【一発ネタ】五条悟ハッピーセット   作:かりん2022

9 / 18
相互理解

「君達の価値は見せてもらった! 素晴らしい! 並行世界の、人類の進化の形! サンプルを採取したいのと実験にぜひ協力してほしい! ぜひ、精子の提供を!」

「ええ……」

「術式ガチャは排出率渋いよ? 名家でも呪力なしが多く生まれるくらいだ」

「が……ちゃ……?」

「当たりのすっごく少ないくじってこと。俺の元の世界で俺、数百年に1人の逸材だから。それをいったら夏油もだけど」

「そのあたりくじの数自体を増やすのが研究というものです」

「うーん、しかし子供か……。俺は良いけど、夏油はダメ」

「ダメだ!! 何考えてるんだ、君のせ、精子の提供なんて、冒涜だ!! 使うなら私を」

「でも、夏油、自分の子が研究対象とか何かあったら発狂しそう」

「君のは駄目だ! 悟の……悟?さとり?」

 

 おっと夏油にメンタルブレイクの兆し。

 

「あー、はいはいわかった! じゃあまず、夏油のお嫁さん探そ?」

「あの、流石にサンプル数が少なすぎるので、両方から頂きたいです」

「ああうん、ちょっと夏油を落ち着かせてからにしていいかな?」

「私は落ち着いている!」

「ま、力の実験くらいなら大丈夫だろ? そっちから試してみよっか」

「私は落ち着いていると言っている!」

「はいはい」

 

 と言うことで、色々機械で調べた。

 

「なるほど、脳の形からして、もう違うのですね」

「無為転変という技で、簡易の脳改造手術ができると」

「ファンタジー!」

「ついでに私を補助する機械を作ってくれないかな。ハッキング用で」

 

 調査とサンプルの採取が終わるや否や、私たちの前に、ドンっと資料が置かれた。

 攻略してほしいハイヴである。わかりやす過ぎだろ。

 

「闇雲に一個一個潰してくとか、勘弁してほしいんだけど。ハイヴを潰しても、他のハイヴにBETAが行くだけだし、この前すげー辛かったから色々改善したいし……」

「時間がないのです!」

「対策されたら困るだろ。頭悪い突撃とか俺しないから。勝てる計画持ってこい。お前ら全体的に俺の世界より頭いいんだからできるだろ。正直これならまだカシュガルに行けって言われたほうがマシだわ。言うなよ? 絶対無理だから」

「せっかく呪術師が向こうにいないんだし、もっと呪霊を活用したいよね」

「確か、正史だと君達は色々開発するのだっけ。なんにせよ、最終的に君達が君達の力で勝利する形にならないとね」

 

 実際、ガチでこの世界の人達って頭がいい。追い詰められてるのもあるだろうけど、本当に凄いんだ。

 

「俺は、貴方達の知能を尊敬する。それが、俺達が来たせいで逆に使われなくなると言うなら悲しいし、俺達がいなくなった後、珪素生命体を糾弾しにしに行くのだって無理になる。呪力と科学って逆行してるし」

「わかりました……」

「わかってくれたか」

「じゃあ、こっちのハイヴ十個攻略してください」

「聞いて? 大体、一卵性双生児とか、遺伝子情報が同じ子って、多分、呪力も人数わりされるぞ」

「は?」

「1人と見做されるからな」

「なんですか、それ」

「呪力っていうのは、基本……」

 

 

 相互理解には、まだまだ時間が掛かりそうである。

 

 




ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
そして大変申し訳ありません。

自らの欲望に逆らえないので次回唐突に原作軸突入編です。

申し訳ない。申し訳ない。
オリジナルに虐められるパチモンを読みたいんだ……!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。