DATE A LIVE OOO   作:ケントxv

1 / 3
新作投稿です。
デート・ア・ライブ好きな人、仮面ライダーオーズ好きな人が楽しめたらいいなーと思います。

それではどうぞ!


序章

 800年前、とある栄えた王国があった。その王国は4人の偉大な錬金術師を抱え様々に発展していた。

 

「王妃様、ご機嫌麗しゅうございます」

 

「ご機嫌よう。皆さん」

 

「おお、王妃は本日もお美しい」

 

 その国の王妃は国内外問わずとても美しいと、囁かれるほどの美貌を持っていた。だが、王妃が持つのは美貌だけではなかった。なんと、10体の天使を従えていると言うのだ。その力は戦争、酪農、建築、様々な分野で活躍を見せ、民は王妃を敬っていた。

 

 そんな王妃は一際大きな扉の前に立ち、扉をノックした。

 

「王様?入ってよろしいかしら?」

 

「ああ、構わないよ?」

 

「失礼いたします」

 

 そうして扉を潜るとそこは玉座の間であり、玉座には王が座っていた。そしてその前には7体の怪人が跪いていた。

 

「王様?このもの達は?」

 

「王妃よ。錬金術師が実験を成功させたのだ!彼らはそれによって生まれた私たちの新たな家族だ」

 

「王よ、我らは《グリード》”マスター”達4名の錬金術師様によって作られた物、家族などおこがましく」

 

「構わないよ。作られた物だろうとそこにあるのだ。ならばこの国の一部、つまり王である私にとっては家族も同然なんだよ。なあ、王妃よ」

 

「ええ、その通り、みんなの名前を教えてもらえないかしら?」

 

 7体の怪人は王たちの態度に困惑を見せる。そんな中赤い怪人が立ち上がる。

 

「ならば名乗らせてもらおう。俺の名は”アンク”我らグリードは王に従おう」

 

 赤い怪人アンクが自己紹介を始めたのをきっかけに次々と怪人達が挨拶を始める。

 

「俺は”ウヴァ”よろしく頼む」

 

「僕は”カザリ”よろしくね。王様、王妃様」

 

「私は”メズール”よろしく」

 

「オレは”ガメル”だ!よろしく」

 

「私は”ガラ”と申します。よろしくお願いいたしますね」

 

「”ギル”貴方達の終末までの間お付き合いいたします」

 

 緑の怪人ウヴァ、黄色の怪人カザリ、青の怪人メズール、灰色の怪人ガメル、茶色の怪人ガラ、紫の怪人ギルもそれぞれ挨拶をしていった。

 

「君たちグリードは我妻である王妃の中にある10の天使の力、それを取り出す実験の前段階、様々な動物たちの力を取り出しメダルとして固定、さらに自我を形成するという実験によって生まれた。だが、生まれたからには生きるのだ。そして生を実感し、可能ならばこの国に尽くしてほしい」

 

「言われるまでもありません。我らは王のひいてはこの国の力となりましょう!」

 

「ああ、よろしく頼む」

 

「お願いしますね。皆さん」

 

 これが彼らグリードと王の邂逅だった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 それから数年が過ぎた。王と王妃の間には子供、つまり王子も生まれ順風満帆であった。グリード達も国民に受け入れられ何の問題もなく過ごせているように見えた。

 

「王よ!やはりお考え直しを!!我らは王に仕える身、ですがこの体は錬金術師達の命令には背けない。王妃の力を抽出した瞬間、奴らは謀反を起こし我々はこの国を滅ぼすでしょう!!そんなことはしたくない!だから、王妃の力の抽出は中止してください。錬金術師達に謀反のきっかけを与えては!」

 

「それは出来ぬよ。アンク、きみはグリードの中でも良く私に尽くしてくれる。最高の友と言って良い」

 

「ならば!」

 

「だが、妻の命を妻の力自身が蝕んでいる。一つだけなら問題はなかった。10あることが問題なのだ」

 

「確かに王妃のお命はあとわずか...ですが、それで国が滅びることを何より王妃が良しとしないでしょう!」

 

「だとしてもだ。私は妻に死んでほしくないのだ。アンクよ、笑え!私は国と妻を天秤にかけ妻を選ぶ。国王としてとても愚かだ。だが、私は妻を選ぶ」

 

「もう、止まれないのですね」

 

「アンクよ!妻と中が良いのはガラだったな」

 

「?はい、王妃とガラは古くからの友の様に親しい間柄になっているようです」

 

「アンク、ガラを連れてくるのだ」

 

「承知しました」

 

 アンクは国の危機を危惧するが、王は受け付けずガラを呼び出す様に命令した。アンクはそれを悲しく思うが王の命令には従う。自分を友と呼ぶ彼のために。

 

「ガラ、ただいま参りました。王よ」

 

「よく来てくれた」

 

「王よ、どのような要件で?」

 

「アンク、我が友よ。ガラ我妻の友となってくれた物よ。これから言い渡すは王命である」

 

「「!!」」

 

 二人は驚いた。この王はその力を振りかざさない。とても優しい王なのだ。故に王命など初めてだろう。

 

「まずはこの姿を見てほしい」

 

 すると王は腰にドライバーを装着する。そこには三枚のメダルが入っていた。

 

「変身!!」

 

 王はドライバーの横に付いていた機械でメダルを読み込んでいく。すると機械から音声が流れ出す。

 

スーパー!スーパー!スーパー!スーパータカ!スーパートラ!スーパーバッタ!

