・ボス、壊れる。
・チョコちゃんコタロウと深夜デート?
…の2本立てになります。
改訂
2022/07/13 サブタイトル変更
――美浦トレセン 御手洗厩舎 22:00過ぎ
『チョ、チョコ!?』
『きゃあっ!?……ボス?どうしたの?』
『うわっ!?……びっくりしたなー。ボスいきなり大きな声出さないでよぉー』
『…す、すまない』
今日も私は変身してボス達と厩舎の外へ出かける事になり、出発前に私が少し食べておかないといけないという事で休憩室にお邪魔していた。
戸棚の中にあったのは『柿の種』と言うピリッと辛い小さくて細い煎餅みたいなものとピーナッツと言う豆が入っているお菓子だ。
次に飲み物を取ろうとして冷蔵庫を開けると何やら見慣れない缶容器がたくさん入っていて、これは何と言うジュースなのだろうか?とボスに聞こうとしたら前述のような反応が返ってきたのであった。
『ボ、ボス……これは…』
『ビ、ビール!?ビール!!ビールじゃないかぁああああ!!!』
ボスが興奮して雄叫びを上げる。確かに缶には"麒麟堂プレミアムモルトビール"と書かれていた。金色のなんだか高級そうなデザインをしている。
『ボ、ボス……、このジュースがビールって言うの?』
『ジュースじゃないっ!!酒だ!お・さ・け!!!あああああ、こうしてまたビールと再会できるとはおもわなかったぞぉぉぉ!!!』
『きゃっ!?……ごめんなさいボス』
『ボスどうしたんだよぉ!』
ボスのあまりの剣幕に押されてしまう。横ではコタロウがオロオロしていた。
『チョコ!!頼む!!ビールをっ!!ビールを俺に飲ませてくれぇぇぇぇ!!!!』
『ボスッ!ちょっと落ち着きなよっ!!チョコが困ってるだろうっ!!!』
ボスが嘶きながら両前脚で激しく前搔きをしてる。コタロウが必死に抑えようとしているけど小柄のコタロウが大柄のボスに敵うわけなく振り回されていた。
『ボ、ボス…落ち着いて……。このビール、ボスにあげるから』
『ああああ、チョコ!早く!早く飲ませてくれぇぇぇ!!!』
ビールの缶をブルルッ、ブルルッと大きな鼻息が聞こえているボスの眼前まで持っていく。蓋を開けるとカシュッ!と 小気味の良い音がして中から泡が出てきた。
『わっ!はわわ…!ボス、中身が泡がいっぱい出てきたよ!と、止まらないよぉ!?』
『チョ、チョコ!!そのまま俺の口に入れろっ!!早くっ!!!』
『う、うん。わかったよボスっ』
私は泡が溢れ始めた缶をボスの口へと突っ込む。するとボスは凄い勢いで飲み始めた。ゴキュッゴギュッとボスの喉が鳴る音が深夜の休憩室に大きく響いていた。
『うめぇ!うめぇよぉぉおおおお!!!ああ!ビールッ!!!久しぶりのビールッ!!!もう二度と飲めないと諦めていたが!!またこうして飲める日が来るとは思わなかったぞぉぉぉぉ!!!』
目から大粒の涙を流し歓喜の咆哮を上げながらビールを飲んで行くボス。なんだかボスがいつもよりも幼く見えてしまう。やがてあっという間に飲み干してしまったボスは缶を放り投げると私に迫ってきた。
『チョコ!まだっ、まだあるんだろうビール!!頼む、飲ませてくれっ!!!』
『う、うん、良いよ……』
ボスに催促されて冷蔵にあるビールの缶を次々と開けてはボスの口に入れていく。ボスがあっという間に飲み干して次を催促し私が慌てて次の缶を開ける。そんな忙しい動作がしばらく続いていた。
『うめぇ!うめぇ!!ビールうめぇ!!!ビールだけでも美味いのに、人間の女にお酌までしても貰えるなんて!!!前世ぶりだっ!!――ああっ、チョコ!!酌するの上手いな!!!もっと!もっとだ!もっとくれぇぇぇ!!!!』
『ボ、ボス……起きて……起きてよぉ』
