める。

 

「発射」

 

青白く光る幾何学模様の走る漆黒のライフル型魔導具から青い輝きを放つ銃弾が放たれる。何重もの魔法陣により加速されたそれの速度は音を置き去りにして、1人の少年の頭蓋骨を目指しその命を摘み取った

 

 

 

 

 

「空間断絶」

 

 

などと考えるはずがない。

完全に不意をついたはずの一撃が防がれる。そんな事は予想通りでいつも通りだ、チートの所有者がこれで殺せるならそもそも転生者を危険視していない。

 

「形態移行、弾丸切替、標準分散、発射」

 

こちらの位置を晒して獲得できた新情報は、奴が剣を振るわずともチートを使用可能であり、音速を容易く凌駕する反応速度の持ち主であるということ

したがって一撃必殺ではなく、無数の攻撃により飽和状態に持ち込みガス欠を狙いつつも次の策を巡らs

 

 

 

「よう、モブ男」

 

刹那、銃弾の雨に包まれていたはずの少年は、自分の目の前で魔剣を振り下ろさんとしていた。

 

「は」

 

 

直後、執行官グラナ・アルトリウスの体は山脈すら切り崩す斬撃波に包まれた。

 

 

 

「ふ〜いっちょ上がりっと、うぇやっぱ空間酔いにはまだ慣れないな」

 

「さすがだね、クロノ。次元跳躍も完全に習得してるし、もう私が教えられることなんてないかな」

突如として少年のそばに姿を表した白銀の長髪をはためかせる美少女

 

「そんなことないよフェリア、精霊の君がいなかったらあの卑怯な狙撃は防げなかった」

 

「そっそう、ならまあ、どういたしまして?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なるほど、とグラナは先程のカラクリの原因を分析する。

斬撃波に消し炭にされる直前、ライフル型魔導具を暴発させ、指向性を持たせた爆発により緊急脱出を行い斬撃の線上からなんとかずれることに成功していた。

 

数百mの間合いを瞬時に詰めたのは、『距離』という概念そのものを切り取ったからであり、完全な死角にも反応して見せたのはあの精霊との感覚共有によるものだと予測できる。

 

「ヒロインを見かけないと思ったら、精霊系師匠ポジだったのかよ。」

「だが、奴がハーレムを築く前で良かった、まだメインヒロイン1人しか居ないのなら勝算が立った。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よしっ、じゃあ一旦冒険者ギルドに戻ろうか、さっきの襲撃で折角手に入れた霊草がなくなっちゃったし」

「そうですn

 

少女が咄嗟に頭を横にずらす。

ヒーローとヒロインの逢瀬に水を差した男は無言のままナイフを切り返す。

 

「お前、生きてたのかよ」

 

少年が今度こそ確実に切り殺すため魔剣を構え、振り下ろす事は叶わなかった。

 

男のすぐ背後にはフェリア(ヒロイン)がいる、巻き込むわけにはいかない。チートの発動を止め単なる斬撃へと切り替えるも当然のように回避される。

 

「くそっ」

 

男のナイフが少年の顔に迫り、

 

「調子に乗りすぎです」

 

しかし刃を突き立てる事は叶わなかった。

数えるのも億劫になるほどの魔法を同時展開しながら精霊は怒りをあらわにする。

炎の槍が、氷の矢が、雷の剣が、あらゆる属性の暴威が只人1人を殺すために奮われる。

気を持ち直した少年も、範囲を絞りつつも一撃必殺に変わりはない斬撃を重ねてゆく。

 

 

迎撃、相殺、回避

 

 

男は自然の化身たる精霊の怒りに触れ、チートの権化たる転生者の狙われ、なおその命を保っていた。

 

 

俺たちが一体どれだけの転生者を相手にしてきたと思ってる、一体どれだけのヒロインを鏖殺してきたと思っている。

10倍は威力に差がある魔法は、反対属性のものを効果範囲を100倍に絞って発動、敵の魔法の核だけを射抜き、被害を最小限にする。

射線に立てば、死亡が確定する斬撃は、ヒロインと直線状になるように位置関係を調整し、不発に追い込む。

 

 

 

「くそっ、なんでこんなに」

「いい加減死になよ、君ぃ」

 

これまで苦戦した経験などあるはずがない2人に初めて、焦りという感情が芽生える。

 

 

それを見逃す間抜けはここに居ない。

 

「血清兵器起動」

怪しげな赤を纏う短剣が精霊の胸に突き刺さった。

精霊は崩れ落ち、少年はすぐさま駆け寄る。

ヒロインという、肉壁が倒れるやいなや、男は即座に距離を取る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血清、即ち、病原体(チート)から作り出した特効薬(チート)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フェリア、その男を殺せ」

ぐちゃり、と前触れもなく魔法で強化されたヒロインの両腕が主人公の腸を抉る。

 

 

 

 

 

 

 

 

「フェリア、なっなんで」

「だって、グラナ様が命令したんだもの」

惚忽とした表情でモブへの愛を語るヒロイン

 

「お前ぇぇぇフェリアに何をした、

いや、そうじゃない。俺にはこの《絶対切断》があるじゃないか、このチートで洗脳を切り殺せば良いだけだ。フェリア、少し痛いけど我慢してくれよ」

 

致命傷を抱えながらも、ヒロインの心を取り戻さんとする主人公の努力は

 

「あれ、、、何で、」

 

無駄である。

 

「第一種血清兵器、過剰なる情愛(オーバー・チャーム)

かつて、私では足元にも及ばない大先輩が命を賭して執行した、とあるの遺骸を加工したものだ。お前のような新参者の転生者がどうにかできる代物じゃない。」

 

「フェリア、トドメを刺せ。

上手くできたら、今夜可愛がってあげるよ。」

 

「本当に!」

「まってくれ、フェリア、僕と永遠に愛し合うt」

 

ザクり、1人の少年の首が落ちる

 

「ありがとうフェリア、もう一つだけお願いなんだけど、少し寝ていてくれないかな?サプライズがしたいんだ。

出来れば、永遠に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちら第一課所属執行官グラナ・アルトリウス

任務完了」

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