 スーパー!!スーパー!!』

 

「王よ!!その姿は!!」

 

「これは”オーズ”錬金術師達の野望を阻止するべく極秘裏に作った鎧だ」

 

 王はオーズの鎧により、頭は赤、胴体は黄色、足は緑になり、動物を思わせる要素が浮き彫りとなっていた。

 

『スキャニングチャージ』

 

 そして、王は再びメダルを読み込む。

 

「すまない。少し痛いぞ!」

 

 そうして、大きな爪でグリード2人を切り裂いた。だが、二人に外傷はない。

 

「どういうことだ?」

 

 アンクが疑問に思うと、王は元の姿に戻った。

 

「二人の中にある、錬金術師達の呪縛がかかったメダルを取り除いたのだ」

 

「なんと!」

 

 これにガラは驚きを見せた。

 

「改めて王命である」

 

 二人は改めて跪く。

 

「我が友アンクよ。妻の力が宿ったメダルが完成次第、すぐに持ち出し、隠すのだ!誰にも見つからぬ場所に!」

 

「は!」

 

「ガラよ。妻との別れをまずは済ませよ。その後、王子を連れ国を立つのだ。そして王子を...その子孫達を見守ってやってほしい」

 

「わかりましたわ」

 

「頼むぞ!二人とも!!」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 そして錬金術師達の謀反が起きた。

 

 アンクは王妃の力が宿った10枚のメダルを抱え、グリードの1体”ギル”から逃げていた。

 

「アンク、いつまで鬼ごっこを続けるつもりですか?」

 

「うるさい!俺は王に命令を受けた!それを遂行するだけだ!!」

 

「我々を作ったのは王ではなく錬金術師!ならば我らはそちらに付くべきだ!」

 

「違う!王はただ王妃を助けたかっただけなんだ!なのに事が終われば結局王妃は殺された。錬金術師どもに!!」

 

「そして!王もほかのグリード達と戦っている。こんなこと望んだはずないのにだ!!」

 

「そうでしょう...ですが、これがこの国の終末です」

 

 そうして、ギルはエネルギー弾を放とうとする。

 

「させるかよ!」

 

 そしてアンクもエネルギー弾を放つ!アンクとギル、二人の放ったエネルギー弾がぶつかり合う。すると二つのエネルギーが混ざり合い、空間に穴が開いた。

 

「これは!!」

 

「何だこりゃ!」

 

 その穴は近くの物を引き寄せようとする。それにギルが巻き込まれる。

 

「あー!これが私の終末!!」

 

 そうして、ギルは穴の中に消えて言った。だが、まだ終わらない。アンクも吸い込まれそうになる。

 

「ちくしょー!俺もここまでかよ!!」

 

 アンクが諦めようとしたそのとき、王妃の力の象徴たるメダルが光り出した!!

 

「な、何だ!?」

 

 アンクは困惑するが、メダルは穴へと飛んでいった。

 

「ま、待ってくれ!!」

 

 アンクは止めようとするが間に合わず、10枚のメダルは穴の中に消え、穴も塞がっていた。

 

「くっ」

 

「アンクよ!!」

 

「王!!」

 

 唖然としていたアンクにボロボロの王が近づく。

 

「王よ!俺は...」

 

「構わない。あれが妻の望んだ事なのだろう」

 

 そこにほかのグリードや錬金術師達がやってくる。

 

「追い詰めましたよ。王!!」

 

「やっかいな鎧のせいで手間取ったが、ここまでだな」

 

「オレが王をやっつける」

 

「アンクも、ギルは倒したみたいだけどここで終わりだよ?」

 

 アンクと王は追い詰められていた。

 

「ちくしょう!!ここまでなのかよ!!」

 

「そう、ここまでなのですよ!裏切りのアンクよ!我々錬金術師に付かず、愚かな王に与した哀れ物」

 

「天使のメダルは逃したが、我々ならば同等の力を作り出せよう!!」

 

「さー、さよならです。王と裏切り物よ」

 

「諦めるな!アンク!!」

 

 そこに叱咤激励をする王。

 

「ははは!王よ。この状況で諦めるなとは酷なことを言う」

 

 この状況でも毅然と立っている王にアンクは期待をする。だが、

 

「許せとは言わん!私を恨め!」

 

「ぐぅ」

 

 王は突然、アンクの胸を貫き三枚のメダルを抜き取る。

 

「王、なにを...」

 

 そうして、アンクはその体を保てずメダルになる。

 

「我が友アンクよ、君を犠牲にすること恨み続けてくれ」

 

 そうして王はアンクのメダルも含めた、それぞれのメダルを空中に投げる。

 

「貴様らだけはここに封じ込める。ゆくぞ!!」

 

タカ!クジャク!コンドル!

クワガタ!カマキリ!バッタ!

ライオン!トラ!チーター!

 サイ!ゴリラ!ゾウ!

 シャチ!ウナギ!タコ!

    

               スキャニングチャージ!!』

 

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「なんだ!これは!!」

 

「うわーーーーーー!!」

 

「助け....」

 

 そうして強い光につつまれ、王は、錬金術師達は、グリードは、国民は、国は...すべて滅びた。

 

 後には、石で出来た棺だけしか残らなかった。

 

 

 

 

 時は現在、天宮市にある美術館にて謎の石の棺が納められていた。だが、まだ誰も知らない。その棺が今開こうとしていることに...

 

 

 

※次回〖DATE A LIVE OOO〗は?※

 

 一つ、石の棺から800年前の怪人”グリード”が蘇る。

 

 二つ、空間震が発生し、精霊プリンセスが降臨する。

 

 三つ、少年”五河士道”がオーズの鎧を纏う。

 

 

 

 

 




後書きです。

今回「DATE A LIVE OOO」は自分の好きを掛け合わせたらどうなるかな?
と書き始めた物です。

キャラ崩壊ありありですが、楽しんでいただければ思います。

それでは次回もお楽しみに!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。