【一発ネタ】五条悟ハッピーセット   作:かりん2022

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願い

それは、4人でテレビを見ている時だった。

 

『月に生命体が!?』

 

なんて番組でやっていて、俺達はビビった。

 

BETAが来た。

BETAが来た。

 

「国に警告を送らないと」

「核で落とすのってこっちの世界の技術力でできんの?」

「出来たとしても情勢的に無理だね。ある程度の被害は覚悟しないと」

 

 ということで、国に膨大なデータを送る。

 

 程なく地球にハイヴが建設されて、BETAが量産され、二つ目のハイヴが建設される段階になって俺達に召集がかかった。

 

「君達、あれを知ってるってことだけど」

「知ってるよ。俺達がハイヴを停止させて見せる」

「一応世界の危機だから、あれをなんとかしたら秘匿死刑いい加減諦めて欲しいね」

「私、頑張るよ、悟」

「頑張るです」

 

 そうして、俺達は出張する事になった。

 

 まず、傑の百鬼夜行でBETAを抑えて、頭脳級を探して、いつもの4人でBETAの奥まで行って、頭脳級を乗っ取りの勝利パターンである。

 

 その後、俺達側のBETAを量産して月に打ち上げ、逆侵攻まである。

 

 俺達は頑張った。

 すげー頑張ったと思う。

 

 でも、何故か正座させられていた。

 

「傑の、いや、優の呪霊があれだけいるって聞いてない」

「夏油は友達たくさんだから」

「えへへ」

「褒めてないよ。後、さとりも戦闘苦手って言ってなかったっけ? かなりなめらかに倒してたけど」

「呪霊を倒すのが苦手なんだよ。だって、ほら。呪霊は夏油の友達じゃん」

「さとり」

「友達じゃないから。今度から君の任務ガンガン入れるから」

「うええ」

「君ら、世界を救った功労者に厳しくはないかね。ガチで地球の危機だったんだがね」

「そうです! BETAは怖いのです」

「それはわかってるよ」

「わかってない」

「いないのです!」

 

 メロンパンのとりなしもあり、説教はストップされた。快挙である。

 

 これをきっかけに、俺達もそこそこ受け入れられたと思うし。

 

 ということで。

 

 

「願いを、決めようと思います!」

「わー!」

「わー!」

「パチパチパチパチ」

 

「トップバッター! 私! 呪霊が生まれませんように!」

『それはダメじゃ』

「えー!向こうではできたじゃないか!」

『世界の法則が違うでな』

「そんなぁ。じゃあ、日本人全員呪術師にしてほしい、かな」

『それ、残り10年で夏油オリジナルが達成するぞい』

「マジかよすげぇな」

「何が私をそこまで駆り立てるのか……」

 

 4人でわちゃわちゃやってると、悟がやってきた。

 

「何してるの?」

「あっ 悟。悟だったら願いを叶えられたらどうする?」

「願い? それ、なんでもいいわけ?」

「いいよー」

「それだったら、上層部がもう少しマイルドだと嬉しいかな。結局元凶それだし」

「あー」

「あー」

「あー」

「上層部がもう少し優しくなりますように」

『了解した』

「で、何やってるの、七夕の準備?」

「そうそう。他は?」

「悠仁が宿儺に乗っ取られることがないように、とか?」

「あー」

「あー」

「あー」

「虎杖悠仁の器としての力をハイパーあげてください。具体的にいうと宿儺消化させちゃってください」

『完全な消化は無理じゃが、なんとかなるじゃろう』

「私は自分の願いは自分で願うよ? 夏油の呪霊操術、もう少し使い勝手を良くしてほしい」

「メロンパン……」

『了解じゃ。これで取引は完了じゃ。幸せに暮らすんじゃぞ』

 

 言われて、4人で神様(?)に感謝の祈りを捧げる。

 

 呪術師団体は母体が増えた事により、いくつか増えて、競争原理により待遇も良くなっていった。

 

 俺達は、研究を楽しくしつつ、呪霊退治をして面白おかしく暮らせている。

 

 

 つまりは、ハッピーエンドである。

 

 




これにて完結です。ありがとうございました。
次の話から別パターンを書き殴っていくつもりです。
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