『ボス!こんなところで寝るなよぉ』
厩舎の通路に倒れて大きないびきを掻く大柄の馬――ボスを私とコタロウが一生懸命に引っ張ろうとしていた。
あのあと、冷蔵庫の中のビールをすべて飲み干したボスは冷蔵庫の横に置いてあった段ボールと言う茶色の箱に入っていたビールを目ざとく見つけそれも全部飲み干してしまった。
大量の空き缶に埋もれるように横倒しになったボス。何とか馬房まで連れて帰りたいけど小柄のコタロウと人間体の私では酔い潰れたボスの馬体はビクともしなかった。
『はぁっ、はぁっ、……どうしよう』
『……もう放っておこうよ』
『コタロウ……?』
『いいじゃん。俺達の事ほっ散らかしてさ、自分だけ散々楽しんでそのあとバタンって倒れて寝てるんだもん。もうこのまま放っておこうよ』
コタロウがそうぶっきらぼうに呟く。
『でも……』
『俺はチョコと毎晩出かけるのを楽しみにしてるんだ。チョコだって折角変身してくれたのにこのままで良いの?』
『うーん……でも』
『ボスなら大丈夫だよ。きっと人間達が起きてくるまでに起きるって』
『そうかな……?』
『大丈夫だって!それよりも早く馬具着けて出かけようよ!時間なくなるよ?』
『う、うん……』
なんだかいつもより剣吞なコタロウの雰囲気に押されてしまい、私は出かける準備に入ることになった。
『チョコ……鞍着けないの?』
私が作業服を着てコタロウに頭絡を着けて出発しようとしたらコタロウが話しかけてきた。
『コタロウ、鞍着けるの嫌じゃないの?』
『昨日着けてたじゃん。今日は着けてくれないの?』
『昨日はボスが着けてて、コタロウもそれを真似して着けてただけじゃないの?』
『俺、チョコに鞍着けて欲しい。それでチョコに乗って欲しいだ』
コタロウがそんな事を言ってくるので私は驚いた。コタロウは馬具もそうだけど人を乗せるのも凄く嫌がってて育成牧場では何人ものスタッフさんを振り落としていた。
競走馬デビューしてからも何人もの騎手さんがコタロウに乗ろうとして振り落とされたり、そもそも鞍に跨らせてもらえなかったりで大変苦労したとテキ達がぼやいていたとボスが言っていた。
そのせいかコタロウの背に乗ると言う選択肢すら思い浮かばなかったのだ。
『良いの……?コタロウ、人に乗られるの嫌じゃないの?』
『チョコなら良いよ。ううん、チョコに乗って欲しい。お願いだチョコ、俺に乗ってくれ」
とても真剣な目で見つめて来るコタロウ。初めて見るそんな彼の強い瞳にドキッとしてしまう。
『ねぇ……頼むよ。俺に乗ってくれよチョコ。…………それとも嫌?俺なんか乗りたくない?大きくてカッコいいボスの背の方が良いの?』
寂しそうに眼を逸らしてしょげるコタロウに私は慌てて首を横に振る。
『ううん!!そんな事ないよ!!ボスが良くてコタロウが駄目なんてないよ!!』
『じゃあ鞍着けて乗ってよ』
私はコタロウに鞍を着けて乗ることになった。
厩舎前で引き運動してウォーミングアップをしてコタロウの横に立つ。
ボスよりは低いけどコタロウの背も改めてみると大きくて高い。
『チョコ、これ使いなよ。これに乗れば一人で乗れるよ』
コタロウが厩舎の外に置いてあった踏み台を咥えて持ってきたのでそれに乗る。すると足をそれほど高く上げなくても鐙に足を掛ける事が出来た。
左手で手綱とコタロウの鬣を握るとコタロウの馬体がビクッと少し跳ねた。
『コ、コタロウ……大丈夫?』
『ご、ごめん……俺は大丈夫だから続けて。………チョコが乗るんだ、落ち着け俺。乗るのはチョコだ、落ち着け俺……』
『う、うん……』
コタロウが何かブツブツ呟きながらジッと耐えてくれてるので私は素早く乗ることにした。
『う、うわっ!?』
『きゃっ!?……コタロウごめん。驚かせた?』
私が乗った瞬間、コタロウの背が一瞬飛び跳ねて馬体がよろけてしまう。なんとかバランスを取って踏ん張り転倒や落馬はしないように耐える事が出来た。
『だ、大丈夫!……俺こそごめん。チョコ、怪我とかしなかった?』
『私は大丈夫だよ』
『ありがとう……。じゃあ歩くよ』
そう言うとコタロウが歩き出した。
深夜のトレセンをコタロウに乗って歩く。ボスと違ってコタロウから見る視界は少し低いけど、それでも人間や馬の視線よりは高く見晴らしも良い。
コタロウはボスよりも馬体が小さくて細いからか足でしっかりと胴体を挟み込む事が出来て安定感がます。コタロウは『チョコ、くすぐったいよぉ』と照れ笑いしていた。
ボスよりも揺れが大きいけど軽快で少し早いペースで進んでいくコタロウ。馬によって歩く癖とか結構違うんだなぁと私は感じながら揺られていた。
『チョコ、俺行ってみたところがあるんだ。そこへ行ってもいい?』
『良いよ。コタロウもお友達にでも会いに行くの?』
『違うよ~』
そんなやり取りをしながら向かった先はトレセンの調教馬場だった。
『ここなの?』
『うん、そうだよ。俺チョコに乗ってもらってここを走ってみたいんだ。チョコとならきっと楽しく走れるよ』
『でも、門が閉まってるよ?』
『ううっ……』
コタロウから降りて入口の門を確認してみる。入口の門は閉められてて鍵もしっかりかかっていた。
『うーん……やっぱり鍵がかかってて開かないよ。どうするコタロウ?』
『ねぇチョコ。今は人間の姿なんだからどうにかして開けられないの?』
『さすがに、鍵が無いと無理だよ……』
『そ、そんなぁ……』
コタロウが悲しそうにしょげてしまっている。厩舎から結構な距離を歩いて来たんだ。このまま帰るのもかわいそうな気がする。
――どうにか鍵が開かないかな、開けて欲しいな……
『チョ、チョコ!?』
『えっ!?えええっ!?』
私の身体が淡く光る。一瞬、このタイミングで変身解除するの?と思ったけど何かが違う。そして――。
――ガチャンッ!!
私の身体を纏う光が消えたと思うと、大きな音と共に門の鍵が外れて私の手のひらに落ちる。そして目の前で重たい金属音を響かせながら門がゆっくりと独りでに開いて行った。
『えっ……門が開いた!?』
『やったーっ!!!さすがチョコだ!!!ほら早く行こうよっ!!』
『ま、まって、コタロウ……!!』
今にも駆けだしそうになるコタロウに慌てて跨って私達は調教馬場へ繋がる地下道へ降りて行った。
私達が地下馬道に入るとまるで導かれるように進む方向に勝手に明かりが灯っていく。煌々と明かりが灯る誰も居ない静かな地下馬道をコタロウと歩いて行く。
『チョコ!ここが一番近いし、ここへ行こうよ!』
地下馬道へ潜って最初に現れた地上へ上がる坂道を見つけて興奮気味にコタロウが言う。地下馬道はまだ先の方まで明かりが灯っているけど……。
『良いから!時間ないし早く走ろうよっ!!』
『うわっ!?まっ、まってコタロウッ……』
コタロウに引っ張られるように私達は"Dコース 2000m"と書かれた出入り口へと上って行った。
『うわーっ、広ーいっ!!』
誰も居ない静かな深夜の馬場が目の前に広がっていた。月明かりと空に浮かぶ沢山の星々のきらめきがうっすらとダートコースを照らしている。
『俺!もう我慢できない!行くよチョコ!!』
『ちょっ、ちょっと待ってコタロウ……きゃあああっ』
『うぉおぉおおおおおおおーーー!!』
馬場に入るとコタロウが急発進して駆け出していく。怖ろしい勢いでどんどんスピードを上げていく。ボスや私の走りとは全然違うっ!!
コタロウの動き、コタロウの呼吸に合わせようとしてもうまく合わせる事が出来なくて身体が悲鳴を上げそうになる。
『くぅぅっ…!!』
コタロウとは走るレースの種類が違うみたいでデビュー以来一緒に走る事は無かったから知らなかったけどこんな凄い加速するなんてっ!!
小さな身体から暴力的な加速を生み出し、身体が暴れるようにくねり何度も振り落とされそうになりながら必死にしがみ付く!!
『すごいっ!!すごいよチョコ!!チョコが乗ると全然重たくない!!!それだけじゃないっ!!!力がっ!力が湧いてくるよっ!!!あはははっ!!どこまでも走っていけそうだよっ!!!』
興奮気味に叫ぶコタロウ。私はそれに答える事が出来ずにただただしがみ付く事しかできないでいた。
『フーッ!!つ、疲れたぁー!!!』
「ハァッ……ハァッ……ハァッ……」
調教馬場を一周してバテてしまい、コタロウとダートコースの上に寝転がって空を見上げる。心地よい秋風混じりの風が頬を撫でる。目の前いっぱいに空に浮かぶ星の海がきれいだ。
『チョコ、ありがとう。俺とても楽しかったよっ!!』
『ハァッ…ハァッ…ハァッ……それは良かったよ。コタロウごめんね、うまく乗れなくて……』
『ううん、そんな事ないよ!チョコが乗ってくれたおかげで、俺初めてこのコース一周できたんだ!!』
『ハァッ…ハァッ……そ、そうなの?』
『うん!いつもはここよりも小さい所を走ってるんだ。でも今日はチョコのおかげでいっぱい走れたよ!!力も沸いて足も全然痛くならないし、チョコの力すごいよっ!!』
コタロウがそうやって褒めてくれる。私はコタロウに必死にしがみ付いてただけで何もしてない気がするけど、コタロウの力に慣れていたなら嬉しい。
『ありがとう。大好きだよチョコ』
コタロウが私の顔に頬を何度も摺り寄せて来る。汗ばんたコタロウの頬から熱い体温が伝わって来て心があったまる。私もコタロウの顔の動きに合わせて顔を寄せていく。馬の時によくやっているグルーミングと言うモノだ。
『うふふ……くすぐったいよコタロウ』
『そっちこそくすぐったいよチョコ。…………ねぇ、こうやってふたりきりで過ごすの久しぶりだよね』
『うん……そうだね』
最後にコタロウと――、コタロウとふたりっきりで過ごしたのはいつの事だったのだろうか。御手洗厩舎に来てからはいつもボスを入れて
となるとその前の生まれ育った牧場時代だろうか……。もうずいぶん昔に感じられる。あの頃の記憶はもうすでに霞んでぼやけかけていて、私のお母さんもコタロウのお母さんも、お世話してくれてた牧場の人間達も顔が思い出せないでいる。
『このままずっとチョコとふたりっきりで居られたらいいのになぁ……』
コタロウがそんな事を呟く。
『ねぇ、チョコ。俺と一緒にここから出てどこか遠くへ逃げてそこで暮らそうよ。もう無理矢理走らされたり、鞭で叩かれたりしなくて済むよ。』
仰向けに寝転がっている私を上から覗き込むコタロウ。その真剣な瞳の奥に暗い炎が灯っているように見えた。
『逃げようよチョコ。俺とずっと一緒に居てくれ』
『……だめ。それは出来ないよコタロウ』
『なんでっ!?』
『私達は競走馬、人間達と一緒に暮らし人間を乗せてレースを走り続けないといけない存在なの。人間無しでは生きていけないの』
ボスが以前言っていた。私達サラブレッドは人間の力無しでは生きてはいけない。自分たちだけで生きる野生の馬はとっくの昔に絶滅していて、私達が今生きていられるのは人間に管理飼育されているからだと。
『だから、逃げるなんて言わないで。頑張って走ろう?頑張って走り続けていれば、きっといつかゆっくり過ごせる日が来るから。その時一緒に暮らそう?』
『……本当?本当に頑張って走り続けていたら、ゆっくりできる日が来るの?チョコとふたりっきりで過ごせる日が来るの?』
『……うん。頑張ってレースいっぱい走っていっぱい賞金稼いだら"シュボバ"とか"コウロウバ"になれるの。そうしたら一日のんびり牧場で暮らせるんだって』
以前ボスがそんな事を言っていた気がする。レースや調教をすることなく一日牧場でのんびり過ごせる時期が来るそうだ。
『そうなんだ……。わかったよ、俺もう少し頑張ってみるよ』
コタロウがそう答える。彼の表情は柔らかくなり、いつの間にか暗い炎が宿る瞳はいつもの瞳に戻っていた。どうやら一安心できそうだ。
『うん、頑張ろう!……じゃあそろそろ帰ろうかコタロウ』
『うん、わかったよ』
私は起き上がると服についた砂を払いコタロウに跨る。そしてゆっくりと調教馬場を後にしたのであった。
厩舎に戻るといつの間にかボスが自分の馬房の中に戻っていた。
『あれ!?ボス起きてたの?』
寝藁の上に寝そべっているボスに近づいて声をかけてみるけど反応がない。顔を近づけるといびきが聞こえている。どうやら起きて自力で馬房に戻った後もう一度眠りについたようだ。
『ねっ!大丈夫だったでしょ?』
コタロウがそう言ってくる。とりあえず最悪の事態は避けれたようだ。ボスの馬房に閂を掛けてコタロウを馬房に入れて馬具を取り外していく。
『ねぇ、チョコ』
『なあにコタロウ?』
タオルでコタロウの身体をしっかり拭き終わったあと、馬房から立ち去ろうとしたらコタロウが話しかけてきた。視線を向けるとコタロウが真剣な眼差しでこちらを見つめている。
『俺、チョコの事好きだから』
『??わ、私もコタロウの事好きだよ』
『ちがう』
馬房の入り口にかけた閂を挟んで私を見つめて来るコタロウ。その視線に酷く濁ったように見える瞳に私は何故か少し恐怖感を感じてしまった。
『…………』
『…………』
二人でしばらく見つめ合った後、不意にコタロウが視線を逸らす。そのまま体の向きを掛けてお尻をこちらに向けてそっぽを向いてしまった。
『……ごめん、何でもないよ。そろそろチョコも自分の馬房へ戻ったら?もうそろそろ時間じゃないの?』
『う、うん……』
何だか居たたまれなくなってしまい、私も自分の馬房に戻る。閂を掛けたところで身体が光の粒子を纏い始めた。
馬に戻る為の姿勢を取って目を閉じる。夜明けが、人間達が起きる時間がやってくる。
(つづく)
『何でチョコは
チョコエクレールはトニービン系とステイゴールド系の血統を持つ競争馬と言う設定がありますが、父系・母系はどちらが良いと思いますか?
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父:ステイゴールド系、母:トニービン系
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父:トニービン系、母:ステイゴールド系
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どちらでもよい
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その他 (詳細を活動報告へ記入)